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iPadの選び方2022

2022年1月現在、最新のiPadにはPro、Air、無印、miniの4種類があります。Proには2種類の画面サイズがあるので、多くの方がこの5種類の中からiPadを選ぶことになります。今回は、この中であなたがどのiPadを選ぶべきか、僕なりのおすすめをご紹介します。

今回の動画では、選び方を提案をするけど、いろんな使い方があるから、話を聞いた上で自分に置き換えて考えてもらえれば。

結論から言うと、画面が大きいのがいい人はiPad Pro 12.9インチ、携帯性が重要な人はiPad mini、バランス良くいきたい人はiPad Airがいいと思う。だけど、この動画ではその考えに至る経緯を詳しく話していく。

自分の軸と商品の軸

まずは、どんな買い物でも一緒だけど用途を明確にすることが大事。自分は仕事のブレインストーミングに必要だから購入していて、常に手書きをデジタル化することがiPadを持つことの最も大きな理由になってる。人によってはエンタメ消費のためかもしれないし、遠くに離れて暮らす両親とのコミュニケーションツールかもしれないし、あるいは仕事は仕事でももっと専門職かもしれないし。

自分のニーズの軸と商品の魅力の軸があって、自分の軸の方をはっきりさせないと商品の方の軸に振り回される。何に1番使ってみたいか想像することが、後悔しない買い物には1番重要です。

その上で、ここからは商品の魅力の軸の方を話す。

5種類あるiPadだけど、5つくらいの軸で見ていくことができると思ってる。それがサイズ、パフォーマンス、機能、デザイン、価格。それぞれの軸でiPadを分類すると、自分に必要なiPadがわかる

サイズ



現行のiPadで1番サイズが大きいのがiPad Pro 12.9インチモデル。最大サイズを得ようと思うと、これを選ぶほかない。自分もペンで色々書くことが主な目的だから、なるべく広く使うためには大きいに越したことがない。僕みたいに大きい画面にたくさん書いて俯瞰したい人は、12.9インチのiPad Proを選ぼう。

11インチiPad Pro、10.9インチiPad Air、そして10.2インチiPadは、どれも本体のサイズ感は近い。特にiPad Pro 11インチとiPad Airは外観はほとんど一緒でわずかに分厚くて軽いのがAirという感じ。逆に無印iPadは本体サイズは似たようなものだけど画面両域がひと回りちいさい。この3つは、サイズ以外の価格や性能の面で選びやすいモデルと言える。

小ささを理由に選ぶなら、iPad miniが一押し。圧倒的に小さくて軽くてスマホに近い使用感がある。気軽に持ち運んで使うのに便利だから、持ち出し用とメインの人にはこれしかない感がある。自分も、自宅とかで落ち着いて手書きするときは画面のおおきいiPad Pro 12.9で作業するけど、カフェとかに持ち出すのはもっぱらminiばかりになった。

パフォーマンス

次にパフォーマンス。現行のiPadには、いずれにもAppleが独自開発したSoCを積んでいるんだけど、Pro、mini、Air、無印にはそれぞれ世代の違うチップがのってる。

もちろん1番高性能なのはiPad Proに搭載されているM1チップ。このチップは、MacBook Airにも載ってるようなチップなので、理論上そこだけ見ればMacと同じことができることになる。特に専門的な仕事にiPadを使うような人とか、動画編集したいとか、たくさんレイヤーを重ねてお絵描きしたいような人、あとゲームしたい人には、M1搭載のiPad Proは心強い。

次に高性能なチップを搭載しているのは、なんと1番小さいiPad mini。去年発売されたばかりだからということもあるけど、iPhone 13シリーズと同じチップを積んでいる。そして、その次がA14を搭載しているiPad Air、A13を搭載している無印iPadと続く。

ただ正直、ここは自分のデジタル手書きの使用用途くらいでは、無印iPad のチップでも十分だと思ってる。というのも、最初に買って満足して使ってたiPad Pro 2018モデルに搭載されていたのがA12Xチップだったから。現行機種はいずれもそれよりハイスペックのチップを積んでるので、普通の範囲の仕様ならスペックが低すぎて泣くようなことは少ないんじゃないかと思う。

だから、何にもわからない人はこの項目以外を基準に選ぶことをお勧めする。

機能

次に機能。iPad Proはやっぱり特別で、いろんな機能が搭載されている。

例えば、iPar Pro 12.9インチにはLiquid Retina XDRディスプレイという、とびきり美しいディスプレイが採用されてる。確かにめっちゃ綺麗。そして、iPad Proのスピーカーは他と比べて迫力が段違いだから、映像を楽しみたい人にはiPad Proはお勧め。

あと、iPad Proはポート形状がUSB-CかつThunderbolt 4になってるから、動画作ったり写真編集したりでデータの有線転送が多いプロな人にもお勧めできる。あとLiDARスキャナを使えるので、これも3Dモデリング系のプロフェッショナルにとって有益だと思う。

iPad AirとiPad miniは、機能的にはどちらも似ている感じはある。特筆すべきは、どちらもベゼルレスだけどTouch ID搭載だということ。人によってはFace IDを毛嫌いしてるから、Touch ID搭載モデルがいいならこの二つの中から好きなサイズを選ぶことになる。あと、この2つはUSB-Cだから、Proほど高速転送でないながらもカメラやポータブルSSDとのデータ転送はやりやすい。

一方、残った無印iPadは、いまだにLightning端子だったり、Apple Pencil 2に対応していなかったり、ディスプレイもベゼルがあるだけじゃなくRetinaディスプレイになっていてiPadシリーズの中では1番弱い。

それぞれ、どこまでの機能が欲しいかで見極めて欲しい。

デザイン

もしかしたらカラーで選ぶ人もいるかもしれない。自分はそこまでガジェットの色に拘る方じゃないけど、例えばピンク系がいい人はminiのピンクかAirのローズゴールドになる。パープルはminiにしかないし、グリーンやブルーはAirにしかない。ここら辺は、「その色しか嫌」という人は好きにしてください!

価格

最後に重要なのが価格。これは、無印のiPadが超安くて40,000円から買える。そのあとはサイズ順で、iPad miniの6万円、iPad Airの7万円、iPad Pro11インチの95,000円、12.9インチの13万円と続く。こう見ると、iPad Pro 12.9インチの価格だけ飛び抜けて高い。こればかりはみんなも予算が決まってることなので、予算委合わせて買える範囲のものを買って欲しい。

まとめ

パフォーマンスは、普通の用途ならどれも必要十分。色は、好き好きだけど言っても仕方ないのでどうしてもって人は好きなのを選べばいいと思う。

結局はサイズと価格、次いで各種機能だと思う。そして、めっちゃ単純化して、しかも自分中心で考えると、自分はこんな表にiPadを配置して考えたいと思った。

画面大きいのがいい人はもう、高くても12.9インチのiPad Proを買うしかない。これを買えば、手書きし放題だし、俯瞰できるし、コンテンツ消費も特に動画系は迫力がある。このサイズを求めつつ価格を抑えたい人は、整備済みモデルに2018年発売の第3世代モデルが出るのを待とう。約9万円から買えるけど、正直それでも手書きのデジタル化くらいなら全く問題ないと思う。

逆に、持ち運びを重視したい人にはiPad miniしかない。というかこれは価格も抑えめだし、何も文句ない。最新だから性能もかなり高い。今使い倒してるけど文句なし。

中間サイズが好みの問題になるんだけど、1番バランスがい良いのがAirだと思うから、自分はこれを万人に推したい。ただ、一応補足するとAirは去年発売されなかったから、2022年中にアップデートがあるかも。中間サイズで少しでもスペック求めたい人はProを、逆に少しでも価格を抑えたい人は無印iPadを選ぼう。

以上!

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