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実店舗の役割

キャンドル制作を始めて、15年程になります。
家庭に重心を置きながらも、社会と繋がるために ライフステージに合わせゆっくり進んできました。
次のステップとして店舗を持つことを考えています。
ネット社会に於いて、実店舗を持つ事は、「物とサービスを提供する」以外の理由が必要です。
 SNSの普及により現在は大企業発信ではなく、デザイナー個人から、または個人経営から発信する時代といえます。
ブランディングの力さえあれば個人経営雑貨店の経営も不可能ではない時代です。
「キャンドル」に特化することは、強いコンセプト性を持ち、他店舗とは違う強いメッセージを届ける事ができると考えています。
豊かな生活を提案する場所、体感する場所となり、この街に住む人々が様々な方法で店舗を利用する。
店舗づくりは街づくりに繋がります。
魅力的な街とは、他から何かを持ち込んだり真似をしたりするものではなく、この街に住む人々が街を使い、使いこなし、自分の暮らしを自分たちででつくりだせる事だと思います。
これからの店舗は「物とサービスを提供する」場所としてのみあるのではなく、街と人に活かされてこそ必要。
キャンドルという商品を通して、街を循環させ、人の繋がりも循環させるような店舗を目指したいと思います。

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