楽しむ

楽しむのが一番。楽しんだもん勝ち。

よく聞く言葉だし、私もそう思っている。

けれど楽しむって実際どういうことなのか、一度「楽しむ」の中身を分解をしてみたいと思う。


私は言葉の意味を理解する時、よく別の言語に訳してみることが多い。
「楽しむ 英語」で検索。

enjoy
have fun
take pleasure
amuse
revel
rejoice
delight
luxuriate

色々あったけど、よく使うのは上の2つ、3つくらい?

日本語で「楽しむ」と言った時に一番近いイメージがあるのは、have funなんじゃないかと思う。

「楽しんでいる」情景を思い浮かべてみたら

おそらく、そこに見えている人って笑顔なのでは?

その瞬間にやっていることを、全力で
セリフにするなら、「わ〜!楽しい!ウキウキする!いえ〜〜い!!」
こんな感じ?

だけど私が想像する「楽しむ」は少し違う。
この楽しむはenjoyに近いと思う。
enjoyの和訳に「面白がる」が出てくるのだけど、かなり言い当てているような。

funは与えられたものに対して、楽しい!って反射的に受動的に生じる気持ち、
enjoyは興味を持って、あれこれ自分で試したり考えたりする過程そのもの
というのが私の解釈。


前インスタライブで、好きと楽しいは違うと思うっていう話をした。
嫌いなことを好きになるのは難しいけど、嫌いなものでも楽しむ方法はきっとあるはず。

嫌いなもの、好きではないものに対して、ウキウキ取り組むことは出来なくても、好きじゃないなりにああでもないこうでもないと頭をフル回転させて身体を動かしてみる、その過程はもう楽しんでいるに入ると思う。


実際私だって何かに取り組むに際して、楽しいっっ!!と常に目をキラキラさせている訳じゃない。ほとんどうまくいかないし、ほとんどが悔しいっていう感情に埋め尽くされている。

だけど悔しいからこそ、それをどう自分で納得できるものにするか、その試行錯誤はたまらなく興奮する。


その部分に興奮して、熱狂できるかどうか、

才能なんてものが存在するなら、

それがそういうものなんだと思う。



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