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ピアジェの認知発達理論

自分を中心に世界が回っていると思う自己中心性や、

無生物にも生命があると思ったりするアニミズム

これを前操作期(2〜6歳)という

これは

ピアジェの認知発達理論です

こう説明されると

なるほどと、自分の子育ての記憶なんかが呼び起こされます

つまり、2歳〜6歳くらいまではどうしたって

個体差はあるでしょうが

客観性を無理には押し付けたりはできないということですね

幼稚園児から小学生への移行と重なります

6〜7歳以降から

客観的、抽象的、論理的に考えられるようになる

具体的操作期

みている相手の立場にたてたり、カテゴリー

分けできるようになったり、同じ量のジュー

スを大きさのちがうコップに入れ替えても見

た目はかわるが量は変わらない、同じだと理

解できる保存の概念を獲得します

そして

形式的操作期

11歳以降

XとかYとかでてきますね

目に見えない抽象的な概念でも論理的に考え

れるようになります

これは自分でもよく覚えているのですが

やたら宇宙のことや抽象的なことを学校のベ

ランダで考えていました。

ピアジェは認知が正しく行えることをオペレ

ート、操作と呼んで、四段階に分けて子供の

認知能力を考えました。

ところで

自分自身が

ずいぶんあとになってアニミズムや神話知

について色々調べていくことで、科学やグロ

ーバル化からはずれたところの野生というの

か文化人類学的な多様な知のありように魅了

されていくと(東洋思想もそうですが)

太陽は自分達があげているという

ネイティブアメリカンや山川草木悉皆成仏の

日本のアニミズム的な自然観などが

未発達な前操作期的なものになってしまうか

なと少しピアジェに対してカウンター的な感

じがでてきます。

認知の能力や文化についてはとても面白いと

ころですね。






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