見出し画像

運動神経がなかった自分から


こんにちは、パンクロッカーの井下斗和です!今日はPLATHOMEの『漫画図書館』で、過去の自分について振り返っています。今回のテーマは『運動神経がなかった自分』です。

私は小学生の高学年になるまで、運動が本当に苦手でした。両足飛びもできないし、ブランコを漕ぐことさえもできなかったんです。病院の先生からは「運動神経が3歳レベル」と言われていたほどです。そんな私が変わるきっかけとなったのは、漫画家の鈴木伸一先生からいただいた言葉でした。彼は「何事も興味を持ちなさい」と言ってくれたんです。

この言葉を胸に、私はさまざまな運動系の習い事に挑戦するようになりました。最初は、ほとんどのことがうまくいかず、上達しないことばかりでした。それでも、様々なことを続けていたおかげで、中学2年生の冬に大きな発見がありました。それは、マラソンの授業中に訪れました。走っても走っても全然疲れないことに気づき、驚きとともに「めちゃくちゃ楽しい!」という感覚が生まれたんです。

それから私は初めて、自分に向いているスポーツを見つけたと感じました。その興奮の勢いで、友達や家族に「今年中におばあちゃんの家まで100kmのマラソンを完走する!」と宣言してしまいました。もちろん、周りからは「本当にできるの?」と笑われましたが、私は本気でした。

しかし、年内に残された時間はわずか数週間。親も最初は反対しましたが、私の意思が強かったため、ある条件付きで挑戦することになりました。その条件とは「練習で100km走りきること」。挑戦の結果、100kmには届かなかったものの、88kmまで走ることができました。この頑張りを見て、親も納得し、おばあちゃんの家まで走ることを許可してくれました。

いざ実際に距離を測ってみると、おばあちゃんの家までの距離は120kmもありました。最初の目標よりも遥かに遠かったのですが、私は「やるしかない!」と決意しました。そして、2日間かけて120kmを完走しました。この達成感は今でも忘れられません。ただし、足の裏は限界に達していましたが、体は不思議と疲れずに走り切ることができました。

その後も私は挑戦を続け、一本下駄でのランニングにも挑戦しました!

この経験から学んだのは、どんなに小さなきっかけでも、それが大きな変化をもたらすことがあるということです。運動神経がないと決めつけず、何事も興味を持って挑戦することで、新しい自分を発見できるのだと感じました。

井下斗和でした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?