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ときのそら「ON STAGE!」感想 ~みんなとつくるステージ~

はじめに

あの夏、ドキドキそわそわした重大発表を覚えているだろうか。
ときのそら2ndアルバムON STAGE!制作決定が発表された。ライブで盛り上がれる曲がコンセプトとのことでつまり…。そんな期待も抱かせてくれたこのアルバムをじっくりと聴いてみよう。

ジャケット

みんなとつくりあげたいとのことで、今回はSoraArtグランプリとしてジャケ絵をそらともの皆さんから募集するという企画が行われ、グランプリに輝いた作品が実際に使われている。歌詞カードの中でグランプリ以外の作品も載っており文字通りみんなとつくりあげたアルバムとなっている。

1. Step and Go!!

まずは1曲目、彼女の元気な歌声で始まるこの「Step and Go~♪」のフレーズがとても印象に残るこの曲。サビの”Everyday 解き放て”のメロディーラインといいとてもメロディが好みだ。
ちょっと落ち込んでしまった時に、ついつい時代や誰かのせいにしてしまいたくなるけど、『それらのせいにしてもつまらないよ、君は大丈夫だから前へ進もう!』と、そっと包み込むような歌声で背中を押してくれて元気になれる。
優しくも力強い歌声に勇気づけられた一曲だ。朝に聴くと「ねえきっと 君は大丈夫」と元気づけられるのでおススメ。

2. Chu-Chu-Lu

ちゅっちゅるちゅ(๑╹ᆺ╹)♡
出だしからかわいい。甘い恋愛ソング
恋を知らない少年が少女と出会い恋に落ちる物語なのかな…などと妄想(*´꒳`*)
知らない故に恋を恐れている少年に、「男の子はいつでも 強がりな生き物」―男の子だからと強がらずに、「恋は怖くないんだよ」「恐れずに 愛してね」―自分の気持ち(=恋心)に正直になってもいいんだよ、恋をしてもいいんだよと、天使のような少女により心を開くような物語かな。「さぁ行こう」でのサスサビ転調がすき。「恋は怖くないでしょ?」は2人が幸せになれたのかな。
甘い曲にも聞こえるけども、サビは少し大人な恋の雰囲気が漂う感じも好きだ。My LovingのEquation of Loveのあれ?計算通りだったのに!と恋に振り回される側ではなくて、恋の主導権を握ってるような大人っぽさのある歌い方が良い!
「恋は怖くないんだよ あなたなら大丈夫」には少し励まされるような気もする。

3. リア/リモシンパサイザー

音の雰囲気が平成初期っぽい感じがしたけど、歌詞は近未来っぽいような、リアルとリモートの対比のようなものを感じた。(リア/リモってリアルとリモートって解釈で合ってるのかな?)
テクノロジーのスマートさを感じるような歌声がかっこいい。曲調や歌詞からいつでもどこでも一緒に共鳴できるバーチャルアイドルならではのような感覚がした。
サビ終わりの「シンパサイザー」と下がる不安定なメロディがデジタルの不安定さ、そこにはない不安定さ?な雰囲気をも感じる。そんなデジタルノイズっぽさも良い。この特異な空間に引き込まれるよなぐらぐらしてぎゅーんって感じがほんと良い。

4. ブルーベリームーン

おしゃれでかっこいい、聴かせてくれる曲だなと。
かっこいい歌のなかにある「見上げて!」などのセリフが好き。アクセントのあるセリフからのサビは上がったり下がったりする音が気持ち良い。
「ねえ ねえ ここにいるよー!!」―こんなクールな彼女が隣にいたら…もしかしたら信じ続けているのは我らそらとも側なのかもしれない…?!などと妄想するなど。お互いなのかな。
大人でおしゃれな曲・歌詞からは彼女の大人になった一面もみれるようで好きだ。

5. 空祭り

ここでアルバムの流れが変わるような…。
「三分ちょいのお祭りじゃ!」その通りの盛り上がれる曲。
みこちの合いの手がノリノリで楽しい!是非声を出していぇーい!って騒いでみんなで盛り上がりたいね。
悩み事に対して背中を押してくれるのがStep and Go!!とするなら、こちらはとりあえず今を楽しもう!かな?でも、「頑張った分のご褒美じゃ」「転べばまた起きりゃいい」とか前向きなことも散りばめられていて、明るく楽しめるのが良い。
お祭りって盛り上がりが楽しいよね。そんなのを3分ちょっと楽しめる楽曲♪

6. ぐるぐる・ラブストーリー

かわいいがぐるぐる溢れて目が回っちゃうようなかわいさ。かわいい甘酸っぱさを感じる。ストレートな歌詞が心に刺さって恋しちゃうよね。
繰り返しのぐるぐる行ったり来たりするメロディや歌詞が心地良くとてもかわいさが出ていて好き。
Equation of Loveちゃんのようなツンデレ的なのが好き。強気な彼女に振り回される感覚がクセになる。こんな元気な女の子と一緒だとどんなラブストーリーが紡がれるのかなと聴きながらきゅんきゅんわくわくするよね。

7. マイオドレ!舞舞タイム

みこちゃんとキノシタさんといえばあのマイネームイズエリート☆が思い浮かぶだろうが、今回はキノシタ feat. そらみことして降臨!
元気なみこちとかわいいそらちゃんの絶妙なバランスが楽しい。掛け合いが非常にエネルギッシュで聴いていてテンションが上がる、一緒になってずっと踊っていたいくらいに。
合いの手を入れるところもたくさんあるので覚えて盛り上がりたい一曲。

8. 青空のシンフォニー

そらちゃんが作詞作曲した曲。イントロで泣く
そらともさんたちにとっては言葉はいらない楽曲だと思う…。
そらちゃんの曲がメジャーアルバムに!しかもそらちゃんのアルバムに!
元々は配信内で即興曲として生まれたものが七色のメロディーとなり、ブラッシュアップされた曲。ときのそらが19歳でやりたいことの1つであった自身で作詞作曲した1曲をつくりたい!を20歳になる誕生日に叶えた思い出がある。
メロディーラインはとても聴き馴染んだフレーズながらもそらちゃんの声の良さを生かした音が心地良い。
どうしても苦しいときはトンネルの中にいるような気分になって周りが見えなくなるけども、いつか光は見えるから進んでいこうと前向きになれる歌詞はとても元気づけられる。これまでのときのそら・そらともと歩んだ歴史と共に語りたい良さがあるよね。
​🌠シューティングスター🌠などのコーラス部をいつか…やってみたいよね。

おわりに

11月29日にはこの2ndアルバムの楽曲がメインの2ndワンマンオンラインライブ「パラレルタイム」が開催される。
このご時世もありオフラインでの開催は叶わなかったが、オンラインならではの演出などもあるとのことでライブがとても楽しみだ。オンラインライブのクオリティの高さはSorAZ劇場版などですでに証明済み。彼女がどんなパフォーマンスを見せてくれるか。
最高の日になることを願おう。

あとがき
久しぶり、と言ってもMy Loving以来の2つ目のnoteで上手く書けてるかわからないけども、読んでいただきありがとう。
あのステージに連れて行ってくれるように、今後もそらちゃんを応援していけたら嬉しいなと思う。

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