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セリーヌから見るレザー

セリーヌは、パリで1945年に子供向けの高級靴を製造する会社として設立されました。

年齢や性別に捉われないアパレル商品の製造へどんどんと拡大を続け、現在はルイ・ヴィトンのグループ傘下となっています。

昔の商品は馬車のロゴをモチーフにした深い色の染色革やヌメ革を基調にした革製品に金属金具などの派手な装飾も行われていないものが多く、既に顧客となっていた子供向けの製品から、親世代に向けた商品展開が行われていたのではないかと推察されるミドル向けのラインナップとなっていました。

しかし、現在独立されたマイケルコース氏がデザイナーとなってから、若者世代に向けた商品展開へ拡大し、全世代からの認知を深めることとなりました。

最近の商品では、バゲージが有名で海外セレブなどが愛用している姿が印象的です。

今現在でも金属装飾や派手な色の塗装は控えられており、ブランド全体的に素朴な美しさを追求しているように思います。

年齢を重ねても、見劣りすることない、素朴なデザインは長期間の使用を想定しており、使用されている革自体も丈夫で高級なものが多い印象です。

ハイブランドを所持することに抵抗感のある方でも馴染みやすく、どんな人にも似合うデザインを探求し続けているブランドだと感じています。

ブランド品に抵抗感のある方にもお勧めしたい、シンプルで美しいデザインが現代の流行と相性が良いと思います。

現在も、靴のラインナップは厚く、是非一度商品をご覧になって頂きたいブランドの一つです


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