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2023.12.26 万貴音 presents 「じゃんごーじゃんごー!」vol.34〜Toshinose SP〜(その1)

12月26日はLIVE café Jiveで「じゃんごーじゃんごー!」vol.34〜Toshinose SP〜。
数年ぶりに来るJive。
開場前、並んだ人に「寒いのに…」と声をかけながらリハを終えて出て来る生万貴音御一行。
入れ替わりで中に入って今度は外にいる御一行を心配するお客さん(万貴音二人の衣装は寒そう)。互いを思い遣る相思相愛の私達!笑
 
客席も狭いけど演者6人のいる場所もみっしりなので、メンバーが定位置についたところではけずに開演!
距離の近さと同じ目線の高さからか(Jiveはステージがない)少しゆるめの空気が漂う。
実に11年ぶりだった8月の生万貴音から4ヶ月しかあいてないこともあるかな。
 
『invitation』
森川泰介さんのカッコいいドラムがライブの始まりを告げる。
招待客であるじゃんごりあんへの挨拶の1曲は多くの人がイメージする元気で明るい万貴音で、シリアスモードで始まった前回ワンマンとの鮮やかなコントラスト。
2人の掛け合いも勢いがあって、サポートの4人もさすがの一体感で応える。
「イエーイイエーイ」の万貴ちゃんの振りが小さめでステージの狭さを実感したけど、コロナ禍に入ってから強いられたソーシャルディスタンスの寂しさを考えると、この近さこそが待ち望んでた距離なんだと思う。
 
『Stay Smile』
イントロにかぶせて貴音くんが挨拶をして2曲目。
ライブ序盤に来ることの多い曲で、住麻衣子ちゃんのキーボードがぴこぴこしてかわいいと思ったら間奏で小田原政広さんがロックなイケメンギターをぶっ込んで来る。
この芸達者な人達は万貴音ワールドを大切にしつつ、自分の色を絶妙に入れて来る。たまらん。
そして、今回も「はい!」に乗り損ねるじゃんごりあんの皆~!
一瞬だから、どうやら一度先生のレクチャーが必要なようだ(腕組み)
 
『暁スリーパー』
メンバー紹介をしてからイントロからしびれるこの曲。
最近では当たり前のようにスタメンに入ってるけど、初披露から結構下積み時代が長くて、今やこんなスポットライトを浴びるようになるなんて、ううっ嬉しい。
バンドバージョンがめっちゃ映えて、ライブでの「ほんの少し先の 笑った顔が見たい」のところの貴音くんがエモい!
 
『Re:Structure』
万貴音の2023年を語るにははずせないアルバム『Re:Lease』のリリースで、貴音くんがどこかで「再接続」と表現していた気がする。
その始まりになったんじゃないかと思うのが『Re:Structure』。
独特の世界観からセットリストの途中にはちょっと入れにくそうだし、ライブハウスのように照明で雰囲気を変えることも出来ない中、音源より少しゆっくり目で重いピアノに重なる2人の声が自然に空間を染めていく。
振り幅の大きい万貴音の楽曲の中で間違いなくエポックメイキングな一曲だと思う。
ついついハーモニーの美しさに聴き惚れてしまうから、自分では絶対出て来ないとhommeの島田さんがベタ&ボメしたAメロのベースラインを山本優一郞さんにソロで聴かせて欲しい~。
 
『Re:Lease』
イントロでちょっと驚いた。
2曲が続くのは胸熱!
暗くて長いトンネルを抜けて顔を上げたら其処に拡がっていた景色は夜明けの空だった…というストーリーが展開されている。
『Re:Structure』~『Re:Lease』で、この数年の縮図が出来ているんじゃないかな。
楽器隊と2人の声が激しく共鳴するクライマックス感に4年間の思い出が駆け巡る。
これが最後の曲じゃないよね?ね?
 
『箸休め』
つよつよの曲が続いたところで(曲数的にも半分位)箸休め。
8月のワンマンでもそんな立ち位置にいたよね、君は。きゅうりの漬物旨いもんね。
どんなメンタルの時でもすんなり入って来るふわっと優しいメロディー。
だからって右から左に流れて行く訳じゃなくてしっかり耳に残ってふと脳内再生されるから油断ならぬ御仁よ。
 
『ユキマチ』
冬の風物詩。
寒い時期に生万貴音をやった記憶がないので、バンドでは激レア!
万貴ちゃんの手には森川さんから拝借したらしい重そうな鈴、スレイベル。
が、曲に入る前に貴音くんのストップがかかる!
どうやら万貴ちゃん、逆さまに持ってた。棍棒?鈍器?笑
めっちゃ和んだところで気を取り直して(鈴も持ち直して)、無事クリスマスのシンボルの大役を完了。お疲れさま。
尺の長ーいこの曲を生で聴けるのは今だけなんで(持ち時間30分のライブだと曲数減る位)幸せなプレゼントだった。

その2に続く→

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