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アセンションについてあれこれ 序章

いまさらながらアセンションについて私の思うところを記していきます。

アセンションというキーワードはスピリチュアル(精神世界)の界隈では古くから使われていましたが、『次元上昇』という意味を含んだアセンションという言葉の使われ方をし始めたのはごく最近、1990年~2000年代に入ってからのようですね。

インターネットの普及により、この数十年で、スピリチュアルというカテゴリーが怪しいジャンル、オカルトカテゴリーから一般的な思想体系として認識されてきたのと同時にこのアセンションというキーワードも一般社会に浮上してきたものと思われます。

では それは元をたどっていくと、どこに行きつくのでしょう。

まず1970年代から起こったアメリカのニューエイジ思想が我々に最も近いスピリチュアルムーブメントと言えるでしょう。
その当時のアセンションの概念は現在の我々が抱くアセンションと同じであろう事は大方の予想が着きますが、ではそれ以前はどうだったのでしょうか?

それも大元を辿っていくとオカルト思想に辿り着きます。
オカルティズムは本来は占星術や錬金術などの探求、実践の事を指します。
これらオカルティズムやエソテリシズム(秘教的)などの思想探求、実践は古代より行われていましたが、神秘的、秘教的なジャンルという事もあり、一般的な思想とは言い難いものであった事は確かです。

また時代が進み、
唯物論という思想のもと、近代化が進んできた社会において、見えざる者=怪しい物とされ、オカルトという言葉自体にいう怪しい物というレッテルが貼られてしまいました。
そのような経緯から本来の意味から遠く離れて現代では解釈されてしまっています。
ですが、それらは以前にも興隆、衰退を繰り返しながら時代を通り抜けて来た思想でもあります。
17世紀から19世紀にかけてヨーロッパにおいてオカルティズム、エソテリシズムに大きな興隆が起こります。
それらは神智学、神秘学などの一ジャンルとして確立されていきました。
それらは我々の時代のスピリチュアルムーブメントと同じく、その時代を大きく動かしていくものともなったのでした。

そのような流れが1970年代アメリカの若者たちに起こります。
若者はその時代の権力者に不満を抱くものです。既存の概念に不満を抱き、夢と理想を追求していくのはどの時代も同じなのでしょうね。
既存の世界観に絶望し、見えざる世界、不思議な世界に惹かれるのは当然の流れといえます。それがニューエイジ思想の始まりとなっていったのです。またその頃、実際に見えざる世界の扉が開き、新たな次元の存在の介入が可能になっていった事も事実としてあります。

さてそのニューエイジ思想の源流、神智学からの流れで有名な事柄としては『アセンデットマスター』という概念を生み出したのが彼らである事は知っている方も多いのではないでしょうか?
ヘレナ・P・ブラヴァツキー(神智学協会設立者の一人)やアリス・ベイリーなどが各々アセンデットマスターたちからの交信を受け取っていたようですし、彼らの協会はそれ以外にも『白色同胞団 ホワイトブラザーフッド』などの概念も生み出しています。
現在のタロットが生まれた背景にもある秘密結社
「黄金の夜明け団」もこれら神智学や薔薇十字会の流れを受けています。

私自身は占星術を学ぶ段階でシュタイナーの思想にたどり着き、シュタイナーの書籍からスピリチュアルの知識を得たので、上記の神智学思想については自ずと触れています。

ルドルフ・シュタイナーは元々神智学協会の会員でしたが、彼らと袂を分かち自身の考えのもと人智学協会を創設します。
元々の思想のベースは同じですが、シュタイナーの考え方は神智学者とは少し異なります。
神智学者たちがアセンデットマスターなど見えざる師たちとの交信や、霊媒、霊術的な神秘主義、秘教的な事柄に没頭していた事、選ばれた人にしかそれらを成し得ないという考え方にも異論を唱えていたようです。

シュタイナーは人類が精神的に進化していくためには、今後見えざる世界(超感覚世界と彼は名付けています)への知覚、認識する能力が必要不可欠だと述べていますが、それらは誰にでも獲得可能な能力であると捉えていて、そのためには幼少期からの精神的教育が重要であると唱えていま
す。
(ここからシュタイナー教育団体が発足しています。因みに幼少期の教育が最適でなかったとしても超感覚は身に付けることが可能ですのでご安心ください。
私自身も機能不全家族で育っていますが、今はちゃんとガイドメッセージを受け取る事が出来ています。)

続きます。
元々はオカルト思想家たちの集まりであった神智学協会ですので、ブラヴァツキーもシュタイナーも一般人的には怪しさ100%な方等だったでしょうね。
ですが、現在その怪しさ100%だったお方たちの創り上げた概念が、現実のものとなって来たようです!
私自身もメッセージを受けとるようになり、
シュタイナーの言う『誰でも超感覚的世界を知覚する』時代が目前となって来たのを感じます。

私自身のガイドからのメッセージでは
言葉の持つ力、言葉の持つ力が大きい故 生まれる誤謬、特定の人物や存在にこだわり過ぎる事などで、物事の本質を見失うなと強く言われています。

私は神智学や神秘学者ではありませんが、彼らが以前に受け取って来た各々のメッセージ、また各宗教が確立されていった背景を客観的に俯瞰し、それらをジャッジする事なく受け止める事で、そのメッセージが本当に意味する事、本当に伝え残していくべき事にたどり着く事が出来ました。

これから少しずつですが、見えざる世界の事、私が受け取った人類進化への道、今現在スピリチュアル界隈で言われている事柄についての見解の違いなど記事にしていきますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

*私はどのような宗教にも属しておりません。
婚家の属する仏教の宗派での仏事には参加致しますが、それ以上の関わりは持っておりません。

*追記2024/6/11
この記事を公開してから、高次存在より「アリス・ベイリー」という人物についての本を読めという強いメッセージを受けていました。
「本棚にあるでしょ?読みなさい」って(笑)
そのメッセージを受け取っていたのですが・・・
数年前に購入し、アリス・ベイリーについてのその本は
内容が全く理解できなかったので見ないでおこうとむしろ見たくないな~と
無視し続けていたのです。
ですが、メッセージは日に日に強くなり、再び本棚の奥に眠っていた
アリス・ベイリーについての本を再び読むことになりました。

そしてまた新たな気付きと共に、シュタイナーの人智学からの視点と
アリス・ベイリーの神智学からの視点を両方から捉えた視点でこのアセンションについて、またスピリチュアルの本来の行先、人類の進化、宇宙の意志についてお伝えしていきたいと思います。
(神智学の主な教えを纏めたエレナ・ブラヴァツキー師の書籍、シークレット・ドクトリンについては書籍を手にする事が出来ないため、主な情報源はアリス・ベイリーの書籍からとなります。)


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