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And Just Like That... episode 1 (ネタバレ)

 
 
 
ドラマ Sex  And  The  City が大好きだった。

もう20年くらい前に
アメリカの大学に通っていた頃、
ブラウン管のテレビに釘付けになって
観ていたものだ。

NYという大都会、
彼女たちのファッションと生活、
キャリーの書く文章…。

マロノに憧れたり
靴中毒になりはじめたのもSATCのせいね。
 
 
 

卒業して日本に戻る頃に ちょうど
「シューボックス
(シーズン1〜6のDVD box)」が発売されてて
当時の私には高価だったのを迷わず購入したのを
覚えている。



東京で社会人になって数年は社畜だったけど
社会人を辞めて(笑)からは

到底SATCのようにはならねど
女友達とオシャレしておしゃべりして
おかしな恋愛(ごっこ)をして

もちろんVOGUEはバイブルだから
三年購読は当たり前

朝はなくて昼から一日が始まり

たくさん無茶しながら
必死に生きていた


《 今となれば 「物語」の中に
住んでいたみたいにすら思える 》



とにかくSATCの登場人物や
ファッションや世界が好きで
憧れていたんだよね。

映画は一作目は良かったけど、
二作目はあまりそうでもなかった。


続編が出るの出ないのって
何年か前に言っていた時は
続き見たいな〜とか思ってた。


 
それから年月が過ぎ、
ちょうど今年の春に シューボックスや
映画のDVDを処分したんだよね。

なんか
(もうあの世界には
戻らないし戻れないし)みたいな感じで。 
 
   
  
 
(もう続編も見なくていいかな〜
どうせサマンサは出ないだろうし
憧れもとうに卒業したし)って
思っていたの、 だけど!





なぜか急に
And Just Like That... が見たくなって

日本でもやっとオンエアされたから
観たんです。




※ここからネタバレあります※





やっぱりサマンサはいなくて、
キャリーもなんか違うし、
ミランダも空回りしてるし、
シャーロットはシャーロットかな


 

散々に私たちを振り回したミスター・ビッグは
異様にキャリーと仲睦まじくて
絵に描いたように幸せなのが怖いくらい


ミスター・ビッグじゃなくてジョンだよね。

この二人の空間だけが夢物語のようで、
(こんなメローなの不自然なくらいよ)と
思いながらも、だけど、
覚めて欲しくない夢の時間が続くみたいで。 
 
 
 
 
 
 
 
だから1話のラストで
あまりにも衝撃的過ぎて

もう今年一番の衝撃で、マジ!

(ヒドイ! こんなのイヤダ!)って

数時間放心状態でしたよ。 
 
 
 
 


 
 
この俳優さんのニュースは敢えてスルーして
とりあえずドラマをドラマとして見たんだけど、

その後ニュースを読んだりして

(あ、これタイミング合わせてきたな)とか

他のところでも商業的な部分が分かると

ドラマがドラマでリアルじゃないんだよね。 
  
 

 
物語は物語だとわかっているはずなのに、
その世界に入り込んでしまう。

それは悪くないことよ。

だけど、
(あー、もう20年前のように何も考えずに
諸々を察知せずにエンターテイメントを
楽しむことはないんだな)と。

(やっぱりあのSATCはもう今ここには
ないんだな〜)と。 
 
 


AJLTがシーズン1だけなのか、
続くかわからないけれど、見るけれど、

なんだろう…

リアルよりリアルに 世界が変わったこと 
昔には戻らないことを 実感させられた。


それは彼女たちが歳を重ねただけじゃなくて
時間が経過して社会が変化した上に
ここ一、ニ年くらいで 本当に
世の中が変わったことを今更わかる、みたいな。

 
 
  


それにしても、エピソード1のラストは

and just like that... では済まされないし
ショック過ぎる、ひどい!

 
 
映画の三作目でこうなるはずだったとか?

確かにミスター・ビッグが
ジョンになってしまったからには
彼がこうならないとキャリーの物語は
続かないのだろうけれど

ミスター・ビッグがやっぱり
また彼女の人生に戻ってくるのが定番で

もうそれがないとなると
何か魔法が解けたみたい。


だけど、リアルもそうなんだよね。

人の命は永遠ではない。

だから、このときを大切に。 
 
 

そしてキャリーはまた恋をする。 
 
 
 
 
 

 
 
 



どうしても書きたくて
人間っぽくドラマの感想を
書いて見ました。



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