見出し画像

レコードの魅力について



レコードの魅力について

パンクロッカーの井下斗和です!

近年では、サブスクリプション型の音楽配信が主流になり、手軽にスマホで音楽を聴ける時代となっています。これに伴い、CDやレコードはどこか古びた、懐かしいアイテムのように扱われがちです。特にレコードは、CDよりもさらに昔のフォーマットということで、"太古のもの"と感じる人も多いでしょう。実際、古いフォーマットではありますが、それだけにレコードには他にはない独特の魅力があるのです。

その一方で、現在のレコードの需要は、必ずしも「音楽を聴く」ためだけではなく、「インテリア的なエモさ」やビジュアル面での魅力が注目されていると感じます。これもまた確かに一理あります。レコードジャケットは大きく、アートとしても価値がありますし、部屋に飾ると雰囲気がぐっとおしゃれになるのも事実です。しかし、私はレコードを単なるインテリアとしてではなく、音楽を楽しむ手段としても強く推したい。

レコードの一番の魅力は、その「生音」だと思います。音の温かさ、質感、そして何よりも「息遣い」がリアルに伝わる。この臨場感こそ、他のフォーマットにはない大きなポイントです。レコードを聴くと、まるでアーティストが目の前で演奏しているかのように感じることがあります。もちろん、現在のサブスクリプションの音楽も非常にクリアで、技術的には進化しています。しかし、私にとってその「きれいすぎる音」がどこか物足りないと感じる時もあります。圧縮されたデジタル音楽は、確かにクリアですが、リアルな息遣いや「ライブ感」を感じにくい部分があるのです。

デジタル音源では、音が圧縮され、情報量が少し削られているため、その分クリアな音作りにしなければ、スマホやパソコンの小さなデバイスに入りきらない。だからこそ、デジタルの音楽は完璧すぎるというか、どこか「整いすぎている」感覚がある。これはCDにも同じことが言えますが、サブスク音源に特に強く感じる部分です。その点、レコードは音の1つ1つが荒々しくてリアル。それがまた味となり、聴いていると「音楽を体感している」気持ちになります。

実際にレコードで音楽を聴いたことがない人には、ぜひ一度試してもらいたいです。特に、自分が好きなアーティストの作品をレコードで聴くと、新しい発見があるかもしれません。音の深みや重みが感じられる瞬間、これはサブスクでは味わえない特別な体験です。

ちなみに、私が最初に手に取ったレコードは「走れコウタロー/ソルティー・シュガー」。その後も「ラモーンズ」や「ビートルズ」、そして「忌野清志郎」など、多くのレコードを集めてきました。それぞれの音楽がレコードで聴くと一層リアルに響き、心に染み渡る感覚がありました。

HIUか何かで自分でレコードを聴く会のようなイベントを主催したいと考えています。レコードに興味を持っている人たちや聴いてみたいと考えている方々と一緒に、その魅力を共有し、音楽の楽しさを分かち合いたいと思うのです。

これからもどんどん行動していくので応援よろしくお願いします🙇

井下斗和でした!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?