格闘技やっている人に優しい人が多い(気がする)理由3つ

GWはジムでスパー漬けだった僕ですが。

元プロの方とマスやって、
試合ならダウンするパンチ沢山貰っているけれど、「いやいやギリギリですよ」って言って貰えると嘘でも嬉しいよね☆

………

というわけで、僕はキックボクシングのジムに通っているのですが、
スパー上手い人って優しい人が多いし、
真摯な方が多いんですよね。
勿論、表面的な部分なので、奥深く潜ればDV性能持っていたり、
世紀末覇者の遺伝子が組み込まれているかもしれませんが。
僕自身もとってもナイスガイ…かどうかはさておき、
ナイスガイで在りたい・在ろうとはしているので、

その優しさに対しての背景をいくつか考察してみました。

1.いざとなれば〇せるのに〇さない。
格上の方とスパーやるといつも思うのが、
「この人本気出したら僕のこと30秒あれば〇せるよな」
ってこと。

でも、そこを自制して(?)技術の応酬と指導に終始してくれている訳で(※)。

「あ~なんかむっしゃくしゃするからちょっと強めにいわしたろかなぁ~」
とか、
「こいつの顔あんま好きじゃないからちょっと骨格変えたろかなぁ~」

とか、思っていても(?)態度には出さずに技術の向上を目指すその精神性=優しさに繋がるのではと。

そういう意味では、床屋さんや医者も優しいね。
カット中や手術中に
「あ~こいつの頸動脈このハサミ(メス)でピュッといってやろうかなぁ~」
って欲求を自制しているわけだからね!!

※因みに、試合前の追い込みではその限りではなく、優しい方々は多少自分が貰うリスクを冒しても流血・骨折沙汰のダメージを与えてくれます。
それによって試合本番の恐怖心は薄れるので、それはそれで優しさ…??

2.技術の限界を知っている。
これは僕のような弱小アマチュアなんちゃってキックボクサー特有だろうけど。
正直、階級上の人間にゴリ押しで来られたらどうにもならんし、
喧嘩なんかもしあったら罪悪感をママの子宮に置いて来ちゃった人には絶対に敵わないなって実感している。
故に、誰に対してももめ事になるようなものの言い方や態度は出さないようにって気を遣っている。
なるべくフラットに、フラットに。
敵なんて作らない方がいいですからね。

3.人は見かけで判断できないことを痛みによって学んでいる。
これは2.と被るけど。
兎にも角にも「え?この人めっちゃえぐない?」って人が、
普段はすーっごく地味だったりするのよね。
淡々と作業のようにぼこぼこにしてくれる。
「私服イオンに売っているような英語プリントダボダボTシャツの癖に、脱いだらごっつ体幹えぐいやん貴方(失礼)」的なこと、結構ある。

これについては、仕事でも言えることで。

冴えない見た目(失礼)した方が、実は多部署にまたがって沢山の仕事を任されていて、職場の屋台骨を支えていたりするんですよ。
そういう、見た目や一側面だけでは相手の能力全てなんて測れやしないってことを痛みを伴って知っているから、人に対しては礼儀を尽くそうってマインドになる。

………

以上、なんか根本で人を見下してしまいそうな本能バリバリ持っている人間性がバレバレでちょっと恥ずかしいけれど。

仕事の経験と相まってキックボクシングを学んだことで人とフラットに接する力は身についたし、
誰に対しても平等であろうとする気持ち=優しさの一要素
と捉えれば、
やっぱり格闘技を極めている人ほど優しさを持ち合わせている気はするんですよねー。

ま、例外もたっくさんあると思いますけどね☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?