はじめに

私が読書に目覚めたのは、高校生の頃。

（目覚めたといっても、本の虫になるほどではなく…）

電車を使った通学時間は４０分程。電車でなぜか寝れなかった私は本を読むようになった。

今でもよく覚えている。湊かなえさん著『告白』の牛乳を飲んでしまうシーンをちょうど読んでいた時だ。向かいに座った人が牛乳を読んでいたのである。失礼だが二度見した。なんていうタイミングだろうとひとり興奮したのを今でも覚えている。とても些細なことかつ誰にも共有できなかったけれども…。

それからも、さまざまな本を細々と読んできた。そして、昨年の5月。例の宣言下において、どこにも出かけられず、ゲームにも飽きてしまい最終的に読書熱に再び火がついたのである。読書なら旅行にも行けるし、自分が経験することもできないようなことを知り考えることもできるのだ。

あれから約１年。読書の感想をTwitterに書いてきたが、１４０字以内に収めるとなるとなかなか思うように綴ることができない。そのため、今回初めてブログというものに挑戦してみようと思ったのである。

読書のちょっとした感想、備忘録としてここに残そうと思う。

さて、続けられるかな…。

#自己紹介