これが香水沼か

生理周期の落ち込みで自己顕示欲や普段潜在的にある欲が表に出てくる月初。

物欲も例外ではなく、だいぶ昔から思っていた

「私しか使ってないめちゃくちゃいい香水に出会いたい」

という気持ちが沸々と再燃してきた日曜日。

多分選挙が無かったら着替えなんてしてないし、香水買いに行くなんて服よりも難しいものめんどくさいが先行して動けなかったハズ。

あと大体高いし。

結局新宿のノーズショップというニッチパフュームブランド専門店なるものに行ってしまった。

今までちゃんと使ってきた香水なんて、SHIROのミモザ(限定)とアナスイのロマンティカくらいの初心者なのに

入ってみると、見たことないブランドしかないし漏斗のようなガラス。

マスクを外してテスターを嗅いでみると脳に直接クる香りや、外でフッと香るような香水では感じたことのない刹那の匂いとか、初めて嗅ぐ香りばかりで脳が色んなとこに振り回される感覚に疲労まで感じた。

気になる香りをムエットに振ってもらったり、直接肌に載せてもらったりしたけど、好きな香りがあっても香水はつけるものなので、自分からこの匂い似合ってないな~!みたいなこともめっちゃあって。(メンタリスト)

LABORATORIO OLFATTIVO(ラボラトリオ・オルファティーボ)/ニーマル

はアイリスとヴァイオレットの香りがかっこよく出ている香りで天海祐希しか似合わんだろとなったし。

ETAT LIBRE D’ORANGE|エタ リーブル ド オランジェ/Iam trash

は着けやすくて人を選ばない香りがとってもよかったけれどシングルノートっぽく感じてせっかく変わった香水屋さんなのにもったいないかな~となったり

NASOMATTO|ナーゾマット/水銀リキッド・ラブセンセーション

はめちゃくちゃいい香りだったけど、思わずママ…??ってバブになってしまうくらい母性を感じる香りで私こんな包容力ねーしな…

とめちゃくちゃ迷った。

結果

LABORATORIO OLFATTIVO|ラボラトリオ・オルファティーボ/チュベローシス

この香水が肌に乗せた瞬間はふんわりと甘いのに、ミドルからは生花のようなスッキリした香り立ちで

チュベローズの良さでも悪さでもある夜っぽい、ちょっとエロめの香りをめちゃくちゃ上品にしている、まぁすげぇ香りでした。

見てみたらラボラトリオでも高級ラインで25,000円もしたうえに売り切れてて、商品を持ち帰る気満々だった私は店員さんにチュベローシスに近い香りありますか?

というだいぶ投げやりな注文をした。

そこで来たのが

Histoires de Parfums /「7753」

なんか海外の女優(名前忘れた)がつけていたりモナリザをテーマに女性の為に作られた的な説明を受けた香水。

身体に香水つけすぎたのと、鼻が疲れてたのもあるかもしれないが、1万円は超えるのに肌につけることをせず購入を決めてしまった。

この香水のレビューはまた別でするけど、結果的に言えばめちゃくちゃよかった。

ただこの後に行ったオーパラディの香りがペラッペラに感じて、鼻がバグったか肥えたかでちょっと悲しくなった。(会社用に小さいのを買ったけど)

次は違うお店で寝香水にするものを探そう…

とお金のかかる沼に沈む音がした。








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