これからのこと
今週末の2月14日を以ってOSMANDの第一章は幕を閉じます。
もちろんあくまで第一章の幕です。
第一章のテーマはCeilidh(集い)の門でした。
OSMANDの設定資料には、
「人々が忘れてしまった魔法の力を取り戻すため、共に喜び・笑い・楽しみ感動を揺り動かすために仲間と集う」
場所とされていました。
事実ここでたくさんの素敵なお客様に出会い、
たくさんの素晴らしい魔法使いたちに出会い、
共に喜び笑い楽しみを分かち合ってきました。
かけがえのない仲間たちに出会うことができました。
そういう意味では「集いの門」という名の通り
の場所であり、そして今 ひとつの役割を果たし切ったとも思えるのです。
ご承知のように現在私たちの実社会(OSMANDでは地上界と呼んでいます)では、COVID-19の世界的な感染拡大により、遠く離れた仲間たちと会うことが出来ないだけでなく、
すぐ近くにいる仲間とさえ頻繁に会い笑い語らうことすら憚られる世の中になってしまいました。
緊急事態宣言の最中ご来店くださったお客様の中には
「今日は周りの人に知られないように隠れてお店にやってきました。」と言った方がいらっしゃいました。
そうまでして来てくださるお客様に心からありがたいと思う気持ちとともに、お店に来ることがそれほどまでに深く重く負担をおかけしてしまうことになるのかと本当に申し訳なく、なんとも遣る瀬無い気持ちでした。
もはや、人が集まることは許されないことになってしまったのでしょうか?
人が集まることは悪い事になってしまったのでしょうか。
いえ、きっと違うと思います。
集まり、語らい、笑い、楽しむことは、決して人間から失われることはないと思います。
そんな日は必ずまたやってくると思います。
今はつらくても。今は苦しくても。
希望を失うことなく困難に立ち向かっていれば。
試練に打ち勝つことが出来た時には
我々はきっとまた笑って会えると思います。
その時まで、
私たちは新たな取り組みで試練に挑もうと思います。
いみじくもOSMANDのストーリー第二章には
「Iarrachtの門」が描かれていました。
意味は試みの門、試煉の門です。
その先に何があるのか今は全く見えません。
だけど私たちは勇気を振り絞って、希望を持ち続けて試煉の門を潜ろうと思います。
皆さんにまた、試煉の門の向こうで会えることを楽しみにしています。
そのためにCeilidhの門にはお別れを告げなくてはなりません。ありがとう。
すぐにまた会いましょう。
We'll be back soon.
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