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離乳食こわい続編〜9ヶ月までの記録〜

離乳食を始める前に怖すぎてこんなことを書いていた。

現在10ヶ月手前。あっという間だった…
後期食ゾーンに突入して1ヶ月すぎたので、このエントリーからのその後を書いておく。

離乳食初期

離乳食初期は、とにかく量が少ない割に手間がかかり、新規食材の導入にあわせてどうやって計算して買い物するのか、大人の平日ご飯を作ってなかったせいでまず混乱した。
中でも一番困ったのはこれからミルクのスケジュールや量と、離乳食スケジュールをどう組んでいくのか、あまり参考になるものを見つけられなかったことだった。
日本で普通に売られている離乳食の本はとにかく簡単を謳いながらも複雑なことを要求してくるイメージで参考にする気になれなかった。(結局一冊買って、その本はとてもよかった。)

素直じゃない私はジーナ式の離乳食本を英単語調べながら読んだりしてさらに自分で迷路に迷い込んでいた。なお、この本は1日のスケジュールの組み方については保育園に慣れるまでは参考になった。レシピや量はアジアと欧米の赤ちゃんってそもそも一緒なん…?という疑問が浮かんであんまり参考にできなかった。

肝心の離乳食の内容については、結局週末の献立に合わせて買った野菜をひたすらブレンダーしたり、コープを導入してキューブ野菜ペーストを手に入れたり、ベビー用粉末野菜を購入して乗り切ったと思う。(米もしばらく粉末使ってしまった…)
混乱してイライラすることもあったが、とにかくなんでもいいからすりつぶしてスタンプラリーをやっていけばいいという境地にかなり時間をかけて辿り着き、少し楽になった。保育園入園前にもらった食材表もスタンプラリーに役立った。

母の苦悩はよそに、真顔でペースト状の食べ物を飲み込んでくれる娘の姿は愛おしかった。

離乳食中期

7ヶ月ごろからいわゆる離乳食中期になる。初期の離乳食作りのスケジュール感に自分なりに慣れてきたところで、また異なるフェーズに突入するので戸惑った。
一番よく分からなかったのは、ただ食べ物を茹でて細かくしたのを炭水化物、ミネラル、タンパク質と並べるのではなく、大人の献立のミニバージョンにする必要があるのかということだった。人によって全然違うので当然正解はない。

結局、器用に大人メニュー風には出来なかったので、生協のとろみ系ソースと適当にとった出汁や野菜から出た出汁を多用しながら乗り切るようになった。
メニューというより、炭水化物、ミネラル、タンパク質を毎食そこまでかぶらないようにローテを組んでいくことを目指した。

幸い、小麦と卵、乳アレルギーがなさそうなことが早めにわかったので、BFも含めてレパートリーも増えた。BFは種類も多く、外出した先でも簡単に食べさせられるので助かった。娘が食べる時に美味しいと思っていることも表情から分かるようになってきて、救われた。

離乳食後期

今まさにこの中にいる。
目下の悩みは、保育園の後期食材リストがなかなかスタンプラリーし終わらないこと…復職するとなかなか大変だった。
これから悩みになりそうなのは、窒息リスクがありそう!と思ったことがそこそこあって手づかみ食べを実践できていないことである。

とはいえ、保育園で1日過ごすようになってから諸々の悩みはかなり軽くなったような気がする。1日に2度は栄養士さんの考えてくださったご飯を食べていると思うだけでかなり肩の荷が降りる。ありがとう保育園。

また、野菜も肉や魚もすり潰さずとも色々食べられるようになったので、
お刺身買ってきて茹でてほぐす、とか、
纏めて野菜を茹でて冷凍してチンしてからハサミでチョキチョキする
みたいな簡単な動作で準備できるようになったことでかなり楽になってきたような気がしている。

5ヶ月離乳食時期を過ごした感想

一番思うのは、あんまり先のことを考えず、近い目標にむけてまず準備して、それだけこなしていけばよかったなぁ…ということ。
先のことを準備しようとしすぎると、夫と担当育児タスクの大変さに大きな差が出た気がしてかなりイライラしたので、オススメしない。

そもそも食材はそんなに溜め込んでも食べきれないので、そんなに先まで頑張らなくて大丈夫だった。
このような考えに至ったので、これから先大人と子供のご飯まとめて作る日々は来るのか…?とかは考えないようにしている。

しかし書いてみて、楽な方ばかり選択したとしてもやっぱり色々苦悩したなぁ…としみじみ思う。

家庭内離乳食事業を受け負っている方、自分を褒めつつのんびり乗り切って欲しいと思う。

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