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Every day is my treasure.

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君が笑うと世界も笑う。 ライフ イズ ビューティフル。
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#ひとりごと

蓮は泥の中から咲く

仕事で騙されたことがある。 「仕事を紹介してあげるよ、紹介料はいらない」 家庭の事情で会社員を辞めたばかりだった。わたしはとてもその人に感謝して、仕事をもらうたびにペコペコ、ペコペコと頭を下げ続けた。 だけど本当は違った。仕事を紹介してくれていたYさんは、わたしにはわからないように、紹介料を取っていた。 それに気づいたわたしは悲しくて悲しくて、人間不信のようになってしまった。仕事を無償で紹介してもらってるから、苦手な喫煙席での打ち合わせも我慢してたし、Yさんに時々贈り物

祝福

トークイベントのあとは本を買って、サインをしてもらうようにしている。その理由を訊かれて、「楽しい思い出を増やしたくて」と言いながら、そうかわたしは楽しい思い出を増やしたいんだな、と改めて自覚した。 いつか消えゆくわたしの命。それを祝福にするために、楽しい思い出を増やしたい。

好きとか愛とか(もうすぐ6月)

穏やかな日々を過ごしたいと思いながら、 自分の人生をつまらないとうっかり感じたりしないように、 細心の注意を払いながら暮らしている。 フレッシュハーブティーを淹れたくてミントやレモンバームの鉢植えを買ってきたり、天気の良い日にはお布団を干したり、部屋にいるぬいぐるみに「行ってきます」と「ただいま」を欠かさず言ったり、など、そういうささやかなことが何よりも大切に思える。 親友に立て替えた十五円、彼女はきちんと返してくれてうれしかった。わたしは忘れてしまっていた。 尊敬する

MILK IN THE AIR/今泉力哉監督作品

心地よい無音の映画。 まどろんだり、おやつをもぐもぐしたり、腕の中で撫でられたり、 愛されている飼い犬の映像。 ぼんやりと眺めているとこちら側まで胸が温かくなる。 そして眠くなってしまう。 うとうとしている眠そうな犬を眺めながら。 ラストシーンの、ソファで眠りこける少年は やはり犬になっていたんだろうか。 少年が観た夢だったのだろうか。 無音とまどろみが心地よく絡み合って うっとりと気持ちいい映像でした。 ○ ところで、「THE AIR」はどんな意味なんだろう? な

2020年5月4日(月・祝)

今日も仕事とプライベートが織り混ざった、そんな日だった。 人手も資金も足りない。友人の手を借りて「soleil(それいゆ)」のコンテンツを作っているので、友人を出世払いで借り出した(「回るようになったらアフタヌーンティーご馳走してね!」と言われている)。 手持ちのものがなくて、好きな(著作権で引っかかるかもしれない)ものを引っ張り出して使ってしまった。 許諾が下りなかったらどうしよう……。 オンラインお茶会をしながら、友達が悩んでいるというので、 カードリーディングを