舞台「象」魅力的な7人の俳優陣と演じる役どころについて
主演
松山悠太役/安西慎太郎。
〇安西慎太郎にしか創れない世界。
数多くの鬼才演出家たちから、「安西慎太郎が良い」と名指しされる安西慎太郎。安西慎太郎しか創り出せない人物像がそこにはいつも存在しています。繊細さの中に潜ませる鋭利な刃物のような鋭さ。その安西慎太郎にしか出せない演技表現は観客を魅了し続けて来ました。今回は初演出となる小林且弥からの指名を受けて、幼少期に父親から虐待を受けて育ち、その度に「笑え」と強要され続け精神的に支配されてきた主人公、クラウン見習いの青年「松山」を演じます。
苫坂光役/菅原健
〇今大注目の若手俳優 菅原健。
映画・ドラマで鍛え上げた機微を捉える適確な感情表現の数々は思わず唸りたくなるほど頼もしい。業界内で話題となっている確かな演技力で、最年少の実力者、空中アクロバット担当の苫坂光を演じます。
工藤まり役/鎌滝恵利
〇鎌滝恵利の圧巻のパワーと説得力。
とにかく全身全霊、体当たりで表現し続け、舞台はほぼ未経験ながら、演出家も共演者も「納得」させてしまう。チャーミングで愛らしく、でも格好いい。そんなパワフルな女優魂で名監督や演出家から高い評価を受ける鎌滝恵利。サーカス団の事務員兼アシスタントの工藤まりを演じます。
根本賢役/伊藤裕一
〇伊藤裕一の華やかな棘
誰しもが目を奪われる華やかな存在感と、きれいな華にある少しの毒のようなスパイス。その秀逸なバランスで我々を圧倒し続けてくれる俳優・伊藤裕一。その類まれなる客観性でどんな現場でもあっという合間に空気を捉えて１つの場の先陣を切り、チャレンジを続けてくれる伊藤裕一。今回は、主人公松山（安西）の指導係で上下関係に煩いクラウン、根本賢を演じます。
志茂悦子役/伊藤修子
〇個性しかない個性派女優、伊藤修子
独特のセンス、味つけで様々なキャラクターを伊藤修子色に染め上げる個性派女優、伊藤修子。
今回は、このサーカス団を愛し、このサーカス団の一番の古株、曲芸バイクの志茂悦子を演じます。
アンドリュー（安藤友也）役/木ノ本嶺浩
〇木ノ本嶺浩の放つ色彩。
仮面ライダーでジュノンボーイ。そんな溢れる「カッコよさ」を忘れるほど木ノ本嶺浩が演じる役はどれも鮮烈な印象を残す。何万通りの彼しか出せない色と振り切りで正解を作り出す俳優・木ノ本嶺浩が演じるのは見栄っ張りでスター気質の綱渡り担当「安藤（アンドリュー）」
八子辺肇役/大堀こういち
〇みんな大好き、大堀こういち。
脱帽の表現力とコミカルさ。全幅の信頼と安心の大堀こういちが、このサーカス団の団長八子辺肇を演じます。
7人の個性豊かな俳優たちが、サーカス団の団員を演じます。
どうぞお楽しみに。
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