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パタンナーがオススメする製図用具 便利な道具編

こんにちは。
前回の定規編に引き続き今回はパタンナーがお勧めする便利な道具編です。
製図作業を行う上で、正確で効率的な作業を実現するためには、適切な道具が欠かせません。パタンナーの視点から、製図作業をスムーズに進められる揃えておきたいアイテムをご紹介します。

①トレーシングペーパー

衿ぐりやアームホールなどの線を写しておき、目打ちで追いながら縫い合わせや相似曲線の確認を感覚的に行うことがてできるので非常に便利です。透明なペーパーなので、下に置いた図面を透かしてトレースや確認することができます。製図作業において、パーツの移動・つながりの確認を行う際にも役立ちます。

②目打ち

目打ちは縫製時にも使用しますがパターンメイキング時にも欠かせない道具の一つです。パターンを重ねて印を付けたり、縫い合わせの確認や相似曲線になっているかを確認する際に使用します。紙に穴を開け印を付け・折り山部分に跡を付けたり製図作業において、パターンの正確性を確保するために欠かせない道具です。

③ルレット

ダーツやタックをたたんで印を付けたり、パターンかさねて使用することで簡単に線を写すことができます。
仮縫い時にはシーチングへの印付けにも使用します。

④片面カーボン紙

主に仮縫い時の印付けに使います。パターンとシーチングの間にカーボン紙を重ねて書くことで、ポケット位置やダーツなどの印付けに使用します。


これらの製図用具は、私にとって製図作業をスムーズに進めるための必須アイテムです。正確性や効率性を求める製図作業において、適切な道具の選択が重要です。

これらをどのように使っているかは別の記事で紹介したいと思いますのでフォローよろしくお願いします。

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