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俳句・短歌について聞いたこと覚え書き

突然ですが、短歌ってエモいですね。

 推し短歌というジャンルを知って「ストレートに好きというのも素敵だけど、分かる人に分かる符牒を込めて詠む文化の奥ゆかしさがいい!」と思うようになりました。

 入門書を読んでもイマイチピンと来ないので、近所にお住まいの文化人の方にお話を伺うことにしました。
 お庭で花のお手入れをなさっていたので声を掛けると気さくに応じていただけました。
 ※ここで聞いたことはあくまで私がお話を聞いた先生が所属している句会の話ですが、私個人の忘備録として書いておきます。

 お手入れをしていた花は桔梗、品種は五月雨桔梗という初夏に咲く花と教えて下さり、いい滑り出し。

 「まずは新聞に投稿された句や本を読んで、好きだなと思った句を真似すること。書道もそうだけど、初めはなんでも真似から入る。いきなり自分の味を出そうとしない」
 確かに、目についたものをいきなり五七五に当てていたなぁと反省。

「でも、一番大事なのは『客観視』。私もまだまだできてないけど、とにかく客観的に見て、見たことを詠む」
 客観視……? 意識してなかったので目からウロコ。

「自然と詠めるようになってきたら、小さな花や季節の移り変わりが細かく見えるようになってくるよ。楽しみながらやることだね」
 と、締めてくれました。

 客観視、客観視……。
 改めてそう言われると、自分のことすら客観視できてないなと気づきました。
 客観視って何?
 まずは客観視という概念を理解するところから始める必要がありそうです。 

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