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心象 - shinsho -の物語

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日常。 繰り返される大切な時間。 考える事であったり、 人であったり、 触れるものであったり、 食べるものであったり、 ​そうした無限な大切を綴ります。
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#工藤煉山

あてのない旅へ

私は旅を計画しない。 計画すると偶然の喜びが減ってしまう気がするから。 ふと思い立った時…

言葉を使わない生き方

 言葉の語源は、「言」が言う事が事実にも成り得る重い意味を、軽い意味を持たせるために「端…

モノと生きるということ

いつも何かを従わせてはいないかい。 大切にしているモノも従わせてはいないかい。 いつも朝…

直視と同感

やわらかは心 果てる心 時に逃避し 小さな光。 ゆるやかに やさしく。 生きるは強く 耐…

招ぶ心

 僕がしたい事とはなんだろう。  幼い頃から、良いと言われ続けた価値観の中で作られた音楽…

毎日、毎日、音や響きを感じてくらす。

 北鎌倉は、春から夏にかけて蛙の鳴き声が、そして鶯も。夏は忙しく多くの鳥の囀りが。そして…

52Hzで鳴く鯨は本当に孤独なのか

 皆さんは52Hzで鳴く鯨の事をご存知でしょうか。通常の鯨は15〜25Hzで鳴きます。シロナガスクジラは高くても39Hzくらいまでです。この鯨は1980年代から度々、発見されるようになり、2004年以降、毎年発見されるようになりました。団体ではなく個体であり、また他の鯨との周波数などと異なり、コミュニケーションも取ることが出来ない唯一の個体であることから「世界で最も孤独な鯨」と呼ばれています。少し前にドキュメンタリーや本になっていますから、聞いた事がある人も多いかもしれません