前日

昨日の点滴のおかげで
翌朝起きて少しオシッコが出た。

ちょっと安心して、シリンジで水を飲ませ
また数時間後にオシッコがしっかり出たので、

それから数時間おきにトイレに連れて行って介助してみることに。
トイレを踏ん張れずヨロヨロするけど支えているとオシッコできたり、でもその後そのまま中で横だおれで寝てしまったり。(慌てて砂を新しいものに入れ替えました)

昨日は寝返りもなかなか立ち上がれずにできなかったのに、今日は自力で立ち上がって もう1匹がお昼寝しているところまで歩いたりしました。

トイレから自分で歩いて出てくることもできた。

トイレではヨロヨロしていてうんちが、踏ん張れなかったので出なかったけど
後でベッドのペットシーツの上に寝ているときに寝たままできました。
1日ぶり以上でうんちが出て、うんちが出てこんなに喜んだのはじめてかもしれない、と思いました。

ペットシーツの上に立たせて膀胱を刺激してオシッコ介助をしたら出て喜んだり、でも無理せず横になったままシートの上で出ちゃうのも本猫が嫌がってないのでよしとして シートを何枚も広めにひきました。

おしっこが出てもうんちがでてもいっぱい褒めました。

ペースト食を食べさせた量は昨日より減ったし
嫌がって前足で拒否するけど
その分の体力がでてきた!?と思い、

明日も明後日も今日のような日が続くと思っていました。

(でも最長1週間から10日かなと思ってた。
点滴は1日3〜4千円かかったけど金額は気にならなかった。)

夕方、連休でお休み中の病院に行き(入院患畜のごほんのついでに)看護師さんが点滴をしてくれ、
最中はおとなしくしていたのに
点滴が終わったとたんに自力で起き上がって早く帰りたそうにして、微笑ましくて皆で笑いました。


夜になって、夫が帰宅して
会うことができました。


もう、冬以降 じゅうぶん私たちの希望以上に頑張って生き永らえてくれたので

ご飯もお水もいらないならもういいよ、
嫌なことはしないで
好きなタイミングでいけばいいよ。

と、思っていたけれど

夫には 最後ひとめでも生きて会わせてあげたかったので
昨夜、何度か耳元で
『 明日の夜とーさん帰ってくるよ。
   それまで頑張って。』
ってお願いしてしまった。

賢い子はちゃんとお願いを聞いてくれました。

翌日は
朝、出勤する夫をリビングで見送り
夜帰宅する夫を待つことはできませんでした。

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