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2024.2.2 万貴音 presents 「じゃんごーじゃんごー!」vol.35〜原点〜

前回のvol.34が12月26日だったから異例のインターバル!
これには理由があって、長年お世話になって来たライヴ楽座がこの3月17日を以って閉店するので、それまでに…ということになったらしい。
コロナ禍があって、楽座でのライブは2019.8.23の貴音くんセルフ生誕祭、万貴音ワンマンに至っては2018.6.16以来。
2007.8.8に記念すべき『じゃんごーじゃんごー!』Vol.1を開催してから幾度となく音を鳴らして来た場所が無くなってしまうのはお客としても寂しい。
 
閉店までの土日はもう空き日がなかったとのことだけど、平日にも関わらず客席はしっかり埋まってた(人が少ない時の楽座はテーブルが出る)
楽座で万貴音を観るのは初めてのお客さんも割といらしたようで、月日の流れよ!
 
ライブのスタートは『Tuning』からの『Rainbow Sneaker』。
サブスクで聴けなくなった『Tuning』が生で聴けると嬉しいね。
想い出満載の懐かしモードで行くのか?と思ったところで、印象に残ったという石澤さんのアドバイス「売れる曲を書きなさい」から万貴ちゃんコール付の『ごめんあそばせ』、オケなしアコギバージョンの『暁スリーパー』。
ヲルガン座で皆が「???」になったコール&レスポンスは今回はちゃんとレクチャー付きでリベンジ大成功!
ただ、早口言葉は全く言えた気がしない!笑
右耳にミニニキビ!万貴音の2人すごい!
 
次に貴音くんが取り出したのはnoteのサポートで買ったブルースハープ!
あいうえおカバーでやった山崎まさよしさんの『月明かりに照らされて』…ではなく、万貴音史上一番ゆるい曲『にらめっこ』。
そして、この数年間を語るにははずせない『優しい言葉』から公開チューニングタイムを挟んで生で聴けるのは久々、ライブハウスではあまり聴くことのない珠玉の『present』。レアい!
第一部の最後は『Re:Lease』。
『Re:Bound』のような動の強さじゃなく、でも希望にあふれた暖かい暁光が皆の心に拡がっていくのを感じる。
楽座に、石澤夫妻に、歩いた道の全てはここに繋がっていた。
 
休憩タイムにはこれまた久々の『小野田珍元斎のじゃんごりあん☆カンパニー』!
なんと!もう21回目だったのか!
始まりがあれば終わりがある。結構真面目テイストだったね。
 
第二部は17年の歳月を経てようやく実現した石澤さんとのコラボから。
トークショーが思いのほか長くて、なかなか曲に入れない!笑
石澤さんの印象は貴音くんがトランペット、万貴ちゃんは万年中学生!
コラボ曲は『オリビアを聴きながら』で、石澤夫妻に花束とイラストの贈呈も。似顔絵かわいかった。
 
ライブに戻って絶対この空間に似合うと思った『箸休め』、貴音くんが楽座の一癖あるピアノに移動して『踏切』、続けて『pf』。
普段はオケと貴音くんのギターで演奏することが多い中、キーボードの出番がある楽座でのワンマンで演る『pf』は特別感があって好きだったから最後に聴けて嬉しかった。
感謝を歌に乗せた『拝啓、』は万貴ちゃんのお手紙にも想いがこもってた。
リアル中学生からここで唄ってるんだもんね。
ライブの締めはやっぱり『じゃんごーじゃんごー!』!
謎の「楽座!ボンバー!イエーイ!」爆誕!なんだそりゃー!
2人をはけさせずにアンコールは『ランドスケープ』。
「ちっちゃな僕の 声がいつの間にか誰かと重なって 交わって 集まって」という歌詞がぴったりの場所だったと改めて思う。
 
当日のセットリストは2020年以降に作られた曲が多めで…
楽座でライブ出来てなかった間も万貴音が止まってなかったことを2人の成長を長く見守ってくれていた石澤夫妻に見せられた…はず。
石澤さんは楽座でライブしたミュージシャンにレポの中で演奏面だけじゃなくMCや進行についても結構厳しい意見を書かれていたから、きっと万貴音にも色々アドバイスされてたんだろうなぁ。
私もこのアットホームな景色は忘れない。
ありがとうございました。

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