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アセンションについて①

どうやってこの壮大な神の計画を説明すればいいのかほとほと困っていましたが、手始めに天使存在についてお伝えすべきかと思います。

私自身「アセンション」という言葉(現在でのスピリチュアル業界での使われ方)に若干違和感を覚えているので、今後はnote上では人類の進化という意味でこのアセンションというワードを使用していくという事をご理解ください。

では始めます。

まず天使存在については主に「シュタイナー」の提示しているものをベースに記していきます。(キリスト教がベースになっている天使についての概念となります)

私達人間存在は知覚している物以外の次元存在と共に、ここ宇宙創造の空間を共有しています。
私達が持っている感覚器官で捉える事の出来る私たち以外(動物、植物、鉱物たち)の存在は、天使たちや、人間存在を卒業していった、霊的進化した方々がいます。スピリチュアル業界で言われている宇宙存在についても同じと言えますし、彼らもまた同じ進化の最中であると考えられます。
ここでは天使存在について記していきますので、それらの存在についてはまた追って記していきます。

その前に我々が存在する領域を霊的、意識的に大きく分けて説明します。
これは主に神智学の教えを元にしています。
この領域については、思想体系や霊視の能力やそれら領域の捉え方によっ様々な見解が存在します。
ですが、これらの詳細に拘り過ぎて本質を見誤ってしまう事も多々ありますので概要として捉えるに留めてください。(私のガイドからの提案です)

存在の7つの階層(私たち太陽系の7つの階層)

Ⅰ・ロゴス(神と名乗られる意識、全てのエネルギー)

Ⅱ・モナド、分神(ロゴスが発した無数の閃光の一つ)
第一光線 意志(父)  
第二光線 愛と知恵(子)
第三光線 活動的知性(聖霊)


霊的トリアッド領域
Ⅲ・アートマ 霊人(我々が第4遊星期(地球紀)で目指す位階)
霊的意志の階層

Ⅳ・ブッディ 生命霊
直観(我々の使う直観とは異なるもの)

Ⅴ・メンタル・マナス 霊我
高位メンタル・マインド


パーソナリティ領域
低位メンタル・マインド
魂、エゴ、自我(我々の通常用いるエゴ、自我とは異なるもの)
コーザル体

Ⅵ・感情、想念、思念、アストラル
アストラル体

Ⅶ・肉体、エーテル(生命エネルギー媒体)
肉体、エーテル体(地球のエーテル、太陽系のエーテルも含まれる)
私達の住む世界、物質界


一番下位のⅦに位置するのが我々です。
人間の下にも動物、植物、鉱物と下位(優劣はありません)の次元存在がいます。

今回は天使についての説明ですが、人間存在の位階を説明しないと、天使の働きについての説明が出来ないので、簡単に上に表しています。
今後それぞれの位階についての説明も記していきたいと思っていますが、今はとりあえず我々の人間界がどの階層に存在しているのかを理解してください。

では、次に天使のヒエラルキー(位階)についてです。
ヒエラルキーという概念は上下、優劣を誘発しやすい概念ですが、本来の存在世界には優劣は存在しません。ですが高位次元の存在たちは全てはっきりと階層に分かれ、それぞれがそれぞれの存在の向かう進化や課題を担い、どれだけ高位における存在も我々と同じように意識の進化に励んでいます。


天使の位階(シュタイナー神秘学概論より)

1(9)セラフィム(熾天使) 愛の霊
2(8)ケルビム(智天使) 調和の霊
3(7)トローネ(座天使) 意志の霊
4(6)キュリオテテス(主天使)叡智の霊(支配たち)
5(5)デュナミス(力天使)運動の霊(力たち)
6(4)エクスシアイ(能天使)形態の霊(開示たち、激しい力たち)
7(3)アルカイ(権天使)人格の霊(根源の力たち)
8(2)アルヒアンゲロイ(大天使)火の霊
9(1)アンゲロイ(天使)薄明の霊
数字は上から順(かっこ内は下から)に明記しています。
この数字にも意味がありますがここでは割愛します。

となっています。
次に私達の肉体の構成要素を以下に記します。

(我々の所有する構成要素の一番下位の領域を1とします)
1・肉体
2・エーテル体(プラーナ、気などとも呼ぶ生命エネルギーの事)
3・アストラル体
4・自我(我々の考える低次の自我ではありません)
 ・低位マインド(具体的思考)
 ・コーザル体(モナドと物質体の中間原理)
(コーザル体はパーソナリティの原因体であり、進化における段階で人間存在が獲得した特有のもの、動物の段階では生成されていません。
今後このコーザル体は人間存在状態を卒業すると何れ解体され、進化の過程でモナドに吸収されます)

上記の7つの階層にあるように私たちはこの地球紀に霊神・アートマまでの進化を目指します。(これは遠く、まだまだ先のお話です)
ですが、未だアストラル界(想念、思念、感情の階層)惑わしの世界に留まり、本来持っている魂の意識を自覚するに至りません。
アストラル(想念、感情)の性質を理解し、それに惑わされず、束縛されずに、低位マインド、メンタル(何かの反応ではない、自発的な思考活動)を行う事が可能になれば、魂の意識を自覚する事が可能になっていくでしょう。

そして我々と共に物質世界で一緒に存在する動物、植物、鉱物たちの構成要素も以下に記します。分かりやすいように人間界を一番上に表記します。

4・人間界 物質体・エーテル体・アストラル体・自我(魂の領域)
3・動物界 物質体・エーテル体、アストラル体
2・植物界 物質体、エーテル体
1・鉱物界 物質体
を所有しています。

さてそれでは我々存在と天使の世界の共通項を見て行きましょう。

まず一般に守護天使と呼ばれる存在がいます。
それらは基本的に一番下位の天使存在であります。
彼らは人間と同じく、エーテル体とアストラル体と自我を持っています。
それに加え高次領域の霊我を獲得しています。

1・天使  エーテル体・アストラル体・自我・霊我
2・大天使 アストラル体・自我・霊我・生命霊
3・権天使 自我・霊我・生命霊・霊人

と順に天使たちは上の領域に進むにつれ、下位の要素を脱ぎ捨て、上の領域の構成要素を得て進化しています。
(これ以上の位階の天使についての記載がないのと、この領域以上の天使が直接人間に接触する事は不可能であるため記していません)

我々は現在人間存在として今この世界に現れていますが、
今後、順当に進化を進めて行き、我々が一つ上の領域要素の霊我を獲得し、アセンション、即ち次元上昇を可能にすれば、現在の天使存在になっていくという事になります。
そしてまた今後、動物以下存在たちも進化を辿り、上の領域へ進出可能になります。
(これら進化の過程は後に記していきますが、それぞれの進化において同じような過程を辿るとは限りません。
ですので、我々が進化を獲得したからといって、今現在の天使と全く同じ要素、存在になるとは限りません。従って動物以下の存在たちも、私達が想像可能な進化過程を辿るとは限らない事も認識しておいてください。
また全ての存在が順当に進化出来る訳ではなく、それぞれの存在領域で進化しない、もしくは出来なかった存在もいて、この世界構造をより複雑なものにしています。全てはこれらも自由意志です。)

そして天使存在たちはこれら一連の進化において、全ての存在が、それぞれアクセス可能な領域に向けサポートをしています。
そしてそれは、下位の存在に対すると、そのサポートが自らの為すべき行為であり、その下位存在へのサポートが自らの進化に繋がる事を自覚しています。

実際に天使は人間と動物と植物の領域にサポートが可能です。
それは彼ら天使が人間と動物と植物の持つエーテル体を持っているからです。
ですが、エーテル体を持たない鉱物界にはアクセスが出来ません。
その代わり天使は我々人間よりも一段階上の意識、霊我を持っています。

では、次に大天使はどうでしょうか?
大天使はもはやエーテル体を持ちません。
ですので、アストラル体を持たない植物界にはもはやアクセスが出来ません。
大天使は動物界と人間界と天使界には未だアクセス出来ます。人間と動物は大天使の低次構成要素、アストラル体を持っているからです。
大天使は我々人間よりも二段階上の意識、生命霊、ブッディを持っています。

以上のように
天使が主に個々の人間存在にアクセスし、サポートをして下さっています。
我々個人の個性の進化と共に働き、アストラル体の中に霊我を形成する仕事をサポートして下さっているのです。これは主に夢見の世界における活動が最も活発と言えます。(また夢についての詳細を記しますので、ここでは割愛します)
この霊我の領域に至るまでに、先ず7層の領域におけるパーソナリティ領域の統合が不可欠となります。
アストラル界に存在する想念、感情の領域を完全に理解、自覚し、想念、感情に惑わされずに思考活動を可能にする事で、本来の自我、低次メンタル・マインドを獲得します。
現在の我々は思考活動を行っていますが、それらは殆ど外界への反応でしかなく、本来の思考活動を行っているとは言い難い状況です。
思考、低次マインドは本来感情をコントロールする事が出来ますが、今現在の我々は感情に思考をコントロールされていると言えます。
今後、当面の間、人類の目指す所はこの部分でしょうね。
もうすでに目覚めを済ませ、感情の領域、アストラル界をコントロール可能になった人々もいますが、多くの目覚めの領域にいる方々はここを完全に掌握しなければ、次のステージには辿り着けないでしょう。
さらに、見えざる世界について認識すら出来ない方々においては、今後どのような進化の過程を辿っていくのか私には全く想像できません。ですが、これも自由意志であり、個々人の魂はこれらを認識し、見守っていますので心配はいらないと思います。

続きます
そして、エーテル体、アストラル体、低次メンタル体のエネルギーをバランスよく且つコントロール可能になった暁には、魂からのエネルギーによって高められ、調整されると本来の人間として存在する事が可能になります。
この領域は個人としての自我(これが神智学、人智学の指す人間本来の自我です。エーテル体、アストラル体、低次メンタル体を3つを備えています。)と魂との融合が可能になり、一つのパーソナリティ、本来の人間、としての存在が可能になるのです。

ですが、この魂の領域に至ると、今度は我々が認識するような個としての存在認識が、全体意識としても認識が可能になります。
この領域の意識がいわゆるワンネス全ては一つの領域でしょう。
は個としての存在認識も与えつつ、本来は集合的な存在でもある事がここで認識可能になるようです。

そして大天使においては我々よりももっと高い意識を獲得しています。
生命霊、ブッディは我々個々人の進化よりも、大きな視点、地球の進化をサポートしている存在とも言えます。
大天使は主に、民族霊とも言い、民族意識や時代の流れに働きかけ人類の方向性を導いていく存在です。そして今の時代の天使は大天使ミカエルだそうです。直近の前時代の天使は大天使ガブリエルだったそうです)
多くの聖なる仕事(ライトワークと一般に呼ばれるもの)をしている人間個々に同じくサポートもしますが、多くは世界を動かす(影響を大きく与える)人物にインスピレーションなどを通してサポートを与えてくれています。時代を大きく動かすような政治家、発明家、科学者、思想家など多くの著名で偉大な方々(これらの仕事もライトワークです)も大天使のサポートによって時代を動かしてきたのです。

さて長くなってしまったので、ここから先はまた次回に記していきます。
私もガイドのサポートによりこれらの教えに導かれ、自らも成長しています。
また、今後知識を新たに刷新し、私自身、これらの見解が変わって来る可能性も大いにあるでしょう。
そのたびに追記、修正していきますので、ご了承ください。
そしてここに明記した情報につきまして、正しい、誤っているという様な二元性の判断をなさらないようにお願い申し上げます。これらの見えざる世界の情報は他の情報と総括し、総合的に判断し捉えることが重要です。

*ガイドからは、このような目に見えない領域、霊的世界や超感覚世界における情報などは、言葉、表記による誤謬には十分意識的である事を教えられています。霊的な世界を探求するにあたって、認識力、識別力が最も求められるものであると言われています。字面通りに受け止めるのではなく、その奥に潜んでいる本質に気付きながら理解を進めていく事、その奥の本質に気付き続けていく事が、見えざる世界、霊的世界への感得を強めていけるものであると教えられています。
ではまた



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