レッドレビン 夏の放牧でパワーアップ!

 先週はシルクの先行募集結果発表、ウインの先行募集スタートと一口馬主イベント目白押しでした。そんなイベントウィークでしたが、8月14日に栗東トレセンで5頭の競争馬が亡くなった火災事故が発生してしました。亡くなった競走馬にはこれからデビューを迎える2歳馬もいたようで、本当に心が痛みます。原因を究明し、再発防止に向けて取り組んでいただき、今後このような事故が起きないように努めてほしいです。亡くなった5頭の競走馬のご冥福をお祈りいたします。

 今週のnote投稿はウインの募集馬評価を投稿予定でした。ただ、過去のウイン募集馬リストを研究したところ、今の自分の出資判断基準から回収率100%を超える馬を導き出せないと分かりました。そのため先行募集での出資判断は一旦スルーし、募集馬の成長を見て出資基準を満たす馬がいれば出資してnoteに判断基準を投稿します。
 
 さて今回は5月に未勝利戦を勝ち上がった出資馬のレッドレビンについてです。当馬は、5月の遅生まれだし3歳までに1勝して古馬で息長く活躍してくれればと思って出資しました。ただ、新馬戦でまくって2着のパフォーマンスを見せてくれたのでクラシックトライアルには出てくれるんじゃないか!?と期待が膨らみすぎちゃいましたね。結果として、3歳春で未勝利脱出という当初の予想通りになってしました(笑)
3歳秋からが本馬の真価が問われるので、次の1勝クラスでは5月の未勝利から大幅にパワーアップした姿を見せてほしいですし、パワーアップしていることはクラブの更新からも伝わってきています。

2020.06.12 : ファンタストクラブ
馬体重504キロ
担当スタッフ「疲れは完全に抜けたようで、活気ある動きで坂路を駆け上がってきます。久々にレビンを見た担当者も、2歳時に比べて胸部の深みが増してずいぶん幅も出たと喜んでいました。その上、毛艶や張りも素晴らしく、いまとても充実していると思います。勝ち上がりに時間は掛かりましたが、まだ伸びる余地はあると思いますね」
2020.06.26 : ファンタストクラブ
馬体重506キロ
今週も良い雰囲気で稽古に励んでいますよ。以前こちらにいた時は稽古を重ねるにつれてチャカつくところを見せ始めていたのですが、戻ってきてからは速いところをやってもどっしり落ち着いています。この辺りは精神的に大人になったのでしょう。手足が長いのでストライドの大きなフォームも迫力十分です。まだ今後のプランは決まっていませんが、更に状態を上げていきたいです。
2020.07.17 : ファンタストクラブ
馬体重506キロ
今週も坂路とコースを併用して順調に乗り込んでいます。今日の坂路でもF15秒を計時しましたが、余裕十分といった感じでした。以前からそういうところはありましたが、見た感じでは速く見せないのに、時計で確認すると見た目以上に動いているといった印象です。ストライドの大きなフォームがそう見せているのでしょうね。こういう時の状態はたいていいいものですよ。体調も変わりませんし、気持ちの面でも落ち着いているように、今は良い精神状態で稽古に臨むことができています。
2020.07.31 : ファンタストクラブ
馬体重502キロ
大きな変化こそありませんが、相変わらず順調といったところでしょう。今週も坂路でF15を乗りましたが、ダイナミックで併走馬に先着。良い雰囲気でした。乗り込みを進めながら馬体にも幅が出て、毛艶良好、筋肉の張り出しも上々です。引き続き秋競馬に向けて乗り込みを進めていきます。

未勝利勝利時の馬体重が496kgでファンタストクラブ放牧中は500~508kgを推移していました。馬体重自体は増えていましたが、「レース時はキッチリ仕上げ」、「放牧中は成長を促す」という目的を加味すると、前向きなコメントとは裏腹に大幅な成長していないのではないかと不安になりました。そんな中、ここ2週前の近況で馬体重514kgと体重が更に増加したので安心しました。実際に写真を見ても、スラっとしているものの前脚とトモのボリュームが一回り増えてハリが出て大人びた顔つきになったと感じます。

2020.05.29 : ファンタストクラブ

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2020.08.07 : ファンタストクラブ

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馬体重514キロ
今週も坂路で週2回しっかり負荷をかけています。火曜日は2F14-13、今日は4Fから15-14-13とラップを上げています。まだ帰厩時期が定まっていないので、仕上げモードではありませんが、その分馬には余裕がありますし、負荷をかけながら体重が増えてきたのも良い傾向ですね。この後も週2回の坂路をベースにしっかり乗り込んでいきたいです。
ですね。この後も週2回の坂路をベースにしっかり乗り込んでいきたいです。
2020.08.14 : ファンタストクラブ
馬体重510キロ。
今週も良い意味で変わりなく順調です。週2回ベースの坂路では1本目に17-16で肩慣らししてから2本目に15~13秒ぐらいまでペースを上げていきます。入場以後ずっと良い雰囲気で稽古に臨めていますが、稽古を重ねて体つきが良くなり、日を追うごとに走りに力強さが出てきているように感じます。気性も落ち着いていて飼い葉もよく食べていますし、今から復帰が楽しみになりますね。まだ酷暑が続くので、すぐに移動ということはなさそうですが、いつ声が掛かってもいいようにしっかり乗り込みを重ねていきます。

 トモが成長し若駒特有の緩さが解消してくれば、レッドレビンの課題であったテンの遅さも解決されると思っております。これまでのレースは、馬体が緩くスピードに乗るのに時間がかかったため、道中まくって粘りこむ競馬しか出来ませんでした。緩さが解消されてゲートから短い距離でトップスピードに乗れれば、先行して粘りこむ競馬にスタイルチェンジ出来ると思っております。まくり競馬は距離もスタミナもロスが大きいので、スタイルチェンジが出来れば1~2勝クラスでも十分活躍すると思っております。

成長待ちということで帰厩の日程はまだ決まりませんが、レッドレビンの競走生活は4,5,6歳で本格始動すると思っているので気長に秋を待ちたいと思います。そして出来れば芝中距離で復帰し、最高のパフォーマンスを見せてくれれば今後がますます楽しみになります。目標とするレースがいつ出るのか、首を長くして待ちます!😁

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

※東京サラブレッドクラブの許可を得て、転載しております。

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