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誌面でのdp3 quattroの色味

dp3 quattroで撮影した画像を掲載した号が仕上がってきました。じっくりと何度も見てから感想を言うべきですけど、う〜む、パソコンのモニターで見ていた時ほどの破壊力はありませんでした。やっぱり紙に印刷することで個性が削ぎ落とされるのかもしれません。紙は紙でも極上の紙を使っている場合は別でしょうけど、今は大半の雑誌が紙質をかなり落としている時代で、自分の雑誌も同様です。8000Dとの違いはよく分かりました。8000Dのほうが断然優等生で、dp3 quattroは先生を困らせながらもみんなの愛されキャラって感じでしょうか。でも、フォビオンの良さを最大限に発揮させられたかというと、自分で見る限りはできていません。

ただ、ただ、すみません、自分で見る限りの話です。一冊作るのに渾身の力を込めているので、生まれたてホヤホヤの時点ではいつも正当な評価ができないんです。今、書きながらパラパラと誌面をめくっているのですが、フォビオンならではの奥行き感は出ているような気がします。ピントが来ているところのパキッとした解像感は完璧で、ボケの部分は良い意味でザラザラとしていて最初に見た時は違和感を覚えました。色々と思うところが多くてまとまりません。3年後くらいに冷静な判断ができると思います。そんなものなのです。時間のない中で集中して仕上げて印刷所に渡しているものですから、子供のように愛情はあるものの妥協している部分もあればミスもかなり多くて感情がゴッチャゴチャになるのです。

dp3 quattroで撮影した画像を掲載するまでの工程での反省点もあります。シグマのフォトプロ?での現像に慣れていませんでした。印刷所に納めた後にシグマのほうで解説動画を出していることを知りました。おそらく3編に分かれていて最初の動画を見ただけですので、次回までに全てチェックします。

dp3 quattroで撮影したのは2日間。今回は初日に撮影したものを掲載しました。次号は2日目に撮影した画像を掲載します。次号といってもあと3週間ほどで締め切りがやってくるのですが、それまでにフォビオンの良い部分を引き出す工夫を見つけようと思います。その作業をする中でfplを試します。fplの画像もおそらく同じ号に掲載します。見比べてみます。

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