【あじさいの歴史】

ボタニカルガーデン 紫陽花 白

みなさ~ん
おはようございます。うはらです😄💞

小雨が降っていて、しっとり気分の朝です。
庭のあじさいも、イキイキしています。
(写真は、仙台のボタニカルガーデンのあじさいです)

私は6月生まれ故か、
子ども時代に家にあじさいがあった故か、
あじさいが好きです💖


多くの日本人に愛されているあじさいは、
不思議な歴史があることをご存知ですか?

実はあじさいは奈良時代(ガクアジサイ)からあったそうですが、
花としての人気がほとんどなかったそうです。

今のように広く人気が出るようになったのは、第二次世界大戦後です。


あじさいは、酸性土壌で青く、
アルカリ性土壌で赤くなると言われていますが、
この変化のしやすさが、人の気持ちが移り変わるように見え、
「移り気・浮気」といった花言葉となったといわれ、
あまり好まれなかったのです。

また、あじさいは折った茎を土に植えておくだけで、
株がどんどん増やせるので、
植木屋さんは、
「あじさいは商売にはならない」と敬遠していました。


人気のなかったあじさいですが、
1789年に、中国に伝わっていたものがロンドンに送られました。

1900年代のはじめにはフランスで育種がスタートし、
これがセイヨウアジサイへと発展します。

大正時代には西洋で改良をされたあじさいが
日本に逆輸入されてきましたが、
今日のように普及するまでにはいたりませんでした。

第二次世界大戦後、あじさいが死者に手向ける花だと考えられ、
特に流行病が発生した地域では多く植えられました。

あじさいの名所となるお寺が全国に見られる理由は、
こんなところにあるんですね。


日本にず~っと存在しながら、長らく日の目をみなかったあじさいさん、
今では多くの人に愛されています💝

変わりやすい色も、かつては敬遠される原因でしたが、
今では、多様な色のバリエーションが、
お祝いやプレゼントに使いやすい要因になっています。


あじさいを愛でて、梅雨の季節を味わいたいものです。

では、今日も元気にお過ごしください🐇💕💕


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