れおん

薬学博士|修士課程で酒にハマり、どん底を彷徨う→200冊の本を読み込み、薬学、脳科学の…

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薬学博士|修士課程で酒にハマり、どん底を彷徨う→200冊の本を読み込み、薬学、脳科学の知識を活用したメンタルケアの徹底→-10kgのダイエット、禁酒に成功し、パフォーマンス向上|拙著「ドーパミンハック」がベストセラー獲得|脳科学の観点から日常に役立つノウハウを発信します

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酒でストレス発散はできない

ストレスの多い現代社会において、酒でストレスを発散するという方は多いと思います。 私もかつては酒でストレスを発散していたので、その気持ちはよくわかります。 しかしながら、ストレスに身を任せ、酒によってストレスを発散しようとしてもうまくいきません。 なぜなら、酒はコルチゾール値を有意に増加させるからです。 コルチゾールは、副腎皮質から放出されるステロイドホルモンであり、ストレスと非常に関係性の深い物質です。 例えば人前で話す時には、10分程度でコルチゾール濃度が3倍程

    • 目標ばっかりだと疲れちゃう

      常に目標を追い求める生き方は、今この瞬間に集中して生きることとは対照的です。 なぜなら、我々の視点が絶えず未来を見据えているからです。 そうすると、やっぱり人間は疲れてしまいます。 もちろん目標にはメリットもあります。それは、短期的な目標は私たちのパフォーマンスを向上させるからです。 例えばこんな研究結果があります。マラソン大会での完走時間による参加者数を比較した研究で、特定の時間(例えば4時間または5時間)を目標とすることで、多くの人がラストスパートをかけ、その結果

      • 今度こそお酒を控えたいと思っているあなたへ

        こんにちは、薬学博士✖️作家のれおんです。 あなたは、お酒を控えたくてもつい飲みすぎてしまうという経験はありませんか? お酒の飲み過ぎは万病の元ですから、しっかり節酒できるならそれが一番良いのです。 しかし、お酒を控えるのはなかなか困難。 ついつい飲みすぎてしまうため、工夫しなければお酒を適量でコントロールするのは非常に難しいです。 そこで重要になってくる技術が「リフレーミング」です。 リフレーミングとは、ものの見方を変える技術のことで、例えば「お酒=合法麻薬」と

      酒でストレス発散はできない