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2023.8.25 万貴音 presents 「じゃんごーじゃんごー!」Vol.33 〜Re:Lease〜(その1)

8月25日(金)はLive Jukeでの万貴音 presents 「じゃんごーじゃんごー!」Vol.33 〜Re:Lease〜。
3rd フルアルバム『Re:Lease』のリリースワンマンで、4年前に出した『Smile Co.』もここJukeでレコ発をしたけど、大きな違いは今回はフルバンドスタイルということ。
所謂生万貴音は2012年6月にナミキジャンクションで開催した「じゃんごーじゃんごー!」vol.14以来…
これはテンションが上がらない訳がない!
 
開場前にはもうたくさんの人が並んでいて、中に入るとステージには一際目立つウッドベースがどんと鎮座している。
え!これ使っちゃう?使っちゃう?高まる期待。
19階から見える夕焼け空が暮れて来た頃、フロアに流れる万貴音の登場SE『Re:Frain』(Prototype 2.0に入ってるから万貴音ごっこが出来ると貴音くん談、笑)
まずは全員黒い衣装のサポートメンバーが姿を見せ、続いて今回のCDジャケットの衣装を着た万貴音の2人が登場。
万貴ちゃんはこのかわいい衣装の足元に宮島とか書かれた靴下を履いてるのか…とか、貴音くんのシャツの裾であみだくじが出来そうとか考えたのは多分自分だけじゃない、はず。
相変わらず前置きが長くて申し訳ない。ライブスタート!
 
『Re:Structure』
Prototypeシリーズの切り込み隊長。
アルバム同様、絶対1曲目に聴きたかった。
初めてCAVE-BEで聴いた時の鮮烈な赤(音も照明も)が忘れられない。
コロナ禍で一転した世の中で、歩みを止めないことへの決意表明じゃないかと感じる強靱な曲。荘厳なハーモニーが美しい。
これをバンドバージョンで聴ける日が来るとは…ライブが始まって数分でもう幸せ。
アウトロの小田原さんのギターが夜景に映えまくってた!
 
『Answer』
前作『Smile Co.』のリードトラック的曲(と思ってる)で、4年前の万貴音からバトンを受け取って『Re:Lease』に繋げるような流れが胸熱だった。
『Smile Co.』リリース時に綴った「色んなこと」とは全く異なる、自分達には抗いようがない大きな障害に葛藤した3年間。
あの日と同じこの場所で聴けて、ようやく此処に帰って来たなって思う。
もちろん私達も「これからもよろしく」。
 
『Stay Smile』
明るいイントロでフロアの緊張が解ける。
おそらく多くの人が万貴音といえばこういうPOPで元気な曲をイメージしてるだろうから、手拍子するリズムもほころんだ感じ。
住麻衣子さん(私はずっとスミクイーンと呼んでる)のキーボードは跳ねててもちょっと大人の雰囲気があって素敵。
途中の「はい!」はどうやら皆さん油断してたみたいだったんで、次回リベンジですね、先生?笑
 
最初のMCでは早速サポートメンバー紹介。
確かに紹介は最後じゃなくてもいい!
なんたって2人が全幅の信頼をおいてる巧者揃いの贅沢面子!
 
『暁スリーパー』
アルバムの中では一番最初に出来た曲。
歌詞も好きだし曲もカッコいい、音源化される迄が長かったから愛しさもひとしお。
Prototypeバージョンより鍵盤が散りばめられてて華やかさが加わってた。
間奏で魅せてくれる疾走感溢れる大人の本気がエモ~い!
メインの貴音くんと万貴ちゃんの掛け合いになってるとこがこれぞツインボーカル!で大好物だということを声を大にして言っておこう。
 
『さよならホメオスタシス』
心拍数が上がったところで少しクールダウン。
ツインボーカルで主人公が2人いる構成の曲が好きなのは前述の通りで、ホメオスタシスがさらっと言えない私は勝手に『ナイモノネダリ』と言ってた(まんま)
ホメオスタシスは人の精神の安定に必要な性質だと大体書かれてるけど、そこから変わりたいと脱却を願う2人。
さて、自分にとってさよならしたいホメオスタシスとは?
悩み深き一人ずつのモノローグが途中から重なっていくストーリーを包み込む楽器隊が2人の傍にいる人達のようでとてもあたたかい。
特に絶妙に欲しい処にはまる森川泰介さんの刻むリズム!ツボ押し名人!
 
その2に続く→

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