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ØMI「ANSWER...」全曲聴いてみた

我らが登坂広臣のソロ名義ØMIによるNEWアルバムがリリースになり、
全曲通して聴いてみたのでレビューしたいと思います。

前半はANSWER…SHINEで光に対する答えを理解していく


M1.INTRO~SHINE~

中野雄太さんによるインストですね。
太陽が昇ってくる様子が想像できてアルバムのスタートとしても、
ライブのSHINEパートの導入としても想像するとワクワクです。

M2.SHINE

あれ?今おれカーテン開けたんかな?、
と錯覚する光の差し込むようなサウンドと艶やかな声で
前向きになれる曲になってます。
ドラムのサウンドも心臓の強い鼓動を感じさせてくれて、
強く生きてこ!!と思わせてくれるのでよきです。

M3.You(Prod. SUGA of BTS)

言わずと知れたBTSのSUGAプロデュースによる名曲入り間違いなしの1曲。
MV観て思ったのがØMIと夕陽の組み合わせはエモすぎる。
DIAMOND SUNSETのMVと同じような感情になりました。
ラスサビ前の"そしてまたRunning"のコーラスなんて聴いた瞬間
外に出て猛ダッシュかましたくなりませんか?笑

M4.Starlight

これもまたいいですね〜〜。

登坂:作詞してくれたYoheiくんに「エロくしないで」って言いましたからね(笑)。

RealSound(https://realsound.jp/2021/10/post-885614_2.html)

ということで歌詞は程よい塩梅で仕上がってるんですけど、
R&B調にØMIの声だと結局のところエロくなりますね笑。
ちなみにSHINE→You→Starlightの3曲で1日の流れをイメージできますよね。
このあたりの仕掛けもアルバムならではで最高です。

M5.Just the way you are

「Starlight」の「君」への
メッセージなのかな。
SHADOWから抜け出してYou、Starlightを経てのこの曲と考えると
「会えて良かったね〜!幸せにね〜!」って思えるな。妄想です。

M6.Love Letter

これはファンへのダイレクトなメッセージソングですね。
対面でというより、隣から囁いてくれるような歌。
コロナで距離を感じるこの時代だからこそ響く歌詞ですよね。
"You know what I'm saying"にファンへの信頼が伺えます。
ライブ会場で披露されたらもれなく啜り泣きが聞こえてきますね。
わたしは泣きます。ちな男。

M7.After the rain

ANSWER…の集大成というこの曲。

この「After the rain」は“ANSWER”シリーズ最後の曲になっています。
自分の心の影と光に向き合いながらアーティストとして生きてきた12年、様々な事を経験し感じた、そんな激動の日々が過ぎ、全てが晴れ渡った空にこの曲、歌詞、答えを表現したバラードになります。

ORICON NEWS(https://news.yahoo.co.jp/articles/9c53ad5f76120b633f5f8f9aaf9095d9c3b5fee4)

アルバムを通じて出てくる「君」や「You」がここに繋がるんですね。
Who Are You?に対する ANSWERは「You」。
つまりØMI=Youであり、ファンとの表裏一体の関係、
ファンがいるからこそØMIでいられる、
逆にØMIがØMIでいるからこそファンはファンを貫き通せるという意味、、
なのかな??とりあえずわたしはこう解釈しました笑

後半はANSWER...SHADOWで闇に対する答えを理解する


M1.INTRO~SHAWOW~

こちらもSHINE同様に中野雄太さんですね。
パイプオルガン的なサウンドが若干不気味な雰囲気と不安感を漂わせて
闇の部分へ繋がっていくんだなと理解できます。

M2.ANSWER…SHADOW

"でも何もかも感じないことよりは"とあるように、
苦しみながらでも生きることは諦めない、
生きることの意味と答えを求め続けたいと解釈できます。
"Ah"のファルセットも苦悩を感じさせていて、
ØMIの表現力の高さを感じられる一曲。

M3.Can You See The Light

ØMIはアーティスト人生に苦悩して、ときには翼をもがれながらも
必死に生きてきたんだなと感じされるような曲ですね。
"愛してくれるかい?"とのこと。
はい、もちろんです。

M4.give up

Can You See The Lightから前進しようとするイメージの曲かな?
 問いかけをしていた状態から抜け出して、
"No I don't wanna give up"と意志を抱き始めるような。

M5.colorblind

"この世界はglay"。
これもこのアルバムにおけるひとつの答えですよね。
結局は光と闇の間をもがいて生きるのが人生。
できる限り幸せ(光)を求めて生きるけど、つらいこと(闇)は避けられない。
その上で成り立つ世界(=glay)。
ØMIさん頑張ってきたんだねぇ。。。泣

まとめ


このアルバムを通じて感じるのは、
本当に壮絶で多忙な年月を過ごしたんだろうなということ。
きっとアーティストは誰しもそうなんだろうけど、
そういう面をこういう形である種共有してくれるのが
ØMIのソロとしての魅力なんでしょうね。
そしてこの年月で積み上げててきたØMIの音楽性を
遺憾なく発揮してくれているのもまた魅力です。