見出し画像

IELTS(アイエルツ)受験前に絶対に知っておきたいこと

IELTSは世界中の10,000以上の大学や企業で認知されている、
グローバルスタンダードな英語技能テストです。
IELTSの略はINTERNATIONAL ENGLISH LANGUAGE TESTING SYSTEM

このテストを受講する人は、この3つの理由にがあるかと思います。

英語圏で仕事をする為
英語圏に移住する為
英語圏の大学に入る為

この英語圏というのは、
主にイギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダです。
アメリカでは、TOEFLが主流ですね。

ただ、アメリカでもIELTSを受けれている大学もあるので、
事前にしっかりと確認してみましょう!

IELTS(アイエルツ)受験前に絶対に知っておきたいこと


結論、IELTSの種類を知ることがとても重要です。
受講前に、IELTSを受ける目的を明確にする事がとても大切です。

IELTSは2つの種類があります。

①IELTS ACADEMIC
・学士、修士学位を取得したい場合
・英語圏で専門的な就労場所で仕事をしたい人向け

②IELTS GENERAL
・移住して、ビザを取得したい場合
・パートナーが永住権を保有していて、海外移住したい人向け

上記をざっくり分けると、下記の通りになります。

画像1

ACADEMIC=勉強のため
GENERAL=移住と一般的な仕事のため

後、イギリスに移住を検討されている方は、
実はIELTSにはもう一つあります。
その名は、「IELTS LIFE SKILLS」です。

2015年から導入されているテストですが、
SPEAKINGとLISTENINGの2つにのみのテストです。

4つの技能で構成されているIELTSテスト


Listening, Reading, Writing, Speakingの4技能を図る総合的なテストです。

Listening
合計時間:30
問題数:40問
Reading
合計時間:60分
問題数:40問
Writing
合計時間:60分
問題数:2問
Speaking
計時間:10-14分
問題数:3つのパートを試験管と試験会場で実施

パソコンの場合、Listeningのセクションが10分間短いです。
紙の場合、問題用紙を回答用紙に記入する時間が10分間あります。

全ての科目で2時間45分間のテストです。
パソコンの場合は、終了時間が10分早いです。

**注意**
休憩無しで、Listening, Reading, Writingは全ての同じ日に受けます。
SpeakingはListening, Reading, Writingが終了後に休憩を挟んで受けます。
もし、当日でない場合は、7日以内に実施するケースもあります。

IELTSのライティング問題とは?


合計時間:60分
問題数:2問

Task1-最低150文字数が必要
Task2-最低250文字数が必要

ACADEMICのWRITING TASK①の問題
・課題に対する自分の意見を文章にします。
・自分の意見をサポートする理由や考えを文章にします。

ACADEMICのWRITING TASK②の問題
・円グラフ、棒グラフ、折れ線グラフなどのチャートの説明します。
・チャートを要約して、情報を自分の言葉で説明します。

GENERALのWRITING TASK①の問題
・自分の状況を説明したり、苦情をいれたりする手紙形式です。
・具体的な問題を提示し、解決方法を自分の言葉で説明します。

GENERALのWRITING TASK②の問題
・課題に対する自分の意見を書きます。
・自分の意見をサポートする理由や考えを書きます。

IELTSのリスニング問題とは?

合計時間:30分
問題数:40問

ACADEMICもGENERALも問題内容は一緒です。

マッチング問題
複数の選択問題
空白を埋める質問(マップ、チャート、住所、申込用紙など)


LISTENINGのSECTION1の問題
・2人の日常的な会話の聞き取りです。

LISETNINGのSECION2の問題
・モノローグ。イベント説明や道の案内をする聞き取りです。

LISETNINGのSECION3の問題
・2人から最大4人までのちょっと専門的な会話の聞き取りです。

LISETNINGのSECION4の問題
・モノローグ。大学の講義などの講義の聞き取りです。

**注意**
4つのセクションで構成されており、音声は一回しか流れません。
アクセントの強いIRISH系の発音がある時もあります。

IELTSのリーディング問題とは?


合計時間:60分
問題数:40問

マッチング問題
複数の選択問題
TRUE/FALSE/NOT GIVENの3択から選ぶ問題
空欄を埋める問題(チャート、短文の文章、要約の文章など)


ACADEMICのREADINGの問題
・3つのパートで構成されており、全てが長文です。
・図、グラフ、チャートなどが入っている場合もあります。
・専門的な単語や使っている単語自体がGENERALより難しいです。

GENERALのREADINGの問題
・3つのパート分けで構成
・パート1: 日常的に耳にする2-3の短い文章。
と公式ではありますが、実際にはもう少し長いです。
・パート2: 仕事絡みの2-3の短い文章。
と公式ではありますが、実際にはもう少し長いです。
・パート3: 一般的な話題について1つの長文です。

IELTSのスピーキング問題とは?

合計時間:10-14分
問題数:3つのパートを試験管と試験会場で実施

ACADEMICもGENERALも問題内容は一緒です。
3つのセクションで構成されています。

LISTENINGのPART1の問題(4-5分)
・簡単な日常会話レベルの質問がされます。

LISTENINGのPART2の問題(3-4分)
・トピックを渡されて1人で2分間話します。
・トピックを話す前に、準備する時間が1分あります。
・試験管が1-2個の簡単な質問をする場合があります。

LISTENINGのPART3の問題(3-4分)
・PART2であったトピックに関して、試験管が質問を投げかけます。
・試験管の質問の仕方や、単語も意図的に難しくなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

現状、日本ではIELTSよりもTOEICの方が有名だとは思いますが、
海外に行く人間が増えれば、
IELTSは日本でのどんどんと知名度が高くなるかと思います。

また今回はお伝えできませんでしたが、
IELTSの模擬テストを実施されることを強い推奨します。
色々とオンラインサイトに行くと無料なサイトが掲載されています。
実際に、模擬テストを実施して、現状の自分のレベルを知る事が大切です。

その後、対策を立て、FEEDBACKを貰って、改善をしていく形になります。
是非、目標のスコアを取れるように頑張っていきましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?