最近、コロナ後遺症の予防や治療方法などを調べています。
コロナ後遺症の症状は色々とあるようですが、特に脳(中枢神経)への影響というのを私は気にしています。
今回の記事は、その調査の中で見つけた『新型コロナウイルスが免疫を抑制するメカニズム』と『イベルメクチン』についてです。
論文の導入部などの抜粋と、その関連記事抜粋が主な内容です。
そして、『後遺症にイベルメクチン効くんじゃないの?』という私の憶測。
先に重要箇所を超簡単にまとめます。
それ以降論文引用などになりますが、私自身が精査出来ない内容ですし、難しく長いです。引用部は飛ばしていただいてもいいかと思います。
◆重要箇所まとめ
・新型コロナウイルスのメインプロテアーゼ(3CLpro)がNEMOを切断することが確認された。
・NEMOという保護タンパク質が切断されると免疫反応が活性化されない。
・3CLproの作用によってNEMOが失われると、特定の脳細胞に損傷が生じ、COVID-19患者に見られる神経症状が引き起こされる可能性がある。
・イベルメクチンは3CLproをブロックする。
◆論文抜粋(SARS-CoV-2 3CLproによるNEMO切断の構造的・機能的特性評価)
リンクは以下です。
以下、抜粋引用します。
◆レビュー記事抜粋(SARS-CoV-2タンパク質が重要な免疫経路を切断しているのを発見)
リンクは以下です。
以下、抜粋引用します。
◆イベルメクチンと3CLpro
イベルメクチンが3CLproをブロックすることは結構前から言われていますが、いちおう論文から抜粋引用しておきます。
◆所感
以上より、単純に考えると『イベルメクチンは効くんじゃないの?』という印象です。素人の憶測でしかなく、そんな簡単なもんじゃないんでしょうけど。
イベルメクチンについては色々と言われていますが、私がこれまで見た記事などでは『結構初期に飲まないと効果は出ない』というものです。
つまり、明らかな風邪症状が出始めた頃にはウイルスの増殖はそれなりに終わっており、そのタイミングで飲んでも効果は低い。ということ。
◇◇◇
しかし、新型コロナウイルスは風邪症状が終わった後でも、長く続くコロナ後遺症(long COVID)の懸念があります。
それは持続感染ということかと思いますが、であれば、コロナ後遺症の発症予防(または治療)にイベルメクチンは効くのではないだろうか、と思えます。
今回の記事で取り上げた『3CLproによるNEMO切断』の影響範囲というのはわかりませんが、それはコロナ後遺症を引き起こしているメカニズムのひとつであるように、私には思えます。
もしかしたら、新型コロナ感染から一定期間イベルメクチンを飲み続けることで、後遺症の発症リスクを低減させることが可能なのではないでしょうか。
◆おわりに
今回の記事の内容はとっくに知られていることかもしれません。
(私は素人なのでわかりません。)
とはいえ、今後イベルメクチンに注目しておいても良いかもしれませんね。
もしかしたら再評価されるかも。
といっても、一旦『馬の駆虫薬であって人が飲むものではない』なんて言われたものなので、正式に評価されるのは無さそうな気がします。
引き続き専門家の方々には超期待したいですね!