キャンドルの魅力-01
紀元前1300年代、蜜蝋から始まったキャンドルの灯りは、その土地の文化と特性により、材料を変えながら人々の生活を照らしてきました。
19世紀になってガス灯にとってかわられ、トーマス・エジソンが工業用の電球を発明したことにより、キャンドルは「機能的な灯り」ではなくなりました。
しかし、キャンドルは無くなるどころか、今でもしっかりと存在しています。それは、人々の暮らしの中での役割が変わり、「機能的でないが、必要な灯り」だからです。
キャンドルは 灯す事で癒しの空間を作り、ゆったりとした時間の流れを産み出します。人々はキャンドルを見る時、灯した時に造り出すであろう空間を見ます。
キャンドルは「モノ」としての魅力よりも、感情に訴えかける「コト」の魅力を多く持っているのです。
コロナ禍に於いて、人との関わりが減りオンライン生活が定着、ニューノーマルと言われる日々に、人々は様々なストレスを受けています。
ぬくもりや癒しはコロナ以前より必要とされている事は、誰もが感じています。キャンドルの灯りは、「機能的な灯り」から「ぬくもりや癒しを感じさせる」灯りに変わっています。
このキャンドル店の優しい灯火が街の一角で人々を暖かく迎え入れ、そしてそれぞれの家庭や生活に取り入れられ、それぞれの場所で「ぬくもりや癒しを感じさせる」豊かな時間を過ごしてくださる事が目標です。
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