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低価格&ド定番電源 AV-P250を買ってみたお話

皆様ごきげんよう。LLSY music & V Ch.のレーシーです。
今日は先日導入した電源 TASCAMのAV-P250についてです。

元々私は一年の半分以上が船上で、電源環境なんて気を使える立場ではないのですが、自宅にモニタースピーカーやマイクプリアンプを導入したことでコンセント口がたくさん必要になってきたので、1Uサイズのマイクプリと合わせるためにラック型の電源を導入してみました。

某音屋さんでパワーディストリビューターと入れると出てくる最安値付近の機材。
FURMANやClassic Proと悩む人が多いのではないかとも思うのですが今回導入してみてよかったなと思う点は
・奥行きが長い
・アナログ機器とPCを混在させてもノイズが出ない
・電源管理が楽
というところです。

私の自宅はそもそも電源環境が良いのかスピーカーやアンプ、アナログシンセ等を使っていてもほとんどノイズが出たことがないです。そういったところが前提となってきますが、現在
・スピーカー×2
・マイクプリ
・ラップトップ
・モニター
・USBハブ
の電源を背面からとっています。

マイクプリの下においてもおしりが出てくれる。ラッキングする人にはかなり助かる仕様かも

私はスピーカーも手の届く範囲にあるのでAV-250Pの電源を入れてから個別に使う機材だけ電源を入れています。
ちなみに前面にも3口あるんですが、こちらは電源スイッチがオフになっていても電源を供給します。
内部的に分かれてるかはわかりませんが、たとえばPCの電源や充電器などはこちらからとるのが良いのかもしれません。
私はパソコンデスクのプリンター置き場に設置しているのでちょっと使いにくくて背面しか使っていません。
PCが混在してるのでノイズがでたら差し替えようと思っていましたが今のところ特に問題はありません。

主電源が入ってなくてもこの3口は動くらしい

ちなみに以前まではベルデンの電源タップPS1850を使っていました。
いつに間にかディスコンになってますが、もともと公式製品ではなく日本の代理店が名前を借りて作っていたやつみたいですね。
ラベルには東京電子工業株式会社とあります。

ケーブル着脱式は移動が多いと重宝します。

この手のタップは電気屋さんの安価なタップと比べて重いですが、この子のとてもいいところは電源ケーブルが着脱式というところで重たい電源ケーブルを短いものにしたりすることで全体の軽量化が図れるところです。
特に最近は国際線でも制限が15kgだったりすることもあるので非常に助かります。機材だけに全力を避ける人は良いですが、私のように本職の荷物があってそのうえでとなると軽量化は重要です。
AV-250Pを入れてからは床に置いてドラムマシンやシンセ、エフェクター類に使っています。

電源ラックで2万円、タップで8000円くらいと数十万がデフォルトな電源関係製品からすると非常に安価な組み合わせですが特に問題なく使えています。どうしてもノイズが乗ってしまってとかがあれば少しいいものをという気持ちになるかもしれませんが、壁コンでとった時に特に問題ない家庭なら非常に使いやすい製品かなと思います。
個人的には電源で「音がよくなる」ことはなくて「音が悪くなくなる」方向だと考えているので、どのくらいのものを入れるかは自宅の元々の電源環境に左右されるかなと思いました。


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