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弟の結婚式

先月、弟の結婚式がありました。本来なら今年の1月に予定していたものでしたが、コロナ流行時期の関係で延期になっていました。弟夫婦、入籍は1年前にしており、同棲期間も含め3年一緒に生活しています。高校時代からのお付き合いが身を結び、ゴールインしました。

兄弟の結婚式に参列するのは今回が初めてでした。友達の結婚式ももちろん感動するのですが、やはり兄弟のとなると、また違った意味で感動するなぁと思いました。

バージンロードを緊張しながらも堂々と歩く姿、彼女をきちんとエスコートする姿、プロフィールムービーなどの映像、手紙など。気付いたら目頭が熱くなり、涙が出ていました。

小さい頃はケンカもたくさんしたし、生意気な弟でしたが、お互い結婚してからはいろんなことを相談し合ったり、愚痴り合ったりするよき理解者です。

弟のお嫁さんも、子どもが欲しくて欲しくて、でもなかなかできなくて…という状況です。私が不妊治療をしてきたことは、弟を介して伝わっているので、聞かれたら話をしています。自分の不妊治療のとこは、悪いことだとも恥ずかしいことだとも思っていないので、比較的オープンに自分から話ができますが、私以外の人の不妊治療状況をズケズケと聞くことは絶対できません。

ただ、弟がいろいろ相談してくれるので、状況は知っている感じです。結婚式でも、花嫁花婿がお互いにサプライズで手紙を書いてきていて、その場で読み上げると言うものがあったのですが、お嫁さんからの手紙に妊活のことが触れられていました。

不妊治療をしてきた立場として、気持ちはすごくよく分かります。友達や身内は結婚したらすぐできたのに。何で私たちのところには赤ちゃんが来てくれないの。まだ20代半ばの2人。でも、こればっかりは若いからすぐできるものではありません。

延期してようやくできた結婚式も無事に終わりました。一つ大きなイベントをこなして、ホッと一息ついていると思います。姉として、弟夫婦には望む形で幸せになってほしいと願うばかりです。

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