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約半年で学んだヴィンテージドレッジ所感(カード紹介編)

こんにちは。

今年の8月にMF千葉でBazaar of Baghdadを4枚買って始めたヴィンテージ。初めて見ると想像してたよりは怖くない。でもプレイヤーは少ない…さては紹介記事が少ないからだな?
ということで自分のできる範囲でのデッキ紹介を書いてみようと思いました。今回はデッキに採用されているカードの紹介編。役割とちょっとした注意点をメモ書き程度に書いていきます。細かいプレイングは別記事で書きます。

ヴィンテージのドレッジは2019/12/09現在、主流はピッチドレッジというマナレスドレッジで、型は二つ。ドレッドリターン型とホガーク型です。私の使ってるのはホガーク型気味のデッキですので、ホガーク型視点での意見となりますのでご了承ください。
また、あまりドレッジに採用されてないカードを採用しているところもありますが、基本的に採用されているカードの、最低限の注意点は書けていると思います。

〇メイン
・土地
Bazaar of Baghdad 4枚
ヴィンテのドレッジといえばこのカード。参入のハードルもこのカード。
2枚引いて3枚捨てるメリット持ち。
1ターン目にイチョリッド、発掘持ち2体を捨てて、虚ろな者が出せることもある。
2ターン目は以降『基本的に』は自分のアップキープに起動。
理由はドローステップ前に発掘持ちを墓地に捨てられるから。
発掘持ちが手札や墓地になくても、デッキから引けばディスカードで捨てられる。
それ以外にもイチョリッドがいればコストの補充ができたり、秘蔵の縫合体の誘発が見込める。
サイド後は起動のタイミングを考える必要がある。
黒罠を避けるように起動することや、相手の対策カードに対応できるよう、置換せずにドローすることがある。


・発掘持ちのカード
ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll 1枚
緑。制限カード。
発掘6
脅威の発掘6を持つ。活性の力のコストにもなる。
2019年8月30日、名誉のヴィンテージ制限カードに。

臭い草のインプ/Stinkweed Imp 4枚
黒い。
発掘5
黒いので制限にはならない。

ゴルガリの凶漢/Golgari Thug 3枚
黒い。
発掘4
墓トロールが制限になったため採用されている。
発掘4はだいぶ弱い。3枚か4枚は好み。

よろめく殻/Shambling Shell 4枚
黒くて緑。
発掘3
ゴルガリの凶漢より発掘が1少ないがこちらは4枚。
活性の力のコストに出来るのがとても偉い。黒くもあるのでイチョリッドのコストにも。偉い。
発掘3は弱い。発掘3は弱い。


・その他ドレッジに主に入っているカード
ナルコメーバ/Narcomoeba 4枚
青い。
青いので意志の力、否定の力のピッチコストになる。手札に来たときは捨てるタイミングを考えよう。

イチョリッド/Ichorid 4枚
黒い。3~4枚採用のカード。
墓地にある時、黒いクリーチャーを追放で場に出せる。
基本的にはアップキープのイチョリッド誘発スタックでバザーを起動して、場に出すためのコストを確保する。
黒いので他のイチョリッドを追放して場に出すこともある。
終了時に生贄になるので、黄泉橋が墓地にあるとゾンビが出る。忘れないようにしよう。

秘蔵の縫合体/Prized Amalgam 4枚
黒くて青い。
意志の力、否定の力のピッチコストにやむなくすることも。
カウンターのコストになるので、雑に捨てない。捨てるタイミングはしっかりと考える。

虚ろな者/Hollow One 4枚
ほとんど4枚採用のカード。たまに3枚の場合もある。
Bazaar of Baghdadを起動して、3枚カードを捨てると0マナで出せる。
アゾリウスの造反者、ラヴィニアがいるときに0マナで出そうとすると打ち消されるので注意。

黄泉からの橋/Bridge from Below 4枚
黒い。
クリーチャーが相打ちになったときは黄泉の橋追放が最後に解決されるようにスタックを積むとちゃんとゾンビが出る。
スタック順はMOでは特に注意。

陰謀団式療法/Cabal Therapy 4枚
黒い。
黄泉からの橋が墓地にあると、クリーチャーを生贄にしてゾンビを増やし、打点を増やすことができる。
相手のデッキを知らないとハンデスとしてはうまく使えない。これに関しては試行回数とメタゲームの勉強をするしかない。
たまに自分を指定して、発掘持ちを墓地に落とすこともある。

血清の粉末/Serum Powder 4枚
Bazaar of Baghdadを初手に引くためのカード。
効果が少し特殊なので注意。マリガン回数をnとして説明すると、
n枚デッキの下に戻して、血清の粉末を含む残りの手札全てを追放して、シャッフルせずに上から追放した手札と同じ枚数引く。
といった感じになります。この効果はマリガン回数に含まないので、そこも注意。


・ホガーク型採用カード
甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis 2枚
黒くて緑。
ホガーク型は2~3枚採用している。
黄泉からの橋が2枚以上墓地にあり、陰謀団式療法が墓地に複数枚ある時は
①陰謀団式療法でなにかを生贄→②ゾンビが2体以上場に出る→③招集と探査で場に出す→④陰謀団式療法で甦る死滅都市、ホガークを生贄→②へ戻る
と、陰謀団式療法が墓地にあるだけ繰り返してゾンビを増やすことができる。
黄泉からの橋が2枚以上墓地にあり、甦る死滅都市、ホガークが2枚ある時は
①甦る死滅都市、ホガークを場に出す→②もう1枚の死滅都市、ホガークを場に出すと対消滅で片方が死亡→③ゾンビが2体以上場に出る→④対消滅で出てきたゾンビで再度死滅都市、ホガークを場に出す→②へ戻る
ということもできる。
ドレッドリターン型と比べると、甦る死滅都市、ホガークと場に黒いクリーチャーが2体で場に出せる軽さがメリット。


・ドレッドリターン型のカード
戦慄の復活/Dread Return 1枚
黒い。
ドレッドリターン型だと2~3枚採用。灰燼の乗り手のほかに大修道士、エリシュ・ノーンも入れたりする。
ホガーク型と比べると、戦慄の復活とリアニメイトしたいクリーチャーが墓地にあり、かつ場に3体クリーチャーが必要になるが、
リアニメイトされるクリーチャーは強力で、場に出るとほぼ勝ちである。
私はメインに置かれるThe Tabernacle at Pendrell Valeなどの対策カードが嫌なのでお守りに灰燼の乗り手と一緒に1枚入れている。
ホガーク型なら基本的には入っていない。自由枠。

灰燼の乗り手/Ashen Rider 1枚
黒い。
場に出たときと死亡したときに、パーマネント1つを対象にし、追放できる。
死亡したときにも誘発するため、戦慄の復活で場に出して、すぐに陰謀団式療法で生贄にすることも。
ホガーク型なら基本的には入っていない。自由枠。

・ピッチドレッジのピッチ要素。
意志の力/Force of Will 4枚
青い。
相手のキーカードや対策カードを打ち消そう。

否定の力/Force of Negation 2枚 
青い。
自分のターンには使えないため、使用できないこともしばしば。

精神的つまづき/Mental Misstep 1枚
青い。制限カード。
1枚なので、手札に来たらラッキー程度。
サイド後は大切。

活性の力/Force of Vigor 2枚
緑。
メインの魔術遠眼鏡や、虚空の力戦で負けないためのカード。
基本的にはメインに入っていない。自由枠。


・ドレッジ自由枠
虚空の杯/Chalice of the Void 1枚
制限カード。
MOXが止まる。サイド後はトーモッドの墓所も止まる。
逆説的な結果デッキ対策に今はほとんどのドレッジが入れている。
環境次第で自由枠。

有毒の蘇生/Noxious Revival 2枚
緑。
採用してる人は少ない。
ナルコメーバをトップに戻して、発掘で墓地に落としなおしたり、露天鉱床で割られたBazaar of Baghdadを回収したりと地味に活躍してくれる。
自由枠。


〇サイドボード
トーモッドの墓所/Tormod's Crypt 1枚
墓地対策。
主に対ドレッジ用。虚空の力戦とトーモッドの墓所、どちらを使うかは好み。

貪欲な罠/Ravenous Trap 4枚
黒い。
墓地対策。
主に対ドレッジ用。虚空の力戦と貪欲な罠、どちらを使うかは好み。

外科的摘出/Surgical Extraction 1枚
黒い。
墓地対策。墓地対策対策。キーカードが4積みのデッキ対策。
相手が使った貪欲な罠に打つと相手が悶えてくれる…はず。
逆説的な結果やFastbondなどのキーカードに打つことも。
あまりドレッジで採用されているのを見ないカード。

活性の力/Force of Vigor 2枚
緑。
サイド後の墓地対策対策に。
虚空の力戦、安らかなる眠り、墓堀りの檻など割りたいものはたくさんある。
対逆説的な結果にも入れる。
基本的にはサイドに4枚のカード。メインに2枚入れているためサイドに2枚になっている。

精神壊しの罠/Mindbreak Trap 1枚
青い。
お守り。1ターン目にMOX→MOX→土地→ナーセット!なんてこともあるので以外と使う機会がある。

不快な群れ/Sickening Shoal 1枚
黒い。
対クリーチャーによる対策カード対策。
漁る軟泥が嫌なので1枚。下のContagionと比較すると一長一短。
陰謀団式療法をコストにするとタフネス2が倒せない。

Contagion 2枚
黒い。
対クリーチャーによる対策カード対策。
上の不快な群れと比較すると一長一短。
陰謀団式療法でもタフネス2が倒せる。僧院の導師が果敢が切れた際に死亡する。
漁る軟泥を最近は見なくなってきたので今はこちらが多めにしている。好み。
対クリーチャーによる対策カード対策。は大体サイドに2~4枚。

露天鉱床/Strip Mine 1枚
対ドレッジ、対The Tabernacle at Pendrell Vale。
灰燼の乗り手だけでThe Tabernacle at Pendrell Vale対策をするのは難しそうなため、採用。
露天鉱床はメインに入れる人も。

不毛の大地/Wasteland 2枚
対ドレッジ、対The Tabernacle at Pendrell Vale。
灰燼の乗り手だけでThe Tabernacle at Pendrell Vale対策をするのは難しそうなため、採用。
活性の力をメインに2枚入れて、空いた枠に入れている。不毛の大地採用のピッチドレッジはあまり見ない。


…と、今使ってるデッキの採用カードをまとめるとこんな感じです。ピッチコストにできるカードをわかりやすくするためにカード名の後に色も書いてみました。
カード紹介編はここまで。時間があるときに、これ以外の採用されていることがあるカードも書き足せたらなと思います。
拙い文章ですが、読んでいただいてありがとうございました。
次回はプレイング編です。気長にお待ちください。


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