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最近怒りを覚えたこと



パンクロッカーの井下斗和です!

土曜日にはいよいよ『狛江フェスティバル』が開催されます。自分はAIアートコーナーと子ども商店の担当として準備を進めています。

さて、本題に移らせていただきます。『最近怒りを覚えたこと』について、心の中で燃え上がった感情をここで吐き出そうと思います。

少し前の話ですが、私は子どもにビジネスを教えるというコンセプトのグループに参加していました。初めは「面白そうだな」と興味を持ち、ワクワクしながら活動に参加したのですが、すぐにその期待は裏切られることになります。

そのグループの代表が話し始めた内容に、私は言葉を失いました。狛江市民まつり、何万人もの人々が集まる大規模なイベントで店を出すという企画でした。まあ、ここまではまだ理解できます。しかし、驚くべきはその参加費が1人2万円だということ。冗談かと思いましたが、これが現実でした。

さらに驚愕したのは、その2万円の結構な割合が大人の給料として消えていくという事実。日給1万円で、大人二人分の給料が1人分の参加費で賄われる形になるのです。この計画が本当に裕福層向けだというならまだしも、そんな理由では到底納得できません。

そして、さらに疑問に思ったのが、文房具に数万円も割り当てられているということ。文房具なんて、みんなが持っているもので、そこに無駄なお金をかける必要はないでしょう。コストカットなんて簡単にできるのに、それすらも考えない姿勢に、私は深い憤りを感じました。

裕福層だろうと、こんな意味の分からないグループに入るべきではありません。この日本で、本当に裕福層がどれほどいるのかを考えたら、おそらくほとんどいないでしょう。そして、そんな行為が子どもの夢を狭めてしまうのではないかと、私は強く感じています。

ビジネスはお金がかかるということだけを子どもに教え込んでしまう。その結果、親が苦しむ姿を目にして、子どもが遠慮し、夢を持つことすら恐れてしまうかもしれない。ビジネスにおいてお金は重要ですが、それ以上に人からの信頼や信用が何よりも大切だと私は信じています。

根本的な問題に戻りますが、子どもが自分の意志でビジネスをやりたいと思うことがあるでしょうか?そんなことは、まずあり得ないでしょう。結局、こうしたイベントは大人や親のエゴによって成り立ってしまうのです。子どもたちは、本来自由に学び、自由に考える権利があるべきです。

私も最初から「世界を変える男」なんて名乗っていたわけではありません。ただ、漫画や音楽が好きな普通の少年でした。そこから、たくさんの人との出会いを経て、バンドやビジネス、教育、政治に興味を持つようになったのです。それは、誰かに強制されたわけではなく、自分の意志で決めたことでした。

最初から大きな夢を持っている人なんて、この世界に一人いるかいないかです。ビジネスに目覚める人も、自分が心から熱中できるものを見つけ、それが自然とビジネスに繋がっていくものです。だからこそ、子どもに悪影響を与えてしまうようなことは絶対にしてはいけないと、私は強く思っています。そんな信念のもと、私はこのグループを辞める決断をしました。


井下斗和でした!



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