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約半年で学んだヴィンテージドレッジ所感(対対策編)

こんにちは。
プレイ編で書こうかなと思っていましたが
書き始めたらかなーり長くなってきたので別記事で書くことになりました。
ドレッジ対策カードとそのカードを入れているデッキ。
それと対対策の方法について、種類ごとにまとめました。
それぞれのカードに対して対対策の話で書いておけば、
今後も流行が変わったときにそのカードを入れているデッキに対して
使える内容になるかなと思いましたので今回はこんな形で書いてみます。
採用デッキの情報は、2020年2月末現在のものとなっております。

〇クリーチャー
基本的にはカウンターをするか、黒いピッチ除去で処理する。
間に合わせないよう、早めに場にクリーチャーを並べておけば殴り切れることも多い。
ホロウで殴り続け、ブロックを強要するのは最終手段。
マナありドレッジにすると、四肢切断がとれて楽になるかもしれない。

・死儀礼のシャーマン
採用デッキ:墓荒らし、サバイバル
対対策:ピッチ除去、カウンター
一枚だけならごり押しが効くことも。二枚並んだらほぼ無理。
墓地を食べるのにマナが必要なため、その隙をうまく作って潜り抜けよう。
後続が来なければ虚ろな者で殴り切れる。

・イクスリッドの看守
採用デッキ:墓荒らし、サバイバル
対対策:ピッチ除去、カウンター
厄介。黄泉からの橋のゾンビトークンで殴るプランが取れない。
発掘ができないし、イチョリッドやナルコメーバも出てこなくなる。
ただしタフネスが1なので、ナルコメーバで止まってくれる。

・漁る軟泥
採用デッキ:墓荒らし、サバイバル
対対策:ピッチ除去、カウンター
滅多に見ない。 大きくなると除去できなくなる。
死儀礼のシャーマン同様、墓地を食べるのにマナが必要なため、その隙をうまく作って潜り抜けよう。

・封じ込める僧侶
採用デッキ:デスタク、逆説、白いデッキ
対対策:ピッチ除去、カウンター
嫌い。これが出てくると、虚ろな者しか出せなくなる。
黄泉からの橋のトークンは効果範囲外なので、場合によっては場に残っているクリーチャーを
陰謀団式療法で生贄にして、ゾンビで殴り倒すプランも。

・アゾリウスの造反者、ラヴィニア
採用デッキ:逆説
対対策:ピッチ除去、カウンター
墓地妨害ではないが、ピッチスペルと虚ろな者、ホガークを使えなくする。
土地が一枚あれば墓地から陰謀団式療法を唱えることはできるので、
黄泉からの橋でゾンビ殴り倒しプランを取ることもできるは覚えておきたい。

〇エンチャント
カウンターするか、活性の力で割らないとゲームにならない。
致命的なものが多い。否定の力が当てられるのが救い。

・虚空の力線
採用デッキ:オース、MUD、サバイバル、ドレッジ
対対策:活性の力
採用デッキ以外も入れてることはある。
ドレッジにたくさん会うと、メインから入れたくなるらしい。
ごくまれにメインから出してくるデッキもある。
このカードだけ、対策カードが活性の力4枚しか取れない。
が、初手にないと遅いのが弱点。あと活性の力が出てからは減り気味。
なんだかんだ虚ろな者で殴り切れることもしばしば。
 
・安らかなる眠り
採用デッキ:デスタク、逆説、ジェスカイ
対対策:活性の力、カウンター
墓地を全て追放。場に出るだけで仕事をする。
2マナなのと、サイドに1~2枚なので
1ターン目に場に出ることはそこまでない。
が、置かれると致命的。
虚ろな者で殴って叩こう。

〇アーティファクト
エンチャントほどではないものの、致命的な場面は多々ある。
無色ゆえにいろんなデッキに入っている。

・トーモッドの墓所
採用デッキ:逆説、MUD、ゴロススタックス等ファクト活用デッキ、ドレッジ
対対策:活性の力、カウンター、虚空の盃、神聖の力戦
0マナなのが偉く、0マナなので対対策がちょっとだけしやすい。
使いたくなるような墓地づくりをして使わせよう。
例えば、
イチョリッド、秘蔵の抱合体、黄泉からの橋、イチョリッドの餌
があると相手は使わざるを得なくなる。
手札から発掘持ちをなるべく捨てないように気を付けたり
発掘置換の数値を低めにしたりで調整してあげよう。

・魂標ランタン
採用デッキ:オース、逆説
対対策:活性の力、カウンター
情報が少なすぎて、どれが入れてるのかわからず。たまに見る。
対策はトーモッドの墓所と同じ。
使わせたくなるような動きをしてやろう。

・墓掘りの檻
採用デッキ:MUD、ゴロススタックス
対対策:活性の力、カウンター
墓地は残るので、対策カードを探しつつ
適度に肥やしておくと割った後に貪欲な罠を気にせずに
イチョリッドで殴り倒せることも。

・真髄の針
採用デッキ:墓荒らし、オースなど、2マナランドが入っていないデッキ
対対策:活性の力、カウンター
精神的つまづきが制限になった弊害。
先手でbazaarを指定されるとつらい。
ディスカードで発掘持ちを捨てて戦うことになる。
先手で、すでに墓地に発掘持ちやイチョリッドがいる場合は
なるべく早く殴り切れる方法を考えながらイチョリッドを場に戻そう。
虚ろな者が出せなくなるのが悪いところ。
戦慄の復活型だと、うまく墓地を肥やせれば灰燼の乗り手で壊せる。

・魔術遠眼鏡
採用デッキ:MUD、ゴロススタックス
対対策:活性の力、カウンター
ゴロススタックスが流行るのにつれて増えた。
真髄の針と違って、これを入れているのは基本的に2マナランドやワークショップがあるファクトデッキ。
つまづきが当たらない。
あと大抵前方確認に抵抗の宝球をされて、そっちにカウンターを使わさせられる。
とはいえ、対策は針と変わらず。
ファイレクシアの破棄者とどっちが採用されるかは流行り次第…なのか?

〇インスタント
置物ではないため、打ち消しができることもある。
プレイングで対策をしていけることもあるだけ、まだ優しい。

・貪欲な罠
採用デッキ:マナ拘束系以外のありとあらゆるデッキ
対対策:カウンター、神聖の力戦
活性の力のせいか、いろんなデッキが入れているのはこれ。
抵抗の宝球等で、マナ拘束をかけるデッキは入れてない。
トーモッドの墓所と同じく、使わせること。
カウンターを持っているときは強引に押し通せることもある。
後は、3枚以上墓地に落ちないと0マナで使用できないので
3枚以上墓地に落とさないような立ち回りで回避可能。
タバナクルと一緒に置かれたときは、処理順に注意して
くれぐれも墓地のイチョリッドが解決前に追放されないようにすること。

・外科的摘出
採用デッキ:ジェスカイアルカニスト
対対策:カウンター、外科的摘出、有毒の蘇生
1種類しか抜けないため、発掘持ちを散らして捨てることを心がければよい。
外科的摘出、有毒の蘇生を使えば対象にとられたカードを先に墓地から退かすことで回避できる。
外科的摘出が流行ってきたらお試しあれ。

〇土地
意外と土地も厳しい。
ただし、他の対策に比べて、対ドレッジ要素は低め。
そこまで致命傷にはならない。

・露天鉱床
採用デッキ:色々なデッキ
対対策:2枚目のbazaar
制限カードなので1枚しかない。
なんでも割れるので、枠があるデッキには入っている。
もちろん、入っていないデッキもある。
真髄の針と同じく、墓地に落ちているものでいかに早く
殴り切れるか考えて発掘をしていくこと。
真髄の針や魔術遠眼鏡と違い、2枚目を引ければ
解決するので、墓地に落ちたbazaarの枚数や
状況と相談して通常ドローもしたりしなかったり。

・不毛の大地
採用デッキ:土地系デッキ、墓荒らし
対対策:2枚目のbazaar
こちらも入ってる場合は怖い。
露天鉱床+不毛の大地なのでそこそこbazaarを割られる。
対策は露天鉱床と同じ。

・The Tabernacle at Pendrell Vale
採用デッキ:墓荒らし、ゴロススタックス
対対策:サーチカードへのカウンター、灰燼の乗り手、露天鉱床、不毛の大地
大体チューターでサーチされて置かれる。
採用デッキのチューターや土地サーチをみたら、カウンターをしていこう。
紙だと高いが、持ってる人は複数枚持っている。
速攻を持っていないクリーチャーの生存権は一切なくなる。
ただ、イチョリッドには無力なので、イチョリッドでささっと殴り倒そう。

・ボジューカの沼
採用デッキ:土地系デッキ
対対策:サーチカードへのカウンター
大体、輪作でインスタント墓地追放をしてくる。
ドレッジに対して輪作を唱えてくる場合は
大抵ろくなカードを持ってきてくれないので
カウンターしてしまおう。 

…こうして書くと、苦手なカードは結構あるもんだなと痛感しますね。
さて、採用デッキについてですが、あくまで目安です。
色が合っていて、デッキに合ってそうなら記載したデッキ以外にも入っていることはあります。
特に黒いデッキ。
チューターでなんでも持ってこれるので、想定してないカードが出てくることも多々あります。

モダン、レガシーのドレッジでもそうなのですが、
相手のドレッジ対策を見極めて、適切な対策カードを入れることが大事です。

とはいえ、初手にbazaarをキープしたい関係で、対策カードが引けるかは
運と適切なマリガン次第。引けない時は引けないものです。
どうやって回避し、どうすればいかに手札に引き込めるか。
いかにキルターンを短くできるか。は考えつつ、引けない時はおとなしくあきらめましょう。

これにて、一旦半年で学んだドレッジ記事は終了です。
また、需要がありそうなタイミングで記事を上げられたらなと思います。
ではでは。

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