子供がサンタさんを信じる理由
みなさんサンタさんってどれくらいまで信じてました?
僕はたぶん小学校3年生ぐらいまでだったと思うんですけど
あれって今考えるとなんであんなにサンタさんはいるって信じてたんだろうって思いません?
全世界の子供達に一晩でその子たちが欲しているプレゼントを配って、鍵がかかっている家に誰にも気づかれないように不法侵入して、トナカイがひいてるソリで夜空を移動してる
それって、ちゃんと考えたら小学生でもそんなことはできるわけないからサンタさんは存在しないって気づくと思うんですよ
それでも、子供がサンタさんがいるって信じちゃうのは
親がそうやって言ってるからだと思うんです
親の言うことっていうのは子供に対して絶大な影響力を持ってて
子供なら親の言うことってそれが正しいんだって信じちゃうんすよ
人間が生まれた時っていうのは正しいことや悪いことがわからないから、親が教えて後付けしていくんです
だから子供にとって、親っていうのは、生まれた瞬間から自分の一番近くにいて、世界の中心人物であり、正しさの基準になる人なんです
だから、親がサンタさんはいるって教え込んだら、普通に考えるとありえないことだけど、子供はそれを素直に信じちゃいます
逆にいうと、親がそれが正しいことだって教え込んだら子供はそれをガチで信じると思います
親以外の周りの人と関わってないと仮定してね
例えば、親がカブトムシは食べると美味しいんだよって言いながら、子供の前でカブトムシバリバリ食べてたら、子供も普通にカブトムシ食べるようになるし
人の肉を食べるためなら人を殺してもいいんだよって言いながら、人を殺してたら、たぶん子供は人を殺すのは正しいことって思うようになります
実際、食べるためなら動物を殺すことは正しいって教え込まれてるしね
親に常識を植え付けられ、世界の正しさで作られた人間が僕らなんですよ
そう考えると怖くない?
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