韓国ドラマ【誘拐の日】感想
5月7日に開催された「百想芸術大賞2024」で新人賞をとった子が出ている作品です。
なんとなくだけど後回しにしていた作品ですが、新人賞をとったユナちゃんへの祝福のコメントがあまりにもSNSに多く気になって観てみました。
ちなみに主演のユンゲサンドラマはお初です。
あらすじ
メイン予告
作品詳細
原題:유괴의 날
ジャンル:犯罪、スリラー、ヒューマン、ミステリー、ブラックコメディ
放送期間:2023年 9月13日~2023年 10月25日
配信:Amazonプライムビデオの独占配信
放送回数:全12話
キャスト:ユン・ゲサン、パク・ソンフン、ユナ、キム・シンロク
本国でも視聴率が高かった作品のようです。
メインキャスト|主要人物の紹介
ユン・ゲサン|キム・ミョンジュン役
主人公のキム・ミョンジュンは、生半可で気弱な素人誘拐犯です。娘の病院費を賄うために誘拐を計画していましたが、予期せぬ事件に巻き込まれ、殺害容疑者として追われる事態に陥ります。
ユナ|チェ・ロヒ役
チェ・ロヒは記憶を失った11歳の天才少女。子供らしくなくシニカルで記憶を失っても非凡な頭脳はそのままだ。 自分を父親だと主張するキム・ミョンジュンが疑わしいが、奇妙な絆で危機を乗り越えていく。
パク・ソンフン|パク・サンユン役
パク・サンユンは、キム・ミョンジュンを追う強力班刑事。 早い判断力と冷徹な分析力で誘拐事件を追跡していたところ、新しい真実と意外な秘密に向き合うことになる。
キム・シンロク|ソ・ヘウン役
ソ・ヘウンはミョンジュンの本音がわからない元妻。キム・ミョンジュンのそばを忽然と去ったが、ある日突然訪ねてきてチェ・ロヒの誘拐を提案する。
感想
前半は眠気と戦いながら観てました。ユンゲサンって俳優さんの演技を観るのも初めて出しなんかいまいちハマれないかもって。
結局そんな事なくて最後は一気見の作品です
誘拐した子は天才少女
始まりはユンゲサンことキム・ミョンジュンが娘の為に誘拐をして大金を得ようとするんだけど、誘拐した少女は大金持ちの娘ってだけじゃなくて天才少女だったw
この女の子(チェ・ロヒ)がとにかく賢くて前半からミョンジュンとのやり取りが面白い!
チェ・ロヒは天才で小生意気で大人をバカにする感じでなかなかパンチがる。足を組んでる姿はもう大人(芦田愛菜ちゃんを彷彿)。
大人びた子供が苦手な人は離脱するかも^^;
逆に、キム・ミョンジュンはどこか抜けている感じでこの2人のバディがすごく良かった!
ロヒを取り巻く大人たち
博士だの出資者だのいろんな人が出てくるけどとにかく最初は、全員が怪しくて悪いやつにしか見えなかった。
元妻ソ・ヘウンも久しぶりに電話してきて誘拐の話を持ちかけるっておかしすぎるし、ロヒを取り巻く大人たちが、こんなにも悪い奴らばっかりで良くここまで成長したと思う。
何よりも両親が狂ってる。人体実験なんて。
深まる謎
全員が少しずつ線でつながって、話が解決をしそうになるけど、なかなか解決しなくてむしろ深まっていく。
ロヒの両親を誰が殺したのか、どうして誘拐を計画したのか。誘拐の裏に隠れてる謎がとにかく多い。
誘拐犯とロヒの関係性
誘拐犯を捕まえてロヒを保護したい警察や、お金や実験の為にロヒを捕まえたい大人たちから逃れるため、誘拐犯ミョンジュンとロヒは2人で逃げていく。
小生意気なロヒと、少し間抜けだけど憎めないミョンジュンの関係性が本当に良い。
作戦を立てるときは、天才的な頭脳の発揮してすごいんだけど、やっぱり11歳の子供。ミョンジュンを心配したり、頼ってるシーンもあって感動。
ミンジョンの約束を守る意思もすごいし、ロヒがミンジョンだけを信用してる関係性もすごく良かった。
まとめ
このドラマ何と言っても少女役のユナちゃんが良かった。
百想芸術大賞で新人賞とるだけのことある。
ユンゲサンは、これまでとは違うどこか不器用で心の弱い誘拐犯としてコミカルな役に初挑戦したみたいだけど、すごくぴったりで演技が上手!
サスペンスというよりはヒューマンドラマの要素が強い気がしました。
被害者側と加害者側、両方のことがしっかりわかる過去の話もあってよかったです。後半は泣けるシーンもあり感動。
何と言ってもシリアスな雰囲気の中にも所々にコメディ要素があって面白かったです。
個人的・・・
パク・ソンフンが刑事役をやってるんだけど、そんなに誘拐犯を妻得られないものかね。
もちろん早く捕まったらドラマとして成り立たないけどwだとしても刑事と警官みんなドジすぎるー!
何よりもやっぱりパク・ソンフンを悪役でしか観たことないからもうすごい違和感w
とにかく最後まで楽しめるドラマです。
ぜひ観てみてください。
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