3DCG、ことはじめ
「ことはじめ」
物事に初めて手をつけること。手始め。着手。
この記事は「早稲田最大のデジタル創作系サークル:MIS.W」の
これから3DCGを始める人向けに制作されました。
先人が素晴らしい記事をいくつも残してくれていますので、そちらを紹介していきながら、
初心者が3DCGを知り、始めるまでの道筋になればと思います。
それでは始めていきましょう。
3DCGって、何?
三次元コンピューターグラフィックス、の略で、三次元の形状をコンピューターで計算して、画像(二次元平面)として出力しよう!というものです。
我々デジタルネイティブ世代にとって、こういうのが3DCGだよね、と言えば簡単に思い浮かぶぐらい身近なものですね。
とはいえ、まだよくわかってないけど、何となく3DCGに触れてみたい!という人もいらっしゃるかと思います。
3DCGは具体的にどういうことができるのか、見ていきましょう。
3DCGでできること
1. キャラクターを表現する
2. 無機物、景観を表現する
3. エフェクトを表現する
4. 設計、シミュレーション
3DCGはこういうものを表現できます。
作ってみたい!と思えるものは見つかりましたか?
3DCGをやるのに必要なもの
それでは実際に3DCGを始めるのに必要なものを紹介します。
1. パソコン
三次元コンピューターグラフィックスですので、コンピューターがないと3DCG制作はできません。
3DCGでは画像を処理するために、ある程度のグラフィック性能を必要とします。扱う3Dモデルが複雑で、数が多ければ、それだけ必要なパソコンのスペックは上がります。これから趣味にしていくのであれば"グラフィックカード"搭載のパソコンを検討しましょう。
とりあえず目安として、早稲田生協のLet's Noteは、かなり軽量なソフトであれば動きます。
また、OSですが、よくわからなければWindowsを買いましょう。対応していない3DCGソフトウェアがたまにあります。
2. 3DCGソフトウェア
↑画像が記事へのリンクになっています
3DCGを作成するための様々なソフトウェアが開発、提供されています。それぞれのソフトウェアで得意不得意があり、どれが一番いい!ということは決められません。
さらにWikipediaを見てもらうとわかるのですが、3DCGソフトウェアって用途によってめちゃめちゃたくさんあります。全てをお伝えすることは不可能です。興味がある人は上記画像のリンクか、Wikipediaなどを見てみてください。
でも、どれを使ったらいいかわからないぜ!
そういう方はBlenderをおすすめします。
どうしてBlenderなん?
1. 無料
3DCGソフトウェアは基本的に高額です。
学生料金があるソフトも数多くありますが、趣味として使い続けることを考えると、無料であるBlenderに慣れ親しむのをおすすめします。
2. 軽量
Blenderは3DCGソフトウェアのなかでも、かなり動作が軽量です。
パソコンにお金をかけられない場合でもBlenderなら3DCGに触れることができます。
3. ユーザーコミュニティが充実
Blenderは数多くの初心者が利用しています。
したがって、初心者向けの情報が他のソフトより多いです。
4. どんな3DCGツールも基本は一緒
作業フローや考え方などはどんな3DCGツールでも一緒です。
また、基本的なことでBlenderにできないことはないです。
このようにBlenderは初心者に優しい要素を多く含んでいます。
3DCGを仕事にしたい!このソフトが使いたい!という明確な目的が無い場合、Blenderを使うことをお勧めします。
3DCG制作って何をするの?
次回の講座で触れようと思います。
以下に簡単にまとまっている記事があるので読んでみてください。
今日はこの辺りにしようと思います!何か質問があればお気軽にTwitterなどにお寄せください。
Blender(2.92)インストール手順
講座ではBlenderを用います。手順に従って初期設定までお済ませください。
1. 以下のリンクからダウンロードする。
2. インストーラーに従ってインストールする
3. 日本語化する
4. (テンキーが無い人は)テンキー互換設定をする
Blenderではテンキーをよく使うので、この設定をしておくとよいでしょう。
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