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FGOAC 回避タイミングを深掘ってみよう

お久しぶりです。初めましての方は初めまして。檸檬爆弾と名乗っている者です。

以前から3点の理由からこのような記事を書く動機を持っていて、
1.去年の7月のバトルバランス調整で一部キャラのモーション下方により、回避タイミングがシビアな攻撃が減ったことで読み合いできる機会が増えたこと。
2.同時期にサポ心眼の強化により、回避狩りに対してのアプローチの重要性が増したこと。
3.自分自身、活用する機会が増えるので言語化できるようにしたいと思ったこと。

よって、今回執筆させて頂くことになりました。
専門用語が多めですので、このゲームに慣れている方向けの記事となっております。


今回取り上げるのは、防御側が攻撃を受けてからの回避タイミングとなります。
そのため初段回避を除くと以下の3つに分けられます。
・攻撃を受けた瞬間又は攻撃中に回避する(以下びっくり回避という)
・攻撃の終わり又は次の攻撃に合わせて回避する(以下読み回避という)
・回避狩り行動を見てから次の攻撃を回避する(以下ディレイ回避という)

それぞれの強み・弱みを解説していきます。
※回避したにも関わらず次の攻撃が続くカス当たりについては、話がややこしくなるので今回は割愛します。

1.びっくり回避

強み
・被ダメージを抑えやすい
・すぐに反撃しやすい
・逃げたり魔力回復の時間を作りやすい

弱み
・サーチ攻撃が当たりやすい

・次段の誘導する攻撃が当たることがある
・見てから回避狩りされやすい

攻撃側は相手の回避を読んでいなければそのまま次の攻撃入力をする場合が多く、続けて次の攻撃を出してきた場合は回避後に続けて攻撃してきた隙を狙って反撃することが可能です。特に初段止めに対しても、攻撃側がまだ攻撃を出し終わっていなかったり硬直状態であればダッシュで逃げられる前に反撃できることがあります。

反面、回避した先に次の攻撃を出してくるサーチ攻撃持ちには滅法弱いです。オジマンディアスやエレシュキガル等を相手にしている時はサーチ攻撃に合わせて回避できるよう、直前の攻撃を見送ってから回避したいです。
一応、発生の遅いサーチ攻撃であれば回避後に即ダッシュすることで抜けることが可能です。
また、エリザベートや邪ンヌ等の誘導補正が強い攻撃持ちの場合、回避狩りせず続けて次の攻撃を出してきた場合でもこちらの回避が早いと回避した側に振り向いてくることがあるため、回避タイミングを合わせたり回避した後にダッシュで抜けるといった対応をしたいです。
他にも攻撃・回避入力を受付時間ギリギリまで待ってくるタイプの人だと回避を確認してから回避狩りされてしまうためやはり注意が必要です。

2.読み回避

強み
・見てから回避狩りをされにくい
・サーチ攻撃を避けやすい
・次段の誘導する攻撃に当たりにくい

弱み
・回避狩りが直撃しやすい
・途中止めに弱い
・見てからでは難しいのでやや不安定

攻撃側が回避狩りせずにそのまま次の攻撃入力をし、続けて出してきた攻撃に合わせて回避した場合、回避タイミングに合わせてサーチ攻撃が飛んでこない限りは攻撃側の攻撃を空振りさせることができます。
先述した誘導補正のある攻撃に対しても回避狩りを入れてない場合はこのタイミングで回避することで空振りさせることが可能です。
殆どのBuster攻撃も以前より発生が早くなったとはいえ、しっかり目押ししていれば見てから回避できるのでこちらも安定しやすいです。

基本的に攻撃の振り終わりや次の攻撃直前のタイミングで回避するので相手が回避狩りを入れてきた場合は当然直撃し、攻撃側が次の攻撃を出してこなければ回避が無駄になるだけでなく、回避時の硬直もあって攻撃側が先に動けてしまうためどちらの場合も不利になります。
また、次の攻撃に合わせての回避は比較的読まれやすいタイミングなので防御側がびっくり回避してこないのを見てからディレイ回避狩りを仕込んで読み回避を潰してくることもあります。

3.ディレイ回避

メリット
・回避狩りを避けやすい
・次の攻撃に対して、その攻撃を確認してから回避する択が取れる
・魔力を温存しやすい

デメリット
・回避タイミングがシビア
・ダメージレースや魔力面で不利になりやすい
・使いこなす難易度がやや高い

攻撃側の回避狩りを避けるための回避なので、実質相手の回避狩りを潰しつつこちらが反撃することが可能です。最速で回避狩り→攻撃入力をしてくる場合であれば比較的タイミングを読みやすいです。難易度こそ上がりますが、ロンステやディレイ回避狩りに対しても次の攻撃に回避タイミングを合わせることができれば回避することができます。
回避タイミングが回避行動を見てからになるので、相手の行動を見てから他の択に切り替えることができるのも強みです。

反面、相手が回避狩りを使ってこなかった場合だと攻撃を受ける時間が増えることでHP面や魔力面で相手に優位をつけられやすいです。
こちらも後述しますが、回避狩り後の攻撃モーションによっては見てから回避しても攻撃が直撃したり回避タイミングがシビアなものもあり、これもディレイ回避の難易度を高めている一因と言えます。
勿論、誘導がそこまで強くなくとも回避タイミングを間違えてしまえば回避狩りが直撃したり、攻撃がヒットして続けて回避狩りする択を持たれることになります。

遠距離攻撃の回避狩りは近接攻撃ほど誘導が強くならず、比較的ディレイ回避で避けやすいので狙ってみるといいでしょう。

どのように使い分けるか

使い分けとしては、
サーチ攻撃を持たない相手や、誘導補正があまり強くなかったり出し切りが早い攻撃に対してはびっくり回避が使いやすいです。
(出し切りが遅い攻撃に対しては攻撃や回避狩りの間に割り込みやすいが回避が早いと振り向いてくる場合があるので一長一短)
サーチ攻撃持ちの相手や誘導補正が強い攻撃に対しては読み回避が使いやすいです。
心眼持ちや攻撃の誘導補正があまり強くない攻撃に対してはディレイ回避が使いやすいです。

この3つの中でとりあえず出す択としては回避狩り以外の択に強いびっくり回避が使いやすいです。

勿論、相手側がそれを読んでくることでその行動が裏目になる場合もあるのでその点は注意が必要です。(オジマン側がQ1の後でディレイ回避狩りを出す等)

何故回避が食われるのか

・相手の攻撃途中で回避したが、次段の発生が遅い攻撃や誘導する攻撃が当たった

攻撃開始時の移動タイミングが遅かったりターゲットに振り向く時間が長い攻撃モーションで起こる現象です。
サーヴァントの攻撃は向けているターゲットの方向を参照して攻撃するため、合わせて回避されれば当然誘導補正は間に合わないため攻撃は空振りします。

少し前のカルナの調整点。軸ズレや相手の回避に誘導しやすくなったのは勿論、
ぐるぐる行動に対しても当てやすくなっている。

また、一部キャラのQ2やA2などは攻撃時間が長いものがいくつか存在し、特に多段攻撃持ちは攻撃の2段目以降または最終段で振り向いてくるものが多く、回避タイミングが早いとQ1の初めで回避したら次のQ2の攻撃で回避した先に振り向いて来る、といったことが起こります。(沖田のQや村正のAなど)
攻撃が当たった瞬間に回避し、次の攻撃の誘導が届くまでの猶予があれば即ダッシュで抜けることが可能です。

・相手の回避狩りに合わせて回避し、回避に向かって攻撃が当たる

こちらも同様、攻撃開始時の移動タイミングが遅かったりターゲットに振り向く時間が長いモーションで起こる現象です。また、発生が遅い攻撃や完結が遅い多段攻撃だとより誘導が強くなります。一つ例を挙げてみます。

シャーロック・ホームズのA1とジャンヌ・オルタのQ1を比較してみます。
どちらも3段攻撃で2段目で踏み込みつつ攻撃が誘導する点は共通しています。

初手でも全然振れるが相手を追う時は大体Qの方が強い
この魔改造っぷりである

但しホームズのA1モーションは「パパパッ」と出から完結までが早いのに対し、邪ンヌのQ1モーションは「フンフンフンッ」と完結が遅いです。そのため、誘導性能だけで見るとターゲットの方向に振り向く時間を長く取れる邪ンヌの方が強力だと言えます。
勿論、ロングステップで攻撃タイミングを調整することでより攻撃を当てやすくなるので可能なら狙っていくといいでしょう。これは両者に当てはまる点です。

また、剣トルフォやホームズ(上方前)、邪ンヌのB1は出から完結までは早いですが攻撃が出るまでにターゲットを参照できる時間が長いため、やはり回避狩り時の誘導補正が強力になります。

・相手の攻撃途中で回避したが、その攻撃がそのまま誘導してきた

あまり実例は多くないのですが触れておきます。
嫁ネロのQ1やキャスニキの近接Q1等は初段で振ってきても当たった瞬間に回避するとQ1の2段目が直撃するという現象が起きやすいです。これは回避しきる前に2段目の誘導が間に合うために起こるものだと思われます。

逆の例を挙げてみます。

ホームズの調整点。むしろ普通に出した時の方が当たるまである。

これは逃げてる敵を以前より捕まえやすくなる、モーション時間の短縮、見てから回避がされにくくなるという点では強化になっています。
反面、多少ではあるものの攻撃時にターゲット方向を参照する時間も短くなるため誘導補正が間に合いにくくなる、といった現象が起こります。

自分も調整前はホームズの回避狩りBよく使ってたんですが、射撃属性になったことも相まって完全に運用方法が変わりました。

サマモの調整点。以降回避狩りQはタイミングを合わせる必要が出てきた。

こちらは分かりやすいですね。ほぼ反対のことが書いてあるので。

誘導の強い攻撃モーション持ちについても詳しく触れたいのですが、記事があまりにも長くなってしまうので別の機会にしようと思います。

あとがき

いかがだったでしょうか?
お世辞にも分かりやすく書けてるとは言えませんので、少しずつ頭に入れていただいたり気になった時に読み返していただければと思います。

基本的な戦闘に関してはANJIさんが既に記事を書いていますので、合わせて参考にされると良いかと思います。

それでは楽しいアケゴLIFEを!

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