米国・NC州で『マスク禁止法案』が法制化、施行
ちょっと前、米国でのマスク禁止法案関連の記事を書きました。
上の記事を書いた時点ではすべて施行されてなかったですが、先日、NC(ノースカロライナ)州の法案が法制化、施行されたようですので記事にしておきます。
◆記事引用
AP通信の記事から一部引用します。リンクは以下。
◆所感
重要箇所は以下ですが、これだけだと細かい条件がわかりませんね。
マスクを着ける理由である『病気の蔓延を防ぐため』は、広義に解釈すれば何でも問題なさそうですが狭義だと感染症のみが対象になってしまいそうです。
引用部では『免疫不全の人々』が懸念されていますが、その他でもたとえば、PM2.5や花粉、悪臭対策などでの使用は認められないということですかね。
また『医療用または手術用のマスク』と限定されています。サージカルマスクが該当すると思いますが、布マスクやN95マスクが該当するのかは不明。
詳細についてNC州のサイトを探したのですが、見つからず。
少なくとも詳細な条件が世間一般に周知されているわけではなさそうなので、恣意的な運用が行われる可能性があり不安ですね。
◇◇◇
個人的にマスク禁止には反対ですが、あちらの治安等わかりませんので市民が不安を感じているのであれば仕方ないのかとも思えます。どうなんでしょうか。日本に住んでいるとわかりません。
ただ、犯罪行為時の匿名性で考えるならマスク以外で色々とやりようはあると思うんですよね。
前の記事でも書いたとおり米国ではマスカーの割合が既に極少数(たぶん1%未満)なので、犯罪者がわざわざ注目を受けるマスクを着けるのかというと疑問ですし。
ってか、マスクの前に銃を禁止するのが先じゃね、とか事情も何も知らない私は思ってしまいます。
◆おわりに
ということで、ノースカロライナ州では公共の場所でのマスク着用が禁止となりました。正当な理由があれば問題ないとされていますが、細かい条件は不明。
ちなみに、ニューヨークの地下鉄でもマスク禁止(の検討)が話題になっていますが、今回の決定に対する批判の世論が高まらないのであれば施行されるかもしれないですね。
ネットだと政治的、倫理的に批判されているのを見ましたが、米国では大多数がノーマスクを歓迎してそうなので、あまり関心は持たれてないかもしれません。
一体どうなることやら。
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