いざという時の連絡先
春から、親の入院やなんやかんやで気持ちの余裕がなく、いっぱい考えてること、思いついてる言葉の羅列があるのに書いては下書き保存を繰り返してます。
高齢の親の入院手続きは今回が初めてではなく、20年ぐらい前から度々付き添っているのですが、毎回考えるのが自分が高齢になった時に保証人と緊急連絡先を誰に書いてもらうかということ。
私の場合、これまで結婚や出産に憧れや早くしなければみたいな気持ちになったことがなくひとりで過ごしてきた為に、これから先、自分が入院、手術や家を借りるなど、何かの手続きで緊急連絡先を書く時、もしその時に姉や親戚と連絡がとれなくなっていた場合、誰にお願いすればいいのかの心配がある。
いろんな場所で公的に認められる人が婚姻関係、親族優先とされていることにモヤモヤする。生きていくためには婚姻関係があると過ごしていきやすいからと、いろんなセクシャリティ、ジェンダー、愛情の感覚を持っていても割り切って友情婚を選んで過ごしている人たちの潔さを知ると、自分もモヤモヤしている場所ではないのかなと思いながら、いろんな感覚や生き方を選べる時代であっても公的な権利がある立場は限られている状態にやっぱりモヤモヤする。いろんな書類を準備すればいけますよー、とか、代理人サービスありますよー、とか、今の状況に合わせてやり方はあれど、手続きを増やさないとなかなか認めてくれない現実は、その向こうに男女は結婚して子供を育てるものという考えが見えて不公平に思い息苦しくなる。
生きやすさのために割り切って法律上の手続きを踏めるかどうか。さすがに恋愛感覚が多くの人とずれてる私でも、数は少なくても深いご縁や愛を感じて大切に想う人と一緒に生きていきたいと考えてるので、割り切って決めたくない。それならばそれなりの手続きを取るリスクを受け入れて生きよということなんだろな。いや、やっぱり不公平な気がする。ずっとこの問題は私の中で堂々巡りをしている。