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選ばれる独立リーグ 有望選手が入団する訳

お疲れ様ですm(_ _)m LEOと申します。

2023年ドラフト会議では独立リーグ史上最多となる23名のドラフト指名があり注目を集めました。
今年も多くの有望な選手達が独立リーグの門を叩くのですが何故彼らは独立リーグという環境を選ぶのでしょうか?
今回は2つの観点から考察していきます。

◇社会人野球よりもドラフト指名解禁が早い

社会人野球に所属している選手をドラフト指名するためには

・中学を卒業、高校を卒業・中退後から3年経過していること
・大学、短期大学、専門学校を卒業・中退後から2年を経過していること

この条件をクリアしていないといけません。
ということは高卒選手は21歳大卒選手は24歳からプロ入りするということです。
その点、独立リーグでは入団1年目からドラフト指名対象になります。
そのため早くプロ入りしたい!と志している選手にとっては有力な選択肢の1つとなっています。

これは個人的な意見ですが、2020年からコロナ渦に入りアマチュア選手達の練習や試合が制限されることが多くなりました。
現在は緩和されてきていますが、今年ドラフト候補といわれる大学4年生世代は甲子園が中止になった世代です。
十分な練習量が確保できず即プロ入りを諦めた選手が数多くいることでしょう。
独立リーグで1年~2年間しっかり鍛え上げてプロに行きたい!
と考える選手も少なからず居たのではないでしょうか。

◇社会人野球よりアピールする機会が多くある。

社会人野球では二大大会があり(都市対抗野球大会、日本選手権大会)、プロ入りを目指す選手達にとっては大きなアピールの場になります。
しかし社会人野球は一発勝負のトーナメント式。チームが敗退するとアピールの場は失われてしまいます。。

独立リーグは少なくとも年間30試合以上、試合数が多いリーグでは年間80試合近くのリーグ戦を行っています。
選手達に多くのアピールの場があり、選手個々のデータの精度も上がる等、スカウトする側からしても嬉しい限りです。
またトーナメントでは使いづらい選手もリーグ戦では経験を積ませることができます。(平均球速150㎞以上だが制球に難がある投手など)
そこでスカウトの目に留まりプロ入りする選手も数多く居ます。
そういった観点からも独立リーグは選ばれているのかもしれません。


いかがでしたでしょうか??
まだまだ独立リーグの環境面としては給与や練習環境も含めて厳しい側面はありますがそこを選んで入団してくる選手達は貪欲に野球が上手くなりたい、プロ入りしたいと思っています。
そのメンタル面が23人のドラフト指名の1番の要因なのかもしれません。
ではでは(*´∇`)ノシ

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