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【クルスタ】3章ストーリー推察・疑問点メモ

ネタバレ含みます。
ティンクルスターナイツの個人的な推察メモ分。

記憶しておきたい文なども記載。
妄言が多いし、経験上大体の予想は外れます。
主に外部記憶感覚での記述

下記は意識的な記述分け(抜けることもある)
・見出し 〇日=転入からの日数(不明瞭な場合は約〇日程度など)
・見出し 〇ノ月〇日=(確定情報のみ記載)※8章からズレ発生する為
・姉フィオナ / 妹フィオナエリシアといった書き分け
・デネブ記録(記述内容が日誌と呼ぶには少し異なる為)



第3章

第1話 予期された運命(1ヵ月12日目・荒鷹ノ月十四日)

荒鷹ノ月・十四日──
新星学園星徒会はその新たなる出発から、ひと月が経過していた。

第3章 第1話 予期された運命

 黄雀の次は荒鷹である確定情報。
 状況から恐らく天狼(4~5月)・黄雀(6~7月)・荒鷹(7~8月)と思われる。
 天狼が春という点は11章2話で判明したり、8章10話時点でのデネブ記録総ページ数1921ページを1日1ページと仮定した場合に推察できたりしていたが、相変わらず具体的な月日は不明。

アナ「黄雀こうじゃくノ月十二日。《魔王》は始まりの階層を踏破し、塔の頂へ至る道を歩み始めた」
アナ「彼の背中は日に日に大きくなっていく。真の力が目覚める日も、そう遠くないのかもしれない……」

第3章 第1話 予期された運命

 メモ。デネブ記録より引用の発言。

ヴィーナス「星術関連もゼンメツよ! 未来予知の能力なんて、どこにも前例がないわ」
ヴィーナス「うちのメイドに似たような『眼』を持つ子がいたから、ヒントくらいはあるかと思ったんだけど」

第3章 第1話 予期された運命

 閃の "予測の星眼" は飽くまでも『約3分先の未来までを予測して視る』だから予測でセーフ……ってコト!?

アナ「前会長の不思議アイテムについて調べてました。600年前の書まで遡ってみましたが……それらしい記述は見当たらず」

第3章 第1話 予期された運命

 図書館には600年前の書物も生徒が閲覧できるような保管状態で存在する。

ヴィーナス「でもアナ、この図鑑にある『相手の心を見通すメガネ』ってやつ欲しくない!?」
アナ「それは一人で探しに行ってください」

第3章 第1話 予期された運命

 アポロやギエルに使えれば、何を意図しているのかを見通せる……?
 物語の核心を掴む為に探しに行く展開はあるかもしれない。
 ただしアナの態度から眉唾アイテムである可能性も高い。

アナ「天界の立派な図書館──となると、恐らくウル大図書館。私の地元ですね」

第3章 第1話 予期された運命

 メモ。天界に行った際にウル大図書館へ立ち寄るかもしれない。

通常、三界の行き来には大幅な制限が伴う。
それは人間が出ていく場合も、天使が里帰りをする場合も例外ではない。
本来は分かたれている天界──人間界──魔界──の狭間に、限定的なホールを構築する必要があるためだ。
これは極めて大掛かりな作業であるほか、狭く一時的なものしか開けることができない。
唯一、定期的に三界の物資をやり取りできる機会こそが『大交流』だった。
およそ四半期に一度、三界が同時に穴を構築することで──前もって決められた物資・人員をその機に転送し合うというものだ。
例えるならば船を一隻いっせきだけ運航できるといったところか。
この船に乗れる人員は決して多くなく、また選ばれるには『送るべき要人』として認められる必要もあった。
アナのような流星/新星学園の留学生たちはそんな希少な人材として人間界へやってきている。

第3章 第1話 予期された運命

 大交流についての説明が入る。要約すると以下の通り(9章情報含む)
 4半期に1度、三界の狭間・鏡界の湖ラーゴ・シエロで三界が同時にホールを構築し、容量制限の中で特定の物資人員を輸送する。
 ホールを構築する為には膨大な星力エネルギーが必要となり、それの充填に4半期を要する。

ここで大交流について下記のような疑問点があると思われる。
 ・一番最初はどうやってお互いに三界を認識したのか?
  ・認識したとして、どうやってお互いに穴を構築したのか?
  ・この世界に神託のようなものはあるのか?(それで認識できるか)
 ・星力は霊力が失われた後に女神テルルより授かったものだが、それ以前は何を利用していたのか?
  ・もしも霊力で大交流が行われていた場合、3002年前に霊力が消滅した後にどうやってお互い情報共有をしたのか?
 ・充填にはどういったシステムが用いられているのか?
 ・魔女はこの件に関与しているのか?

 正直不明点ばかりなので、大交流については "そういうもの" として認識するしかないのが現状と思われる。
 だがそういった中でも、世界樹のうろを使わずとも黒騎士は人間界と魔界を短期間で何度も行き来できているという事実もあり、さらによくわからないことになっている。

アナ「とはいえ、本一冊の取り寄せ程度なら可能なはずです。次の『大交流』までに要請しておきましょう」

第3章 第1話 予期された運命

 少量なら要望が通りはするレベル。
 なおウェンディの星騎士ストーリーにてデータ化が進んできている話もあるので、データ化した書籍(電子かどうかは不明。星化だったりしない?)とかでそのうち大量移動とかなったりしない?とか思っている筆者。

アナ「えと……荒鷹あらたかノ月十四日。知の殿堂を司りし魔族と初の邂逅を果たす──」
アナ「なるほど。確かに司書──ウィステリア女史のことを指しているように取れます」

第3章 第1話 予期された運命

 一見ウィステリアのように読めるが、ウィステリアではない可能性も秘めている点に注意。

ヴィーナス「ふふん。ざっと来週くらいまでは書かれているわね──大した事件もなさそうだけど」

第3章 第1話 予期された運命

 デネブ記録には荒鷹ノ月二十日ぐらいまでは書かれているとのこと。
 なおストーリー上でデネブ記録の公開されている文章は未だ荒鷹十六日までしか登場していない。
 4章ではアポロ登場以降に記述が増えないか何度もデネブ記録を見るが、当日の荒鷹16日から先が記述されず不安になっていた。
 8章ではデート当日の荒鷹15日から先の記載がなかったが、夜に翌日荒鷹16日の記載が初めて追加された。
 正直デネブ記録の荒鷹の日付はよくわからない状態になっている。

アナ「どこで拾ったのです? いつから所有しているのです? 筆跡に心当たりはないのです?」
ヴィーナス「フフフ──全部わからないわ!!」
ヴィーナス「物心ついた時から……私はこれを持ってたの。なぜか・・・

第3章 第1話 予期された運命

 筆跡を指摘するということは、手書きまたは手書き風の書物ということになる。
 なおすぐに追加情報として出てくるが、ヴィーナスは5年以上前の記憶がない為、 "物心ついた時" というのは5年前のことになる。

ヴィーナス「でもって、この日誌の最後に書かれていたのは──『魔王』との出会いだった。だから、私はそれを待つのが自然なことだと思ってた」
ヴィーナス「今、クロトと出会って。この先どうなるんだろうって思ったら──まさかページが増えるなんてね。びっくりだわ」

第3章 第1話 予期された運命

 これまでにページが増えるといった事象はなく、クロトとの御前試合である黄雀11日までが最初から記載されていた。

アナ「その日誌の通りにいかなかったイレギュラーですとか……これまでにはなかったのでしょうか?」
ヴィーナス「なかったわね。ただの一度も!」

第3章 第1話 予期された運命

 女神テルルが管理する共存する並行世界だとしても、ただの一度すらズレがなかったという点に疑問が残る。
 じゃあ【Deneb】でその枠にいたであろう人物は【Altair】ではどこへ消えたのか?
 またヴィーナスが九浄家に持ち込んだ "鴛桜の簪" は、本来数十年前に失われていたもの、かつ九浄家が没落の切っ掛けとなっていたとされているもの。
 【Deneb】でも同様にデネブ記録記載者が持ち込んだのか、あるいは本来は別に簪があっても没落していて、関係ない話だったりするのか、といった点が気になるところ。

 なお筆者としては、元々守護天使が入っていた枠だったところを、ヴィーナスが入ったことで守護天使が入る必要がなくなったあたりなのではないか?などと適当な考えている。 

ヴィーナス「ごめんね。私、5年以上前の記憶がない・・・・・・・・・・・から」

第3章 第1話 予期された運命

 直前の3種引用、全てに関与している点になるが、ヴィーナスは5年前から記憶がない。が、12章で記憶が蘇った。

 守護天使アウクセシアの転生体であるセシアも最初は突然街中を迷子になっていた状態で、記憶も存在せずヘイローや羽が出現していない状態だったが、条件を満たすことで取り戻していった。
 このことを考えると、ヴィーナスは転生体である可能性は考えられる。またクロトも魔王の転生体という可能性は頭に入れておきたい。

アナ「もし本当に前会長が、気づかないうちからその日誌を持っていたとするなら……」
アナ「あるいはその日誌も前会長と共に生まれた・・・・と考えることも、できるのではないかと思いまして」
アナ「いえ……忘れてください。非理論的な考えでした」

第3章 第1話 予期された運命

 メモ。珍しく変な理論を言い出すアナ。ぱおーん

ヴィーナス「あ、そういえば。後ろのほうに『魔王』についてのページも追加されてたのよね。こっちは日付もなかったんだけど」
アナ「『終焉を打ち砕きし魔王の真実は未だ偽りの悪に虚飾されている。この世界に根を張る日輪の図が、過去の因果を捻じ曲げているのだ』」
アナ「『真実を描いた月輪の図はどこかに隠されているという。私は、その在り処を求めるべく友の力を借りた』」

第3章 第1話 予期された運命

 この後のストーリー上では "太陽の壁画" および "月の壁画" として当たり前のように話が進行しているが、12章現在、壁画を示しているという確定情報はただの一度も出ていない。

 ここから先は妄言になる。特にデネブ記録ではここまで色々経験を記載しておきながら、過去の因果を捻じ曲げているという文章。現状だと認識を捻じ曲げていることはあっても因果までは捻じ曲げているかと言われれば、まあ展開されている情報から真偽は不明だが、因果というレベルまではいっているか?といった状態だと思われる。
 日付で事が進んでいるデネブ記録の中でも、日付すらない状態で後ろの方に記載されている点から、これは今現在見えているものの話ではなく未来の話で、先代魔王ラクシスの話ではなく今代魔王クロトの話かもしれない点を考慮しておきたい。

ヴィーナス「ね、よくわかんないでしょ? この日誌、もうちょい私にもわかりやすく書いてくれたら完璧なんだけどな~」

第3章 第1話 予期された運命

 デネブ記録の文章はヴィーナスが書くような文体ではないことは感じ取れるが、改めてヴィーナス本人から日誌が自身とは異なる文章だということを意識させられる発言。


第2話 太陽の壁画(1ヵ月12日目・荒鷹ノ月十四日)

クラスメイトの女子B「会長~~! グラウンドでラクロス部とどんこ釣り部が喧嘩してるの~~助けて~~!!」

第3章 第2話 太陽の壁画

 メモ。グラウンドでどんこ釣りができるのかもしれない!!!
 グラウンドでどんこ釣りはできません!!!

サーシャ「仕事がひと段落したなら、活動日誌をつけるといいわね」
星徒会活動日誌──
その日に何の業務を行ったか記録する、日直日誌のようなものだ。
マトイ「ヴィーナス、記帳だけはマメにしてたのよね」
俺が来る前の日付を見てみると、当時会長だった彼女が毎日細かく記録を取っていた様子がうかがえる。
いやに達筆な字と、可愛らしいイラストのコンビネーションが印象的だった。

第3章 第2話 太陽の壁画

 デネブ記録を彷彿とさせる内容だが、次話である3章3話と4章1話で公開される文章で日誌というには問題のある記述があること、および九浄家のことなど学園に入る前のことまで書いてある現状では考えにくい。
 ヴィーナスがマメに記帳するのは、デネブ日誌に依存している結果自分も書くという意思が強く表れているのではないか。

 ただし【Deneb】日誌記入者がある程度未来予知できる存在だった場合、この限りではなくなり、ヴィーナスが持つものは星徒会活動日誌という可能性が出てくる。前話3章1話の内容より今のところ未来を予知できる術は確認されていないらしいが。

アナ「太陽の壁画。今から2000年前、何者かによって描かれた歴史上の一場面」
悠久の歴史を思わせる古い石版
そこに描かれていたのは、黒く歪んだ悪者らしき人物が倒れ伏している様子だ。
アナ「ここに描かれている『魔王』は当時、世界を破壊しようとする巨悪だったと伝えられていますね」
サーシャ「この『魔王』さんは、あくまでも厄災やくさいの擬人化とか言われたかしら?」
アナ「諸説ありますね。絵画として収めるために、人物として描写した──とも」

第3章 第2話 太陽の壁画

 絵画については確定情報があまりに薄い状態で、頭の片隅に置いておくぐらいしかできなさそうである。

倒れ伏した人間の姿を見る。
これが、魔王。
幾千年も昔のリクリエで暗躍し、ついには打ち倒されたという悪の権化。
──でも、なぜだ。
この濁った瞳の深淵に、引き込まれてしまうような──

第3章 第2話 太陽の壁画

 絵画を見つめていると、何かが起こるのかもしれない。起こらないのかもしれない。なおこれについて未だ追加の言及はない。

クロト「思うにこの『日輪の図』っていうのがこの太陽の壁画を指していて──」
クロト「魔王が英雄だったはずの栄光は、今この時代には隠されている──ってことか?」

第3章 第2話 太陽の壁画

 今後、「日輪の図=太陽の壁画 / 月輪の図=月の壁画」と当たり前のように前提条件にして話が進むが、飽くまでも推察であって確定情報ではない点に注意。

ヴィーナス「よく見てみなさい、この『魔王』の姿を。クロトに似てると思わない?」

第3章 第2話 太陽の壁画

 この先ヴィーナスは壁画を見る度に魔王に対してクロトクロトと連呼する。
 かなり固執しているので、感覚で何か感じてるかもしれない。
 ちなみにクロトの星飾りや手首の♦のような装飾から、壁画の魔王は "星騎士" である可能性が考えられる。(足首の装飾は隠れている)
 2024/02/18現在で各キャラの戦闘衣装を確認すると、魔女・コラプサー・衣装違いを除いた場合は基本的にどこかしらに星をイメージさせるような装飾や光沢があり、意図的に衣装にデザインされていると考えらえる。

そう言うとヴィーナスは──その日誌の、最初のページを開いて見せた。
ヴィーナス「ええ。森羅歴2997年天狼てんろうノ月十三日──今から5年前の記述」

第3章 第2話 太陽の壁画

 デネブ記録に書かれている最初の記述は、森羅歴2997年天狼ノ月十三日となっており、春の出来事である。
 同日、クロトがアステラへ連れていかれた日付と一致する。
 クロトがアステラに連れていかれた結果、何らかの反応が起きてヴィーナスがこちらに来たとも考えられる。
 姉フィオナが眠りについた日については今のところ不明。

 妄言になるが、この日付が旧森羅歴の日付なのか、新森羅歴の日付なのかは不明であることに注意したい。

ヴィーナス「書いてあることはすごく難しいし、時々ちゃんと読めなかったりするけど……私にはこの文字に、すごく温かみを覚えるっていうか」

第3章 第2話 太陽の壁画

 書き手がヴィーナスと大きく関与していることを暗示しているようにも感じられる。

クロト(森羅歴2997年天狼ノ月拾参日──これは、偶然か?)
その日付を聞いて俺は驚かずにいられなかった。なぜなら、その日は──
あの日と、同じ。
俺がアステラに連れ去られ、助けられ、そして初めて星騎士を志したあの日と。
クロト(もっと言うなら──幼い頃の記憶がないというのは、俺も……)

第3章 第2話 太陽の壁画

 突然の拾参日。
 一瞬デネブ記録の記述と口頭での漢字の違いかと思ったが、よくわからない。
 同話内に記載しているが、ヴィーナスは転生体である可能性は考えられる。またクロトも魔王の転生体という可能性は頭に入れておきたい。


第3話 出動、プリマステラ(1ヵ月12日目・荒鷹ノ月十四日)

アステライト【ガニメデ】

第3章 第3話 出動、プリマステラ

 2章1話でも触れたが、アステライト【イオ】【ガニメデ】が出てくることを考えると、アステライトそれぞれに名前が付いていると思われる。
 誰かが付けたものなのか? 自然に付くものなのか? 規則性にのっとって付けるのか?

 アステラ識別の為に誰かが規則性にのっとって名前を付けたのであれば、そう深い意味はないのかもしれない。
 だが自然に名前が付く場合、木星のガリレオ衛星であるイオ / エウロパ / ガニメデ / カリストのことを考えると、じゃあサーシャの守護星って?というような不安要素を煽ってくる形に仕上がっている。


第5話 再構築の瘴気(1ヵ月12日目・荒鷹ノ月十四日)

それは先々日のこと。
アナ「はい。アニマさんとコハルコさんの協力も得て、この前の解析結果が出ました」
アナ「これですね。暴走したという機械のパーツ」
アナ「残っていた瘴気も合わせて分析し、私なりに推測を立ててみました」
アナ「結論から言うと、このガーディアンには目についた存在すべてを排斥するプログラムが組まれていました」
アナ「それと、フィーニスの塔のガーディアンといえば古い書物にデータが残っていて……」
アナ「ガーディアンM型Ⅱ号。こんなフォルムでしたか?」
アナ「じゃあ、こんな?」
アナ「はい。なので件のガーディアンは、モンスターと融合させられた形態だったということになります」
アナ「フィーニスの塔を汚染している瘴気は、存在の根幹を組み替える作用を持っています」
アナ「この汚染は、深く進めば進むほど不可逆なものになります」
アナ「より高層はもっとひどいかも。塔の中身自体、組み替えられてるかもしれません」
アナ「基本的には、星騎士であれば星の加護がついているので平気です──が」
アナ「もし、高濃度のリクリエ瘴気に冒されれば……人ですらなくなる蓋然性すら生じますから」

第3章 第5話 再構築の瘴気

 情報が長い!
 要約するとリクリエの瘴気は色々汚染して存在を変換するみたいなことと思われる。変な解釈で内容が歪みそうな部分でもあるので、引用から独自に解釈していただきたい。

ヴィーナス「『荒鷹あらたかノ月十四日。知の殿堂を司りし魔族と初の邂逅を果たす』──っと、これはさっきの出来事ね」
ヴィーナス「『その後、私たちは市街に出没した星雲巣せいうんそうを撃破する。最奥に待ち受けていたのは大豚の如き大怪獣』」
ヴィーナス「『星騎士の勢力は日に日に高まっていた。これよりしばらくは目立った巣の出現もなく、平穏なときが続く』」
ヴィーナス「『『魔王』の力は未だ眠りの中にあるが、焦る必要はない。彼の力は星雲巣の解放を通じて着々と育っているのだから』」
ヴィーナス「『彼ならばきっと、此度のリクリエにも対抗しうるだろう……』」
ヴィーナス「昨日のどしゃ降りも、一昨日の地震だって書かれてあったんだから。これさえあれば私たちは無敵よ」

第3章 第5話 再構築の瘴気

 『これよりしばらくは目立った巣の出現もなく、平穏なときが続く』という記述。日誌として毎日書いているものとしては不自然である。
 筆者が頑なに "デネブ記録" などと変な記載をしている理由のひとつ。
 明らかに当日以降の未来の出来事を記載しているので、後からまとめた日誌風だったりするのではないかと考えられる。

 ただし3章2話でも記載したが、【Deneb】日誌記入者がある程度未来予知できる存在だった場合、この限りではなくなる。3章1話で未来予知の能力について何も情報がないといった話も出たばかりであるが。

 また上記内容で内容が飛びそうだが、"星雲巣の解放を通じて育つ" といった内容、比喩なのか、実際に星雲巣から何らかの成分を吸収してたりするか気になる記述が存在する。


第7話 流星ライダー(1ヵ月12日目・荒鷹ノ月十四日)

ペンキをぶちまけるかのように塗り替えられた夜のとばり
アポロ「わーっはっはっはっは……ヒーローにふさわしい舞台の誕生だ」
アポロ「闇夜に紛れ彗星のごとく悪を絶つ! 流星ライダー・アポロ参上!」

第3章 第7話 流星ライダー

 アポロの名前初登場。

アポロ「さあ皆の衆。思う存分この悪の巣窟を荒らし、世界を平和に染め上げるのだー!」
ギエル「──さすがでございます、アポロ様。その度量にはこのギエルも感服するばかり」

第3章 第7話 流星ライダー

 ギエル初登場。
 だがこの話ではこの一言しか喋らない。
 単にセリフを書いてないだけなのか、意図があって話してないのかよくわからない。

アナ「流星ライダーアポロは確か、数年前に銀河テレビで放映されてた特撮番組」
マトイ「そういえば弟が見てたかも」

第3章 第7話 流星ライダー

 トマルくんちゃんが見てる特撮!ここでアポロの(世界観上での)元ネタが出てくる。
 ついでにマトイに弟がいるという情報もストーリー上で初出となる。
 今のところ意味があるのかは不明だが、技名は我々の世界の特撮に存在するらしい(筆者は詳しくない)

身の丈ほどもある大剣を軽々と振るい、街灯をなぎ倒していく少女アポロ。
それだけでも尋常でない膂力──
だが、真なる脅威はその後に現れた。
大剣が打ちつけた破砕のわだちから、濃紫の瘴気とともにモンスターが発生している。

第3章 第7話 流星ライダー

 膂力は星力でどうにかなったりしないのだろうか。よくわからない。
 アステラ経由でないモンスターの召喚が行える。途中まで帳がない状態だったので、素の状態でも出現させられると思われる。
 大剣で打ちつける必要があるのかは不明。

アポロ「フ──やっと来たか! 待ちくたびれたぞ緋宮クロト──いや、魔王・・!」
アポロ「魔王──今夜はおまえのために用意したパーティなのだ! 喜んでもらえなくては困る!」
アポロ「フィールドを整えてやったのさ! これなら本気でぶつかり合える!」
アポロ「おまえの『真の姿』を見せてみろ。まさかその程度じゃあないだろ?」

第3章 第7話 流星ライダー

 アポロは魔王にご執心。
 今のところ、"覚醒魔王を倒す" という目的でクロトの覚醒を促しているように見えるが、真意はわからない。
 一応2章16話で "旧世界を破壊する" といった目的もあることを発していたが、旧世界が何を指すか今のところ不明。

アポロ「へ──やーだよっと! お星さまを捕まえたいなら、3回祈って手を伸ばすのだ!」

第3章 第7話 流星ライダー

 何か世界観由来のことわざでもあるのだろうか?

アポロ「そんなチンケな状態の『魔王』を倒したって面白くない! せっかく出会えたんだからな──もっとどんちゃん騒ぎにしてやるぜ!」

第3章 第7話 流星ライダー

 飽くまでも弱い魔王を倒すつもりはない模様。


第9話 正義のヒーロー(1ヵ月12日目・荒鷹ノ月十四日)

ギエル「答える必要のなきこと。この身はただ、アポロ様の意のままにお仕えするだけ」

第3章 第9話 正義のヒーロー

 ギエルの発言は基本的にアポロを肯定するものであったり、アポロに言われたものは従順に従うことから、仕えているという一点に関しては今のところ疑問が入らない段階ではある。

ヴィーナス「正義のヒーローって……」
マトイ「やってることは真逆だと思うんですけど!」
ギエル「そんなことはありません。世界の混沌を払うのは、ヒーローの果たすべき立派な使命でございます」

第3章 第9話 正義のヒーロー

 メモ。裏表があるのか瘴気の問題なのか意図がよくわからないので、今はただ、相手はそう言っているという認識で覚えておきたい。

ギエル「おお。至らなかったとしても半分残そうとはなんという慈悲深さ。このギエル、心の底から感服するばかり」

第3章 第9話 正義のヒーロー

 ささっと誉め言葉が出てくるのは才能だよ。


第10話 vs.アポロ

アポロセリフ一覧
戦闘開始1「悪はあたしが倒す!」
戦闘開始2「流星ライダーアポロ、見参!」
単体被弾「このくらいへっちゃら!」
ユニゾンアタック被弾「なっ、なかなかやるな!」
スタン「ぐぬぬぬぬ~!」
ユニゾンアタック「シューティングインパクト!」
ランブル勝ち「アポロ様の敵じゃないぜ!」
ランブル負け「バカな!」
通常攻撃「メテオスラッシュ!」
EX1スキル「大技いくぜぇ!ギャラクシーブレイカー!」
EX2スキル「これがヒーローの力だ!スターダストドライブ!」
攻撃後「どうだ!思い知ったか!」
撃破「ふっ、決まった……」
敗北「ふん!次は本気を見せてやる!」
勝利「正義は必ず勝つ!ふっはっはっはっはぁ!」

ギャラクシーブレイカー:対象に(バフも合計すると)150%攻撃、ATKアップ、チャージ戻り短縮
スターダストドライブ:対象と左右1に200%攻撃

なおスターダストドライブエフェクトが印象的だった。
備忘録として下記外部リンクに残しておく。

ギエルセリフ一覧
戦闘開始1「(なし)」
戦闘開始2「(なし)」
単体被弾「くっ!これしき!」
ユニゾンアタック被弾「っ!なるほど……」
スタン「(なし)」
ユニゾンアタック「アルテミスルイン!」
ランブル勝ち「(なし)」
ランブル負け「(なし)」
通常攻撃「クレセントゲイル!」
EX1スキル「無明の月よ……シャドゥウィ(?)トランスフィックス!」
EX2スキル「終末よ来たれ!エンドブルーム!」
攻撃後「肉を刺す感覚、たまりませんねぇ」
敵の敗北「(なし)」
敵の勝利「(なし)」

シャドゥウィ(?)トランスフィックス:全体に行動CT遅延付与
エンドブルーム:対象と左右2に混乱付与

トランスフィックス正直なんて言ってるか判断に迷うところ。
気になる人は下記の外部リンクより聴いてみて貰いたい。



第11話 星読事変(1ヵ月12日目・荒鷹ノ月十四日)

クロト「『月』の守護星──」
ヴィーナス「ええ──けど、普通じゃないわ。あんなに暗い力なんて……!」

第3章 第11話 星読事変

 どうやって月の守護星と判別したのかは不明。
 なお6章以降の仮面の割れたアポロの戦闘衣装からは星をイメージしたものが複数確認できるため、星騎士由来であることはほぼほぼ確実であると考えられる。

横入りするギエルに対し、俺が応戦して撃退する。
繰り出した拳撃は彼の横っ腹を捉えたが、すぐに体勢を立て直される。
クロト「もう一発──」
ギエル「ふ──さすがは魔王の血族。中々やるようですが、所詮はただの空拳……」
ギエル「っ!?」
クロト(!?)
距離を取る。
執事──ギエルの眼は、瞠目に見開かれていた。
ギエル「……。今、何を……」
今。俺の拳は間違いなく防がれた。
だが……防がれた後で、もう一撃が命中した。
クロト(……なんだ……? 今の感覚は……?)

第3章 第11話 星読事変

 よくわからないクロトの時間差攻撃。
 黒騎士を相手にしている際も発動する為、アポロやギエルが関与しているわけではないと考えられる。

アポロ「人間や《魔王》なんてちっぽけな存在が、リクリエを邪魔するなんて許されないんだぜ!」
アナ「……彼女はさしずめ、リクリエの使徒と言ったところでしょうか」

第3章 第11話 星読事変

 魔王をちっぽけな存在といえる程、より大きな存在である、または知っていると捉えられる発言。
 守護天使や女神テルルも "リクリエの使徒" という呼称は扱うが、本当に使徒であるという裏取りはしきれていない情報であることに注意されたし。

ヴィーナス「っ……!? これって──」
ヴィーナスの持っていた日誌が、いつかと同じように共鳴を始めた。
しかし──
ヴィーナス「ううん、違う──これ……書き換えられてる……!」
どす黒いオーラに包まれて、未来の日誌は自動でページをめくられていく。
しかも、その内容は……
ヴィーナス「『荒鷹ノ──月──十四──日。い──偉大なる真のひーろー・・・・、アポロ様が出現し、人間界は恐れおののく』」
ヴィーナス「『終焉の時は近い。救世主の誕生を祝うのだ。アポロ様ばんざい、アポロ様さいこう』──って、何……これ……!?」
未来の日誌。その書き換え。この事実が示す現象は……
クロト「未来の──改竄──っ……?」
アポロ「ふっふっふっふ! どこ・・から持ってきたのか知らないけど、そんなアイテムこのアポロ様の前では無力!」

第3章 第11話 星読事変

 アポロが日誌を書き換える。
 色々考えられるが、正直よくわからないので可能性を箇条書きする。

 ・可能か不明だが、時間軸が異なる【Deneb】該当日に襲撃を仕掛け、結果そのものを改竄した。
 ・【Vega】で魔王や神の力を取り込んでおり、その力で干渉を起こした。
 ・デネブ記録記載者がアポロの中に取り込まれており、記載者由来で記述を書き換えたことにした。
 ・瘴気による干渉で日誌の構造を変化させた。

 正直よくわからないが、アポロの中にデネブ記録記載者が取り込まれていると考えた場合、1章17話の "呼びかけ" 及びクロトの一時的な覚醒は、アポロから関与されていた可能性が考えられるという荒唐無稽な説も挙がってくる。


第12話 眠りの姫(?日目・?ノ月?日)

フィオナ「月の壁画……」
太古の歴史を思わせる巨大な石版。そこに描かれていたのはやはり、魔王。
しかしその様子は、大聖堂に飾られていた《太陽の壁画》とはまるで異なるものだった。
フィオナ(大丈夫──私はやれる──フィオナとしても、魔王としても)

第3章 第12話 眠りの姫

 月の壁画でも太陽の壁画同様に、星飾りや手首の♦のような装飾から、魔王は "星騎士" である可能性が考えられる。(足首の装飾は隠れている)
 だが太陽の壁画であれば2000年前ということで納得もできるが、月の壁画は3000年前ということなのでいったいどういうことなのか……?
 なお6章で明かされるが、妹フィオナがフィオナであることや魔王であることといった内容に含みを持たせている。

フィオナ「ねえ──お姉ちゃん」

第3章 第12話 眠りの姫

 姉フィオナの初登場。この場ではイラストだけで、特に発言や名前などについては一切触れられない。


 以上、3章は物語が動き始めたといった内容でした。
 デネブ記録の文章も徐々に公開され、更に追加の情報も流し込んでくる状態。伏線もまだまだ追加で張り巡らせ続けられており、この状態だと推測ばかりが飛び交うのでまずは確定情報が欲しいところ。
 イベントストーリーや星騎士ストーリーにも設定回収があるようなので、さっさと全部回収しきりたいが、なかなかそうはいかずじっくり時間をかける必要がありそう。


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