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朝日記25 かな入力にこだわる

会計ソフトとにらめっこ中。
eBay輸出の仕訳がややこしくて、勉強中である。
しかし英文をすぐ翻訳できるありがたい時代になった。
英語にふれると、昔のことを思い出す。

私は短大を出て貿易事務の会社に就職した。
英語を専攻していたというだけの理由で選んだ。
私が担当したのは某商社が取引している鉄鋼の輸出船積書類の作成。
Windowsが登場する前の80~90年代。IBMの端末と英文タイプを使って膨大な量の書類を作っていた。

外国人と直接会話をする機会はなかったので、社内に英語が話せる人はいなかったように思う。
貿易書類作成で注意すべきポイントは決まっていて、定型文を応用しながら英文を作る。
覚えるまでに時間はかかるが、英検3級レベルで仕事はできたと思う。
人のために役立っているという実感はなかったが、とても楽しかった。
キーボードを打ち続ける仕事が性に合っていたのだろう。

ちなみに私はPC「かな入力」派である。
英文はアルファベット、和文はかな、と頑なに決めている。
ローマ字で日本語を打つと頭が混乱するのだ・・特にカタカナの外来語。
なぜローマ字入力をするのか、納得できる答えを聞いたことがない。
最初に覚えるキーの数は多いけど、1回のタッチで1文字打てるのに。
肩身が狭くなるほど少数派なので、かなキーが消える日が来ることを恐れている。
英文タイプを何年も打っていた後遺症かもしれない。




















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