99パーセントを与える人。

人から与えてもらうのと人に与える割合をパーセントで示してみる。

今の私は、70パーセントを与えてもらって30パーセントぐらいしか返せていないような気がする。もしかしたら、90パーセントもらっていて、10パーセントしか返せていないかもしれない。

たしかに、若いうちは色々なことを与えてもらいながら吸収して、将来、後輩に与えてもらったことを与えるというのも間違いではないと思うし、思い切ってそういう思いで、今たくさんのことを与えてもらうのも悪くはない。

ですが、どういったかたちであれ、相手に与えてもらったことは、いくら大先輩であっても最低限、恩や成果を作って十分に返していくことが、お互いにとってもすごく大切なことではないでしょうか。

なぜ、そういうことが出来ないのか。

それは、やはりどこか、子ども染みた甘えや考えを持っていて本気で相手との関係を作ろうとしていなからだろう。

実際は、大人であれ、学生であれ、一生に一度しか会えないような人であったとしても、何か影響を受けているものです。その影響がいいものであれば、それに全力で答えていかないといけません。

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99パーセント与える人ってどんな人なのかなって考えた時に、１パーセントが大きい人だと考えられます。例えば、今与えられていることが、100あるとすれば、それを１パーセントにするぐらいに大きな人にならないと、99パーセント与える人にはなれません。

そういう気持ちで、物事に取り組まないと、周りを幸せにすることも出来ないだろうし、自分自身も十分に満たされない生活をすることになるでしょう。

以前の私は、100与えられていることが幸せなことなのに、不安で恐怖にすら感じることがありました。その時は、この100をそのまま受け取らずに、1にして、受け取っていました。

ところが、その100を1に減らして受け取ってしまうと、大きな人になれるどころか、99パーセント与える人になっても、全部で100にしかならず小さい人のままになってしまいます。

それに対して、100を100で受け取れる人は、99パーセント与える人になると、全部で10000になります。

どっちの99パーセント与える人になりたいのか。

それなら、全部で10000になる人の方を選んでいく方が、充実した人生を送れるんじゃないでしょうか。

もちろん、人によっては、以前の私のような、いわゆる、100を1にしてしか受け取れない人もいます。そういう人は、別に大きい人になれとは言いませんが、今からでも全てを受け取って、全力で答えていける人になれるようにした方が、周りのとの関係が今より良くなるかもしれません。