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レイドにおけるジョブ選択方法・ヒーラー編

はじめに

こんにちは。Lespr1tです。
今回も引き続きレイドに参加する際の各ロール内でのジョブの選択方法と各ジョブの利点について語っていこうと思います。
今回は自分にとってはやや専門外のお話になってしまいますが、ヒーラーロールについてお話ししていきます。
各ジョブの長所短所について軽く触れてから、PH、BHそれぞれのジョブを選択する際の基準について、という順番で綴っていこうと思います。

ヒーラージョブそれぞれの特徴

白魔道士(PH)

新生から存在する、言わずと知れたヒーラージョブです。
おそらくヒーラーに占める割合で言えば最も多いのではないでしょうか。
このジョブはヒーラーの中でも比較的シンプルかつわかりやすいスキル構成をしているのが特徴です。
PHということで基本的にはHPを回復することに秀でており、各種回復魔法にインゲン、テンパ、アサイラムといったアビリティを組み合わせて回復していくのが基本となります。
このジョブの長所はリリーを使用したソラス、ラプチャーによる移動しながらのヒールと、MPや機動性を犠牲にした強力な全体回復であるケアルガ、多段ダメージに対して効果を発揮するリタージー・オブ・ベルであると言えます。
また、同じPHである占星術師と比較した際、リキャストは長くなるものの軽減時間が長く、効果範囲も広いという点でテンパランスも強力です。
単体に対しての投げ物としては、単体回復のテトラ、単体バリアのベニゾン、単体軽減のヴェールと必要なものがしっかり揃っています。

占星術師(PH)

次に、蒼天にて追加された占星術師です。6.0以前はダイアーナルセクト、ノクターナルセクトの2種類が存在していて、PHBHどちらも可能でしたが、暁月に入るにあたって改修が行われ、PHとして生まれ変わりました。
このジョブはヒールの他にディヴィネーションによる全体火力バフ、カードによる単体バフを行う必要があり、非常に見る場所が多いテクニカルなジョブとなっています。
しかしその分数多くあるヒールリソースを使いこなせた時のヒール力は強力で、特にマクロコスモス、ニュートラルセクト、6.0からサイズが大きくなったアーサリースターがとても強いです。
唯一の弱点としては、軽減アビである運命の輪が自身中心の範囲で少し狭いことと、展開終了から3秒間しか効果が残らないことが挙げられます。
しかし使いこなせた場合PTへのシナジーの貢献、圧倒的ヒール力による相方ヒーラーへの貢献が可能であり非常に高スペックなジョブとなっています。

学者(BH)

新生から存在するBH、学者です。妖精とフローを使用した自由度の高いヒールを行うことができ、BHらしく軽減やバリアが豊富なジョブとなっています。
このジョブも連環計というデバフタイプのシナジーを持っているため、火力を要求されるコンテンツでは重宝されます。特にボスに対してのデバフであるため、シナジーバフとは違ってバフ漏れが発生せず、必ず全員が恩恵を受けられるというメリットが存在します。
このジョブはセラフィム、秘策、野戦治療の陣など使い勝手が良く強力なスキルが多いです。
扱い始めてすぐは妖精からのヒールということで多少苦戦する点もあるかもしれませんが、自身がフィールド外周にいる場合でも妖精を中心に固定することで全員にヒールが届くという点が強みになっています。
また、6.0にて追加された疾風怒濤の計がとても強力で、PT全体の移動補助と軽減を兼ね備えているためこのスキルのために学者を採用することも少なくありません。

賢者(BH)

暁月のフィナーレにて新規に追加されたBH、賢者です。
エウクラシアというものを使用することで魔法の内容が変化し、ヒール、バリアを使い分けることができます。カルディアをタンクに付与することで攻撃と同時に単体ヒールを行うことができ、AAなどのケアが比較的容易になります。
このジョブは全体的にアビリティが強く、バリア、ヒール、軽減、さまざまな効果を持つアビリティを豊富に揃えています。これらをバランスよく使用することで、BHとは思えないほどの回復力とBHとしての軽減、バリアを両立させることが可能です。
基本的に攻撃と回復が一体になっていることが多いため、シナジーバフこそ持ちませんがボスを攻撃しつつしっかりとヒーラーとしての役割を果たすことができます。

ヒーラーの選び方

現環境におけるヒーラーの優位性

基本的にヒーラーを選出する際は、白占というPH同士の組み合わせさえ避ければ最低限問題ないと言えるでしょう。
BH同士の学賢という組み合わせだと、軽減やバリアが重複せず、お互いのタイミングをうまくずらす必要性がありますが、それさえできてしまえば上手くダメージを軽減し、有利に立ち回ることができます。
その一方で、PHの中では占星術師が、BHの中では学者が秀でているのは否定できません。
ヒール力やリソースの面で占星術士の方が白魔道士よりも強く、学者の疾風怒濤の計はヒーラーとしての役割を超えてコンテンツにおけるギミック処理の難易度を下げることができてしまうからです。
しかし、だからといって占学の組み合わせ以外はありえない、といったことはありません。
次の項目で、上の内容を踏まえた上でのヒーラーの選択についてお話しします。

PHの選択方法

先程占星術師は白魔道士よりもヒールリソースにおいて優れている、と書きましたが、占星術師はその強さの代償に非常に高度なプレイスキルを要求されます。
高難易度において高度なプレイスキルを要求されることは場合によっては命取りであり、考える内容が増えることでヒールとギミックどちらも疎かになってしまう危険性があります。
しかし、今回の辺獄編零式で言えば3層の生苦の炎など、圧倒的に占星術師が強い場面もあります。HPが削れる前にマクロコスモスを使用し、全員のHPが1になった後にミクロコスモスを使用するだけでPTメンバー全員のHPを100%にできる、という非常に強力な使い方ができるからです。他のヒーラーの場合リソースを温存し、GCDヒールを回して回復するところを攻撃面の損失なく1つのリソースのみで切り抜けられる、というのは圧倒的なアドバンテージだと言えます。
このようにギミックによっては有利不利が分かれることがありますが、基本的には自身の使い勝手とコンテンツに対しての余裕を考えることが一番です。

BHの選択方法

学者と賢者は、軽減、バリアという面では多少の差はあれどほぼ同等の性能を示しています。
上では疾風怒濤の計が強く、学者を採用することが多い、と書きましたが、もちろん欠点も存在します。学者はアビリティによるヒールを行うのにフローを消費しますが、フローを使ってしまうと自身の火力を落とすことになるトレードオフの関係になっています。また、転化や妖精の移動と言ったポイントを上手く使用しなければ満足にヒールを行うことができず、結果としてリソースがなくなったために鼓舞や士気を連打してMP切れ、となる可能性もあります。
一方の賢者は攻撃を行うことがそのままヒールにつながり、かつヒールのために使うアダーガルも時間経過で貯まります。そのため火力とヒールの両立を無理なく行うことができ、かつヒール+MP回復のアビリティも多いため比較的MPにも余裕があります。
また、学者の陣と違い賢者の軽減は一度効果を付与すれば15秒間確実に効果が保つため、散開するギミックなどでは優位に働きます。
しかし、無闇にアビリティを使用してしまった場合、最終的に残るエウクラシアプログノシスが非常に弱く、目も当てられない状態になってしまうためその点は注意が必要です。
基本的には、離れた状態でのヒールを行う必要性があるか、という点と、BH側にどの程度の戻しを要求されるのか、という点を考慮してジョブを選択するのがいいと思います。

終わりに

ヒーラーが専門ではないため、非常にアバウトな記事となってしまいましたが、最低限の参考になればと思います。
現在の6.1パッチにおいては、どうしても占星と学者がリードしている状況ですが、6.1の調整で白魔道士のハートオブミゼリが強くなり、ヒールが行いやすくなったように、今後どうなるかは分かりません。6.2では占星の調整を含めて大幅な改修が予定されているため、簡単に覆る可能性もあります。それらを総合的に踏まえてヒーラーの選択を行うことが最善だと考えます。
拙い文章ですが、少しでもお読みいただいた方の参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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