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Pointsの型とFacetsでの定義

こんにちは。上京して1か月で、千葉県に引っ越しをしたイレバサングラスです。 今回は、Niagaraで扱うデータであるPoints(ポイント)の型を紹介していければと思います。 ポイントの概要については、以下の記事で解説をしております。是非ともご覧ください。 

上記の記事でPointsには型が存在すると説明しました。おさらいすると以下に分けられます。

・Boolean(ブーリアン)型・・・trueとfalseを返すもの
・Numeric (ヌメリック)型・・・数値を扱うもの
・String(ストリング)型・・・文字を扱うもの
・Enum(イーナム)型・・・値によって処理を変える
(その他の型もあるみたいですが今回は上記4つだけで説明します。)

と上記のように説明しました。 

でも実は私がNiagara講習で、このそれぞれの機能をすべて習ったわけではないので多少調べながらの説明になります。

Facets(ファセット)

いきなりですがここでFacets(ファセット)の説明です。
FacetsとはPointsの表示方法を定義するものです。Boolean型、
Numeric型、Enum型、String型にそれぞれ異なる表示を定義します。

具体的には以下に示すと通りです。

Boolean型

truefalseそれぞれに文字列の値を設定します
例 
trueの場合「On」,falseの場合「Off」
trueの場合「Start」,falseの場合「Stop」など

上記の場合trueやfalseの値に「On, Off」や「Start, Stop」などを定義することによってそれぞれが、監視するPCの画面に表示されます。
trueの条件がそろっていればPCの画面にはOnやStart,
それ以外はOffやStopと出るわけです。

Numeric型


一言で説明すれば数値を扱う型ではありますが、付け加えるなら数値に単位を与えた定義した型になります。 

20[W]、100[V]、20[%]など

上記のように設備の機器の出力をJACEが検出してそのままPCの画面には出力値と単位が表示されるのですが、その単位を定義する型がNumeric型です。

Enum型


識別番号を持っており、その番号に対応する値を定義します

0 であればCold、1であればWarm、2であればHotなど

Boolean型では、trueかfalseの2パターンですがEnum型に関しては
3つ以上の値を扱えます。

String型

文字列の最大の長さなどのデータの形式を定義できますがこの型は上記3つの型のどれにも置き換えることができます。 String型でありながら設定次第でBoolean型の true、falseの値やNumeric型で扱う単位の定義、Enum型のように識別番号を持ちそれらの値を定義することも可能です。 もはや万能型です。


最後に


ここまでご覧頂き有難うございました。 結論もう全部String型で処理すればいいじゃ無いって思うかもしれないですよね。私もそう思っておりましたが、それぞれを使い分けることによってシステムの不具合を減らしていけるだとのことです。私も勉強中なので詳しくは語れませんが、少しでも皆様の勉強になるような記事を書いていきたいと思います。

Pointsの型とFacetsでの定義でした。


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